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おいしいアイディア

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考えたことなどをつらつらと。フードエッセイを読んだ感想も書きます。
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#フード

"Little MOTHERHOUSE 開発会議"に参加してきました

 銀座に初の専門店を構えて再始動する食のブランド、”Little MOTHERHOUSE”。【途上国から「食」の可能性を世界に】を理念に掲げ、小さな一口から途上国の魅力に気付くきっかけ作りをしている。数カ月の販売休止期間を経て、遂に新作が発表されるとのことで、私も「Little MOTHERHOUSE 開発会議」に参加してきた。ここに集まった全員が新商品を試食し、票を最も獲得したものに1位の称号を与えるので、雰囲気は正に会議。立ち上げメンバーの方が言う「みんなで創るブランド」

"韓国の深層に分け入る"緻密な食レポであり、感性的なフードエッセイを読む

 韓国料理を分かった気になっていた自分を反省した。韓国は5回も旅行した上に、新大久保にも入り浸っている私は全てを知り尽くした気でいた。表面をすくうだけのグルメ本にはない、"韓国の深層に分け入る"緻密で感性的なフードエッセイ。  これまで平野紗季子さんやスズキナオさんのフードエッセイを紹介したが、今回紹介する平松洋子さんはまた違うベクトルで食体験を描く。それは緻密な食レポであり、小説のような美しい表現をアクセントにした、彼女だけの読み味。どうやら30年以上韓国の味を探求してい

なぜ私は寿司ばかり食べるのか

 寿司を食べ歩いて1年。多い時には月8で新店開拓していた時期もあったほど。なぜこんなにも食べ続けても未だに飽きないのか、それだけ自分を惹きつける寿司の魅力をよく考えてみた。  一言で言うなら寿司にはストーリーがあるから。それは一口の中にも、一食の中にも、一年の中にもあって、それらが重なって歴史と奥深さを形成している料理だと思う。  一口。料理を構成する味、食感、香り。シャリとネタ、至極シンプルな組み合わせを繋ぐ山葵と薬味。私にとって究極の三位一体はここにある。これに加えて

フードエッセイストって魅力的

 noteを始めたきっかけはフードエッセイストの平野紗季子さん。彼女の著書「味な店」が想像以上に魅力的で、自分もリスペクトのようなパクリのような"パクリスペクト"な文章をnoteやInstagramにせっせと投稿してしまう。 ↑ ここから買っても私には1円も入りませんが、気になる方は是非。  グルメブックだと思って手に取ると印象が全く違う。グルメブックが情報を載せているなら、この本は食べ物を前にした胸の高鳴りと感動を書いている。それは料理そのものかもしれないし、内装かもし