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2020/12/13 聖飢魔II地球デビュー35周年期間限定再集結 「ヴィデオ黒ミサ&生トークツアー『特別給付悪魔』」 新潟テルサ夜の部

戦闘服は各自リクエストしているのですか?

R「前回まで肩についてたトゲトゲがブラッシュアップされて、全然ドラム叩く時にじゃまにならないので凄いと思って『あのトゲトゲよかったですよ』って言ったら『今回はないですね』って言われた(笑)」
J「肩のあたりが安っぽいからリクエストしたら今回こういうの(プレートみたいパーツ)が付いてきたんだけど、演奏中に顔にあたる」
X「何年か前からずっと『肩に乗るもの』がテーマで、何を乗せるかによって全体が決まるという。サソリ、ナマズ、でっかい羽とか。大桃みたいな骸骨がついてるときもあった」
J「羽があるときにワイヤーアクションやってほしかった」
X「それだけはいや」
D「あれ怖いよ。爆裂のときの府中の森だったか『嵐の予感』でやったけどものすごく高いの。下を見ちゃだめ」
X「今回は龍が乗ってますけどね」
D「今回はポケットあるじゃない(笑)」
X「今回はズボンでいきましょうということになりました。ズボン石川(ズボーン!という構成員)」
龍に手を噛まれて「いてて、いてて」という和尚。
J「さっき発見したんだけど、ここにウスバカゲロウみたいな翅が生えてる」
X「ウスバカ下郎だと!? 自分の体になにがついてるのかわからない」
J「翅をつまんで広げながら)Angelっていうバンドあるよね(盛り上がる構成員に、誰もついていけないだろうと諌める閣下」
L「俺はいかに麗しくするかだから。1日で決まる」
D「今回のこの金ピカはさあ〜」
L「俺の話はおいてけぼりですか……」
D「え、まだしゃべることあったの?(笑)」
まあいいですけど!って拗ねる参謀。
D「今回は『愛と虐殺の日々』のリメイクということで、前身頃のあたりは本物の金メッキなんだ。錆びないし、今回歌ってないからピッカピカなの。なので、また再集結があるとしても、これを着ることでしょう」

アメリカと日本の良し悪しは?

J「アメリカは高速が無料なのがいい。橋は市内に入るときだけ有料だけど。だから車ですごく安く移動できる」
D「話の腰を折りますが」
J「折らないでください!」
D「ユーミンの『中央フリーウェイ』って間違ってるよね。フリーじゃないじゃん!っていう」
J「日本のいいところは、食べ物がスーパー美味しい。アメリカは焼くか揚げるかで茶色いし盛り付けが雑。日本には四季があって色彩感覚がいい」
D「アメリカにも四季はあるよ」
J「アメリカは人が移動しないからね。パスポート持ってるのが国民の3割しかいない」
D「そんなに移動しないのになんであんなに感染するの?」
J「あの人たち叫ぶんだよ」
D「温泉は?」
J「アメリカにもあるけど。イエローストーンとか。基本的に混浴だし」
D「水着を着て入るよね?」
J「西海岸はヒッピー文化が根強くてヌーディスト多いから全裸で入る」
D「伊豆の東海岸の北川温泉に入ってたら混浴で。そこに女の子がすっぽんぽんで入ってきて、あまりに堂々としていて目をそらした(笑)結構若いのに……」

これさえあればご飯何杯でもいけるというものは? 目玉焼きには何をかけますか?

D「酢醤油が美味しいんだ」
X「俺は醤油派」
L「ポン酢でもいいんじゃない?」
D「食事で甘いのが嫌いで。ポン酢は砂糖が入ってるから使わない」
J「いいポン酢は入ってないよ」
L「安いの使ってるのばれちゃった(笑)」
ソース、マヨネーズ、塩コショウと口々に言う構成員。和尚はゆで卵をくずしてご飯に乗せて食べるのも美味しいとおっしゃっていました。
X「ご飯をいくらでも食べられるもの……この歳になると米はそんなに食わない。食えない。ので、ごはんに代わるものが知りたい」
L「カリフラワーとか。こまかく刻むとご飯みたいっていうよね」
D「豆腐」
R「油揚げとか厚揚げとか、しらすとトマトかけてチーズのっけてピザみたいにして」
D「らっきょう(てんや・わんやの漫才で盛り上がるデモルク)、自分で漬けたらっきょうを刻んで豆腐に乗っけて食うとうまい。豆腐はいいぞ、豆腐にしな!」

参謀へ、再び冠徹弥をプロデュースするとしたらどういうふうに持っていきますか?

L「一緒に仕事するなら手前味噌的なものを排除するかなあ。(いまいちわからん、という閣下に)昔「バカWhat?」という曲があって「So What?」とかけてるんだけど。そういうのはなしにしてもらうかな」
D「おもしろメタルだよね」
L「もっとおもしろくするか、面白さを抜くかどっちかにしてもらいます」
D「冠プロデュースのフェスにゲストで呼ばれて『FIRE AFTER FIREかJACK THE RIPPERか蝋人形の館のどれかを歌わせてください』って言われて、結局Jackと蝋人形を歌うことになったんだけど。あいつ「夜、残酷なとき〜」は難しくて歌えないけど「You shall never return home」は言いたかったらしい(笑)だからYou shallのところだけ我輩のマイクを奪い取って歌うという演出になったんだけど、めちゃくちゃおもしろかった」
L「あれはキムタクばりのところだから。ゲッチュ!みたいなもんなんですよ」(イマイチわからない閣下)

Tribute to JAPANでこの曲が応援歌になりました

ということで某曲を一節。ちゃんとコーラス入れる参謀。
最後のシャウトで「今日の仕事は終わりました」という閣下。

殿下へ、邦楽維新で叩き語りを練習はされましたか?

叩き語りってどういうこと?という参謀と代官に、丁寧に説明する閣下と殿下。
R「夢枕獏先生の描き下ろしなんだけど登場人物多すぎだし話が複雑すぎて、閣下がひとりで朗読すると絶対にわからなくなるから誰か演って!というリクエストがあった」
D「和尚とふたりでオーディションして。ライデンのほうが面白かったから決まった」
R「うしろでずっと『鬼』が鳴ってるの」
X「ベース弾きながら台詞は言えなかった」
L「星島みたいになっちゃうから(笑)ゾッドだ〜って(笑)」
R「お〜の〜れ〜博雅〜〜〜みたいな」(迫真の演技!)
D「YouTubeにあがってるから観てくれたまえ。ライデン、叩きながらシャウトまでしてるから」
R「鬼だし。長年聴いてるから染み込んじゃって。やらなきゃいけない」
J「物語に出てくる鬼って全然悪いことしてないんだよね」

夏目漱石がI love youを「月が綺麗ですね」と訳しましたが構成員の皆さまはどういう風に訳しますか?

J「まちがってますね!」
D「どっかで松尾芭蕉と夏目漱石がごっちゃになってたよね(笑)ぼっちゃんって(笑)蛙飛び込む水の音を……」
R「『坊ちゃん』の舞台が道後温泉だから?」
J「水の音のボッチャン!から来たんだよ。俺の頭はそういうサウンド主導のつくりなんですよ」
D「そもそも出典はなんなの?」
X「英語教師だったときに、もっとロマンチックに訳せって言ったんじゃないかっていう都市伝説」
〽月がとってもほにゃらららら〜と歌う閣下。
J「I love youは愛してます、です!(終了)」
X「火星は遠いね、とか」
D「なに言ってんの」(構成員爆笑)
L「婉曲表現としてロマンチックに語れと。お前の味噌汁が読みたいとか。美味しいお肉をお前と毎日食べたいとか」
スペイン語、韓国語を披露するデモルク。

立ち位置関係なく、全方位のショットを撮影できるチャンスをいただきたい

J「そのタイミングで撮ったのあなたですから」
X「冷たくあしらわれましたが。じゃあとっておきのやつをやるよ!」
翅のパーツを広げてアリクイの威嚇のポーズをしてくださる和尚。
D「かっこいい!」
X「だろぅ!?」
その後、ウスバカ下郎だと!?と爆笑する構成員たちを観ながら
D「このツアー、和尚がどんどんおもしろくなっていくんだ(笑)」
としみじみする閣下。

香水は使っていますか?

全員使ってないとのこと。ポマードとかアウスレーゼとかバイタリスとか、昭和のおじさんの香水の話でひとしきり盛り上がる構成員。
X「最近の若者はああいう匂いをさせてないねえ」
D「香りの概念が変わってきたのかもね。そういうえば昔、参謀が『最前列の客からいいにおいがすると言われた』っていうのを聞いて、じゃあ我輩もやってみようと思ってつけたことがある(笑)「プワゾン」。ムスク系のやつ。ムスクっていう香水もあったな」
L「ムスクって大学時代につけてたな」
D「大学?! へえ……大学のとき? デートの前とか?」
L「いや、日常的に」
ふぅん……と納得いかない様子の閣下。
D「加齢臭が気になるお年頃だからつけたほうがいいかもね」
J「混ざると酷いでしょ(笑)」
加齢臭がしない方向に頑張るほうがいいのでは、という話から閣下が「昔は毛穴を焼く手術があったらしい」という話で
J「ここでは言えない場所に火をつける人もいたね」
X「どっかのドラマー」
R「俺じゃないよ! 同じ事務所だったけど」
D「あ〜! Kさんか!」
X「趣味だよ」
D「打ち上げで出して!? 火をつけていたの!? 〽何のため誰のためつける〜(HOLY BLOODのメロで)。どういうことなんだ。あの頃の打ち上げはひどかったからね」

好きな貝の種類は? 牡蠣にあたったことは?

D「牡蠣は今年も何度も食べたし一番消費する。その次に好きなのはつぶ貝。あたったことは3回ある!」(代官は2度、参謀は1度、和尚のみあたったことないらしい。つよい)
D「初めてあたったのは共通一次試験の前日で、OPPでさんざんな結果になった。3度めは広島の牡蠣小屋で20個くらい食べたらさすがにお腹がゆるくなった」
J「牡蠣って基本的に強いんだよね。初回は牡蠣のキムチにあたって寝込んだ。2回めは殻付きのホタテをレアで食べたらアウトで。それ以来、負ける自信があるから食べない」
L「ご一緒にホタテもいかがですか? ポテトみたいに言うな(会場、謎の拍手」
D「お後がよろしいようで!」

閣下、HOLY BLOODを歌いながら閉幕。新潟、夜の部も楽しかったです!

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