『Borderline』木原音瀬-2023/01/28 日記#48
・ウソをつくな。
・木原作品の中でも、特殊なふたなり設定と少々のグロ表現があり、いつもと違う意味で人を選ぶ作品。
・痛くはない、と書いてるけど、ガレ目線で読むと普通に心が痛いよ。
・大好きな人は自分を利用することしか考えてなくて、その気持ちに答えてくれる気配はない。簡単に自分を置いていってしまう。切ない。
・ラストと書き下ろしで急に巻き返したけど、それまではいつも通りにうまくいかない現実と人間の嫌な部分、性格の悪い一面ばかりが描かれている。
・とはいえ、心身ともに屈強なジャックだけど、ものすごくほだされやすくて、何だかんだと許していってしまう過程が可愛くてよかった。
・愛情深くてひどい執着を見せる攻めも木原音瀬さんの得意技。
・軍事ものらしく前半で既に極限状態が描かれていて、軽いハッピーなお話がちょっとばかり恋しくなった。
・後半の再会シーンでは、もし再会することがあれば足の一本くらいなくなった時だろうなと思っていたらマジで足首1個なくなってて驚いた。
・木原音瀬作品でしか接種できない必須栄養素がある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?