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2016/7/2-3 CANTA in ATAMI~Vol.5~

7月2日(土曜日)

1)集合

新宿集合でバスで本厚木に向かうか、本厚木駅現地集合かの二択。なんとなく新宿に出るのが面倒で、時間はかかるけど乗り換えは1回だけの現地集合を選択。電車のなかではずっとチェスタトン読んでた(なんとなくミステリの古典を読むと落ち着くので)。1時間前くらいに到着して駅前のカフェで昼ごはんを。参加者と思われる方もちらほら見受けられて、ぼっち参加のわたしの緊張はMAXに。

ライブ会場近くのビルの前で受付。ライブのチケットやホテルの部屋番号などが書かれたカードの入った封筒を受け取り、大きな荷物はバスに預ける。



ライブ開始までは30分以上あったので、事前に連絡をとりあっていた某様と落ち合ってVELOCEでお茶。ほんっとに優しく気さくな方で超安心する。(これでもうぼっち参加の緊張は100→30くらいまで軽減。ありがたや~)

2)ファン限定ライブ


厚木のサンダースネーク。いきものがかりの常打小屋だったらしいですね。150人も入ったらギチギチになりそうなこぢんまりとしたライブハウスで距離も近くてよかった。音はちょっとドラムの音がまわっちゃう感じだったかも(シーケンス入るやつは雷電さんちょっとやりにくそうだった印象)

隊長は厚木には渋いイメージを持っているようで。米軍の基地のある町ってちょっと危険なかおりがするらしい。横須賀のドブ板横丁とかは「おばちゃんがシミーズ一枚で道に立ってそう」な。たしかに!シミーズという単語に笑いが止まない会場。「シミーズについてよくわかってない」という隊長に、MASAKIは「酔っぱらいのだんなが財布から金抜いたりして『あんた、やめて!』とか言ってる女の人が着てるイメージ」を持っているようで、こちらも爆笑。どっちにしろ幸薄いイメージw

隊長は、せっかくの旅行なんだからマジカルミステリーツアーみたいにしたいと。行き先とか告げないで出発して、寝るのもダンボールとかで、釣り竿とかわたして自給自足みたいな、と提案。いや〜、さすがにそれは参加するか微妙だわ。

MASAKIが「トイレとかもスコップわたして『これで』って…」って言ったので隊長もお客さんたちも苦笑。それはさすがにむり。

そして、おもむろに出される譜面台。

・MASAKIのカヴァー

ジャニーズかアニソンか迷った、というMASAKIに隊長は「その二択しかないのか」とツッコミ。そこでMASAKIが「TOKIOとか」と言った瞬間に「ジュリー?」と突っ込んだので爆笑。さて肝心の曲はMASAKIが最近いいなと思った曲とのことで、今回は空路じゃないけど、旅行のイメージで

♪リンドバーグ/いますぐKISS ME

個人的には世代的にど真ん中で最高でした!MASAKIの勢いのあるパワフルなボーカル、とてもかっこよかった。もっと歌えばいいのにな。

・次に隊長のカヴァー

カヴァーって選曲でセンスが出てしまうから悩む…と言いつつも「自分で言うのもなんですが、これはもう相当俺に合ってると思う。もう、相当自分のものにしてると思う…」と、つま弾き始めたのは

♪狩人/あずさ2号

歌い出しで吹き出す客席。いやいや、本当に声質に合ってるというか、情感のこめかたがCANTAのバラードに通じるものもあり最後には大喝采に。隊長も、本来、自分の声質にはムード歌謡が合っている自覚があるので、これからvivaceはこの方面で広げていきたいと。さまぁ~ずの番組とかでも、ゲストとかじゃなくカラオケ歌うだけの人みたいなかんじで登場したいらしい。宣伝も何もせず、歌って去っていく人としてw どうも宣伝とかするのは”やらしい”と感じてしまう…という流れでツールの話に。毎年、担当プロデューサーに自ら電話かけて出演可能か確認してるらしいのだが前回、前々回は枠がなくて入れなかった、と。今年は念願かなって良かったね!本当に好きで出させてもらってるものだし、番組の最後に宣伝いれたりするの嫌なんだけど、毎度タイミングよく宣伝するものがあるんだよ、と苦笑い。

隊長に「歌えばいいのに」と振られた雷電さんは、ドラムをたたきながらは絶対無理。音でかすぎて自分でなに歌ってるのかわかんなくなってしまうということでやんわり辞退。たしかに、大きい音のなかで歌うのって難しいんだよね…とのことで隊長はカラオケ案を提唱。ライブもカラオケのセットだけ置いてあるとかw

そのうち、今回はカラオケじゃないのかーとか言われたりして…と心配する雷電さんに、隊長も「今回はロックか。うるさくてやだな!」とか言われたりしてね…とw

・熱海について

隊長からの「お部屋訪問とかされたい?」という質問に、客席は\されたーい/という声が過半数くらいだったかな。私は微妙なので黙ってましたが。隊長も自分がするのはいいけど、されるのはちょっと微妙だなあという反応。「(小声で)おはようございまーす…」みたいな?といいつつ、そろりそろりとドアを開ける真似。MASAKIの「宮尾すすむじゃないっすか」というツッコミに隊長も宮尾すすむのフリマネで応えてました。

・温泉について

隊長から女性は温泉に入るときにタオルで隠したりすんの?と。首をかしげる客席に対して「女の人の方がばーんと脱ぐって言うよね」と。たしかにな。MASAKIの「雷電さんなんて胸は隠すのに下は丸出しみたいなかんじですからね」という振りに「あんだけいつも上脱いでるのに意味わかんないwww」と隊長も客席も大爆笑。雷電さんその後、胸だけ隠して退場w しかしこの人たち何年TKBネタをひっぱるのかw

アンコールまでしっかりあり、最近のライブではあまりやらない曲を中心にとてもいいセトリでした。

3)移動

その後、ライブハウス近くのバスで熱海へ。座席にはお水とCANTAのロゴ入りの巾着に入ったお菓子が。ライブハウスのトイレが混んでたので途中、平塚のPAに寄り道。旅行会社さんも諸々取り計らってくれて親切だ。

道も空いていて90分弱だったかな。バスも席が決まっていたのだが、ここだけは申し込み順は関係なかったもよう。とはいえ、すぐにお隣の方とも打ち解けて色々お話していただいたので移動時間はあっという間だった。

車内では4/16赤坂ブリッツでのライブの撮って出し映像と「EVERYBODY NEEDS SOMEBODY」のPVを再生。音も調整前なので生々しいかんじ。音量がちょっとちっちゃかったのと車内のスピーカーなのでアレだけど、DVDにするにあたってかなり調整してるんだなあというのがわかって面白かったな。

4)チェックイン~お風呂

お部屋についてから2時間ほど自由時間。部屋割りは「1名参加同士の相部屋希望」。ふだんひとり旅が好きなのでひとり部屋にしようか迷ったが、よいご縁もあるかもと思って5名の相部屋に。しかも、うち4名は最後までどうしようか悩んだ挙句に締切ギリギリに申し込んだチキンハートの持ち主たちばかりだったので、すぐに打ち解けて良かった。同室の皆さん全員が積極的に話をふってくれたり、話をちゃんと聞いてくれたりと、人付き合いの面倒なところまでちゃんとシェアしてくれたんだなあと感謝に絶えない。

ライブでいい汗かいたので、同室のみなさんと温泉へ。参加者が集中したら混むかなあと思ったけど、お風呂は3箇所あって、洗い場が埋まるかんじでもなく、お風呂も広くて快適だった。

その後浴衣を着つけてカルトクイズに記入。カルトというか、勘で答えるような問題しかなくて全然わからなかったけど。

5)大宴会

そしていよいよ大宴会へ。入り口でカルトクイズの解答用紙に記入が済んでいるか確認してもらい、ドリンクを1本うけとって着席。席は同室の方でかためられていた。

お食事はひとり一膳であわびなんかも出てきて結構豪華。ただし、みんな緊張のあまり箸が進まない。浴衣のお三方が登場したときはキャーというよりギャー!という感じ。

隊長は紺地に白の秋草&浅葱色の龍の帯、MASAKIはラメの経糸が入った黒地に白龍の柄&白の博多帯、雷電さんは浅葱色に青で墨痕の柄&白の博多帯。お三方ともとっても素敵だった。最初にちょっとだけ撮影OKの時間が。上座、中央、下座と移動してくれたのだが、あまりに時間が短すぎて一眼レフでも厳しかったわ…

6)4 shot撮影

屏風の裏にかなり明るい照明が用意されていて、3人の前に座ると一瞬でチェキで撮ってくれる。免許証の撮影みたいなかんじ。130名ほどの撮影だと思うが30分程度と、意外と早く終わる。凄い。

「写真をパタパタ振ると違うものが写るので気をつけてくださーい」という注意にみんな笑ってた。

隊長が両肩にそっと手を置いてくれて海馬が焼き切れた。ぎゃー!

あとでほかの人の写真も見せてもらったのだが、みなさんほぼ完璧といっていいほど同じポーズ!あとで、スタッフさんが「撮れてない方とか、ブレたーとかありませんか?大丈夫ですか?」という確認に隊長が「みんなほんとにいいの?やりなおせるよ?ルークみんな同じ顔してるう~とか言ってるでしょw」と。自覚あるのかw

7)乾杯のお席まわり

その後乾杯でメンバーがテーブルに回ってきてくれて各自2分ほど。自分がふったとこしか覚えてないですが

・MASAKI

ビールグラスが空になってたので同室の某様がすかさず注いでた(気が利く!)。あの勢いで飲んでたらあっというまに潰れてしまいそうだが本当に強いのだな。最初のお席まわりだったので感じがわからず緊張のあまりほとんどほかの会話を覚えてない。夕飯とか温泉入る時間はちゃんとあるのですかー?とかそんな質問をした気がする。

・隊長

ビールグラスもって座布団にくったり座って、やや投げやりに「もう!なんでも聞いてっ!!」という隊長にそう言われても…と戸惑うテーブル。しかしそこで同室の某さまがルークさんに熱海の秘宝館を振ってくれました(勇者か)。

L「だれか秘宝館いったことある?」
わし「あります」
L「どんなかんじなの?」
わし「カオス…」としか言いようがなく
L「カオスwww」
わし「熱海城とつながってて。親子連れとか罰ゲームみたいなかんじになるんです」
L「あっはっはwww あー、熱海城ね!あそこにあるんだ、知らなかったわw」

最後握手して別れる時
わし「なんか秘宝館の話で終始して、すいません…」
L「いえw いい思い出になりましたw」(←やさしさ)

・雷電さん
私達が最後のテーブルだったようで奥からものすごい勢いでしゅたたたたっっと走ってきてずさーっと座布団の上に着地。お酒弱いみたいで顔も首のあたりも真っ赤!かわええ。
わし「いつもビールですか?」
R「うん!いつもビール!っていうかこれしか飲めないの。酒、弱くて」
わし「空きっ腹に飲むと辛いですよね」
R「でもこのくらいなら大丈夫だよーありがとっ!」(←やさしさ)

8)CANTAカルトクイズ大会

問題は雷電さんのサービス問題以外はもう直感で答えるしかないような問題ばかり。ここで雷電さん甚平に着替えてたかな。
・ちなみに今回のルークさんのぱんつの色は紫だったそうですお。MASAKIに証拠写真はないのかと詰められ、撮り忘れたけど紫なのは確か!と主張w
どこのタイミングか忘れたけど、雷電さんが浴衣の裾をばっとめくって唐突にステテコを披露してたの笑った。
・エロについて隊長が「CANTAのお客さんは、下ネタは嫌いだけどエロには耐性がある」と言っていたので「あ、うん…あと付け加えるならば、べつに下ネタは嫌いじゃない…」と思ったり。
・従兄弟が何人いるかっていう話題で隊長が「うちは11人…11人いるっ!」と、いきなり萩尾望都ネタをつっこんでくるあたり、やはり少女漫画に詳しいな。お姉さんいるからかな。
・正解が多かった人にはメンバーの私物&サイン入りポスターのプレゼント。MASAKIのプレゼントがわりとガチで不要品だったのでメンバーも参加者も苦笑w 隊長はツアーTなどのアパレルが中心だったかな。雷電さんは使ってた動物型の小物いれ(かわいい)、愛読書など、いちばんもらって嬉しい私物セレクト。(あらゆるところで外さない人だなあと感心…)そしてどのセットにも必ず動物型のマグネットを付けてくれる。楽譜をおさえたりするのに便利!とのこと。
大宴会が終わってフラフラにもかかわらず、同室の方々と朝日を拝むまで語り明かしちゃったりして、修学旅行とか部活の合宿みたいで楽しかったなー。

7月3日(日)

朝ごはんは大宴会場でブッフェ形式。もともとこのホテルはブッフェの食事の評判がとてもよいらしい。

その後、チェックアウトして荷物を一時あずけてサイン会会場へ。

150個ほどの椅子がずらっと並び、背後には「MASAKI」「ルーク」「雷電」と書かれた個室が。入社説明会とAKBの握手会がコンボになったような不思議な空間に。お三方登場のとき、立ち位置に迷った隊長と雷電さんはステージ上でふたりでくるくるまわりながらファイティングポーズ。動きがかわいい。(隊長、最後のポーズはタイガーマスクをイメージしたとのこと。)

昨晩はあのあとどうしたのか、という話でMASAKIが3時くらいまで飲んでたと。「ギョミンとかいう店で…」というボケに隊長がすかさず「それ、ウオタミだろwww なんで熱海まで来て魚民で飲んでるんだよ」とw

隊長は仕事があって…それを片付けてたら結局寝坊してご迷惑をかけたとのことで反省気味。ツールの第一ステージかな?

雷電さんは部屋に戻って一瞬気絶して3時くらいに目が冷めて、興奮のあまりそこから眠れなくなったとのこと。隊長に「年寄りかw」と突っ込まれてました。あるある。

9) じゃんけん大会

本日もプレゼント大会第2弾があり、MASAKIはあいこ残り、雷電さんは負け残り、隊長は勝ち残りでじゃんけん大会に。雷電さんのニワトリのかぶりものはバスで隣の席だった某様が見事勝ち抜き(負け抜きか)大喜び。

「こんだけ喜んでもらえるなら、あげた甲斐があるなあ」とメンバーも感服。隊長は「俺、先にやればよかった」と苦笑w

10) サイン会

メンバーひとりにつき1品ずつ、ということだったが、長年写真をやっているので自分でいちばんCANTAっぽいと思う作品に寄せ書きしてもらった。お三方の反応

隊長「わ、なにこれ、すげえかっこいい!自分で撮ったの?すごいなあ。お名前入れますね。名前は?あと日付も。このへんに書いていい?寄せ書きにするかんじ?」(←ものすごく丁寧

MASAKI「なんすかこれ?え、自分で撮ったの、おおー」

雷電さん「これ自分で撮ったやつ?これどこ?プラハ?プラハってどこ?あ、チェコ。へえ~~~」

というかんじで、なかなかアカの他人の写真にサインというのは珍しかったよう。(みなさんだいたいCDとかグッズとか写真集とかだったみたいなので)隊長は立ってお出迎え、立ってお見送りという大島優子並の神対応で腰、大丈夫ですかー。

旅館から出ているバスで熱海駅まで行き、帰り方面一緒だったお二方と熱海駅前の純喫茶でお茶をのんで熱をさまし東海道線で帰京。家に帰って泥のように眠った。

11)総括

FC旅行ってどんなもんなんだろうと思って参加してみましたが、ご本人たちと企画運営のご尽力でエンタメとして凄く完成してたし、待ったり迷ったり退屈したりすることもなく快適で、同室の方々も優しく気さくで気の利く方ばかりで交流もすごく楽しかった。

一方、「わたしやっぱり遠くから愛でてたいタイプなのかも」と、ちょっと近すぎる距離感に戸惑うこともあったり。だってこの年になって好きな人と話すのにドキドキするとか、ないですよ。プライベートだったらちょっと化粧が濃くなるくらいだもん。

でも、四半世紀応援してきて初めてちゃんと自分の言葉で素晴らしい音楽へのお礼を言えたんだ。それだけでも行けてよかったな。

同時代に生きている条件下でしか成立しない、物理的な接触から得る感情やエネルギーの動きって値段がつけられない。まさにプライスレス。それをこういう形でも得らるんだなとわかったのが嬉しかった。そして、それでもライブというのがひとつの完成系なんだなと再確認。音ってまさに物理だし。

こんな素敵な企画を実現運営してくださったお三方とスタッフの皆様、そして素敵な同室の皆様に感謝しつつレポート終了です。こんなところまで読んでくださった方もありがとうです。



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