詰将棋創作、有象無象

「つまらない」

創作を始めた頃、自作の詰将棋に対してこのような評をうけた。
私としては「おもしろい」と思って作っているわけであり、これはショックである。さらに、「つまらない」と評される理由がわかるならまだしも、初心者の私にはその理由すらわからない。理不尽ないちゃもんだと思いたかった。

しかし、その後創作を続けていく中で、「つまらない」と評される理由がわかった。「つまらない」には根拠があるのだ。さらに言えば、自分程度が作る詰将棋はほぼすべて「つまらない」と評される理由がある事もわかってしまった。

「有象無象」と評されたこともあるのだが、これは良くも悪くもぴったりな言葉だ。私がツイッターに詰将棋を投稿する時は、「有象無象」、その言葉が浮かんでくる。

とはいえ、私の投稿する詰将棋を「有象無象」と思うかどうかは、それを見た側の知識の問題であり、「有象無象」と思う人もいれば、思わない人もいる。それを知っていることが、ツイッターに詰将棋を投稿している理由の一つである。

また、「有象無象」と評する側の人に対して、「これならどうだ」という作品を創りたいというのも、創作を続けている動機の一つである。







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