マガジンのカバー画像

おいしいアイディア

18
考えたことなどをつらつらと。フードエッセイを読んだ感想も書きます。
運営しているクリエイター

#カフェ

"Little MOTHERHOUSE 開発会議"に参加してきました

 銀座に初の専門店を構えて再始動する食のブランド、”Little MOTHERHOUSE”。【途上国から「食」の可能性を世界に】を理念に掲げ、小さな一口から途上国の魅力に気付くきっかけ作りをしている。数カ月の販売休止期間を経て、遂に新作が発表されるとのことで、私も「Little MOTHERHOUSE 開発会議」に参加してきた。ここに集まった全員が新商品を試食し、票を最も獲得したものに1位の称号を与えるので、雰囲気は正に会議。立ち上げメンバーの方が言う「みんなで創るブランド」

チョコレートから途上国の可能性を開く #Little MOTHERHOUSE

 「途上国から世界に通用するブランドをつくる」ことを理念に掲げ、新たな挑戦を始めた会社がある。  MOTHERHOUSEはバングラデシュをはじめとした、所謂"発展途上国"に工場を持つアパレルブランド。その土地の素材と技術を使い、今まで見向きもされなかった各国特有の魅力に光を当てる。未だ気付かれていないが大きな可能性を秘めた「想い」を「かたち」にするのが彼らの仕事だ。  この魅力を伝えるのはそう簡単ではない。"途上国"と言うとどうしても心理的に同情が入り、モノ自体に焦点が向

コーヒーを美味しく感じた時

 高校生の時からコーヒーを美味しいと思ったことは一度もなかった。お金のない学生時代は高級なエナジードリンクを継続的に買う気にはなれず、消去法で手に取る"カフェインを摂取するための手段"としてコーヒーを選んでいた。私にとっては勉強中に覚醒するための薬だったので、その不味さが逆に良かった。良薬は口に苦しとはよく言ったもので、不味ければ不味いほど覚醒していた気がする。  はたまたス〇バのような"オシャレカフェ"にアレルギーを持っている私はなんとかフラペチーノなんて到底頼む気にはな