2019/5/11 ACE 3days Special, ACE Acourtic Live “単独犯 ~the 高飛び” at 神戸CHICKEN GEORGE

ACE(G,Vo)

なんと、RISE以外で初めての単独犯。Aceさんワンマンのライブは東京でも見たことがなく、神戸でデビューとなった。

昨日の是方さんの幼児退行にはなんとコメントしていいのかわからなかったと言っていたAceさん。それでも「ギターはさすがです」と言うフォローも忘れない。

今年も来年の日程の発表があるのはわかっているらしく、なかなかにそわそわしているAceさん、
A「舞台にハけずに舞台の端っこにいようかな(笑)」
広い舞台にアコギ1本だけ、という非常にシンプルなセットを振り返って
A「ほんとになんにもないよね。サスケのコースをおこうかって話してたんですよ。時々火がブォッ、ブォッ!と吹き出したりして」

毎年とても良い時期に神戸にこられて嬉しいんだけれど、1日目は移動日だし、翌日のことを考えるとあちこち観光もできず…と嘆き気味だ。2日目は休みにしてもいいんじゃないかな、というひとことが後の伏線に。
A「桜は終わってしまったけれど新緑がとても美しくて。瑞々しい、水分をたくさん含んだ緑が日に透けてね…」
今日、ホテルの隣りの生田神社で見た新緑を思い出す。本当に日本の四季折々の風景がお好きなのだな。

この3daysは神戸のジャズ界隈を紹介するメディアの取材が入ったのだとか。神戸出身の是方さんも出演されるし、と熱烈なオファーがあったそう。
A「そもそも是方さんはもちろんジャズを弾いても素晴らしいのだけど、是Aはそういうかんじでもないし、二日目の今日は…フォーク?って感じだし、三日目はロックだし。それでもいいんですかって確認したけど、最近はジャンルを超えて音楽を紹介するようなこともやっているというのでお受けしました。でも名前が思い出せない。神戸〜、ジャズ〜で検索していただければ(笑)」

さて、お待ちかねのアンコールでは、オーナーさん自ら椅子を持って最前列に座ってAceさん待ち。舞台に出てきたAceさんは最前列の店長が掲げる紙を見ると爆笑。ドラムロールのSEが鳴る中、表彰状のように来年の日程の書かれた紙を渡されるものの、受け取ってそのまま後ろに投げるAceさん。苦笑しながら拾いあげて掲げつつ来年の日程を発表した。下に青い上で追伸とあったのを一度はスルーしたものの、客席に請われて開くと「2日目休日不可」と書かれていて見事に伏線回収(笑)

伸びの良い声に、シュアで美しい響きのアコースティックギター。ソロアルバム『TIME AXIS』、face to ace、洋楽/邦楽のカバーも織り交ぜてたっぷり2時間強24曲のステージで大満足だった。

1. 街の灯
2. 冬の花
3. HOW SILLY
4. RAIN
5. A Song For You
6. 早春
7. Two Of Us
8. MY SKY
9. ... I Know
10. 彷徨 SA・MA・YO・I
11. SPUNK ME UP
12. 父の言葉 / 西海孝
13. わが影法師 / 西海孝
14. ハートのままに
15. 月下抄
16. オルフェウスの朝
17. ノスタルジー
18. 灯火
19. 桜
20. We're All Alone / Boz Scaggs
21. MY LOVE
22. FLOW
23. ひぐらし
24. 蛍の海で

余談だが、寡聞にして「父の言葉」を知らずに検索したら、ご近所の古書ほうろうさん(千駄木時代)でのライブ映像が。とてもよい曲。


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