iPhoneLiDARは世界をスキャンする|現実と仮想世界の交差点


今回は「iPhoneLiDARで世界をスキャンする」という話を書きたい。

iPhoneLiDARを使おうと思った経緯

おおよそ、以下の人らの実戦投入の話の影響。

iPhoneLiDARで旅先のオブジェクトをスキャン!

「ただ、外に出る理由が欲しかった…」

コロナ禍で外出自粛ムードのはびこる中、フィールドワークとしてiPhoneLiDAR旅行に出ることは、とても希望のある考え方だと思う。

「旅に出る→出先で現実の物体をiPhoneLiDARでスキャンする→VR空間にスキャンした3Dデータを持っていく」というワークフローを実現するため、まずは現実の物体をスキャンする。

副産物として、iPhoneLiDARは旅先での体験を加速させる。

壮大な自然の景色を楽しみながら、最先端の技術の使い方を考えていくのも一興だろう。

iPhoneLiDARでスキャンした現実の物体をNeosVRに反映する

私が当面、目標としているのは「iPhoneLiDARで現実の物体をスキャン→VR空間に持っていく」を個人単位でも手軽にできるワークフローを構築することだ。

とりあえず、以下のような形で、iPhoneLiDARでスキャンした現実の物体をNeosVR空間内で反映することには成功した。

ただ、問題点として、

・スキャンデータそのままでは重すぎる
・iPhoneLiDARの性能的限界により、スキャンできるデータの精度に限界がある
・上記の最適化や調整に専門知識や時間が必要

といった要素が挙げられる。

ここを、どういった創意工夫で乗り切るかが、今後の鍵だろう。

(このあたりは、メッシュデータではなく、点群データで持ち込むのが今のとことのアンサーっぽい)

iPhoneLiDARの登場でVR空間はさらに加速していく

このように、iPhoneLiDARでスキャンした現実の物体をVR空間に持っていくこと自体は簡単にできるようになっている。

※簡単とは言ったが「僕にとっては(既に出来たので)簡単だけど、誰でも簡単にできるとは言ってない」案件。

iPhoneLiDARで世界をスキャンしよう!

とは言え、まだまだiPhoneLiDARで世界をスキャンするには、様々な課題が潜んでいる。

使用アプリの選定から、VR空間に導入する際のデータ軽量化など、最適化出来る余地は多分にある。

個人でのiPhoneLiDARアプリに関しては、記事内で何度もツイート引用させていただいているiwamaさんが先陣を切ってレビューを上げているため、ぜひとも以下の記事を参考にしてほしい。


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