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2020/10/24 聖飢魔II地球デビュー35周年期間限定再集結 「ヴィデオ黒ミサ&生トークツアー『特別給付悪魔』」ツアー at 松戸・森のホール21 大ホール 夜の部

以下のメモはSNSへの書き込みOKというお許しが出ているトークパートのみで本編には一切触れておりません。今の段階では本編、本当に素晴らしかったです……とだけお伝えしたいです。

司会は厳正なるあみだくじで決まった代官。会場で次の司会担当を決めているらしい。J「今日になるまでやるって知らなかったよ」、R「ついこの間やったばかりじゃない(笑)」

思い出すと笑ってしまう強烈な思い出はありますか

L「鹿児島でミサをやっているとき、長官とタクシーに乗って会場に向かってたんだ。で、カレーの話になって」
D「加齢?」
L「そっちのかれーじゃなくて。スパイシーな食べ物のカレーのほう」
D「加齢臭のほうじゃなくて?」
ちゃちゃを入れる閣下に「もう話を進めさせてくれ!」とキレる参謀。
「で、どこの店がうまいとかずーっと話してたの。そしたら少ししてタクシーの運転手さんがくるって振り向いて『そんなにカレーの話ばっかりしてると、身体が黄色くなっちゃうよ!』って(笑)」
D「それが一番強烈? 鹿児島って言ったらほかにもっとあるんじゃない? 台風が直撃して電車が止まって、タクシー3台に分乗して交通費が7万円かかったとか……」
L「まあでもクスっと笑えるような話だったらこれかなあ。強烈といえば、俺はちばぶん(千葉文化会館)がデビューだったからね」
「おお〜」という構成員
D「あそこは楽屋が長く並んでいて、廊下に手洗い場が設置されてるんだ。で、そこの水道の栓が上にあげるたびに取れて水がジャーーーって出る(笑)みんな同じことをやらかして、廊下から『うひゃー!』って声が聞こえてくるんだ(笑)」

殿下へ、肉ばかり食べて吹き出物はでませんか?

R「肉では出ないけどチョコレートとかナッツ類で出るね。好きなんだけど。ジェイルは若い頃『俺はアイスとコーラしか食べない』って言ってたよね(笑)『ロックだから』つって(笑)」
J「もう砂糖が入ってる飲み物は飲まないよ」
D「いつも飲んでるあれには砂糖入ってるだろう(笑)」
J「砂糖が入ってる炭酸飲料は飲まない、かな」

今回はシモ手から参謀、殿下、和尚、閣下、代官という並び。
R「今回、ゼノンがドセンって初めてじゃない? 山みたいだよね」
D「気を遣って下がったりはしない(笑)V字に並べばいいんじゃないか。そうすると見えない人が出てしまうか」
と立ち位置を気にする構成員。

好きな芸人は誰ですか。私は早野凡平で初めてナポレオンの帽子を知りました。

X「早野凡平ね(笑)みんな知ってる?帽子の芸で有名な人で、ホンジャマ〜って言いながら可塑性のある素材でできた帽子で芸をする人で……」
D「可塑性!難しい単語を使うなあ」
X「要はふにゃふにゃのシャンプーハットみたいなのをこねくりまわしていろんな形にするというスピード感のある芸をする人で。ナポレオンと海賊は同じ形なんだよ。ナポレオンは右手を懐に入れるだけっていう(笑)」
D「早野凡平の解説をしてほしいわけではないのではないか?(笑)」
X「だってみんな、まず早野凡平がわからないでしょ(笑)」
L「『大正テレビ寄席』ね(笑)」
X「そうそう、『大正テレビ寄席』! 早野凡平は生で観たことあるかもしれないな。寄席で。」
「すごい!」「いつごろ? 小学生くらい?」「(寄席に行くと)こうなるんだ(笑)」「横浜から行ってたの?」と反応する構成員。
X「もちろんひとりじゃ行けないから、親父に浅草の演芸場に連れて行ってもらって。寄席だとテレビよりも尺が長いんだよね」
J「それでサイモン&ガーファンクルも好きだったんでしょ(笑)」
X「コント・ラッキー7とかね。指パッチンで有名なポール牧の。あとてんやわんや」
D「ぴーぴーぴーよこちゃんじゃ……」
L「まさに今日トランポの直ちゃんが歌ってたよ(笑)」
D「昔、オールナイトニッポンでもルークとやってたな。ラッキョウを剥いても剥いても……」
L「しんみんよう? あれっ、なんていうんだっけ(笑)」
D「ラッキョウを剥いても剥いても……」
L「『え? なんだって?』」(←展開を思い出した)
D「ラッキョウを剥いても剥いても皮ばかり。芯を見るから新民謡」
X「あとWけんじとかねえ」
L「石川さん! 誰も笑ってないよ!」
X「それでこそ俺の期待通り(笑)」
D「YouTubeとかにあるんじゃないの? それで見てくれ」


最近「白い奇蹟」で信者になりました

D「『白い奇蹟』のカップリングが『怪力熊男』で。聴きなおしてみたら、まあ歌がひどいの(笑)でもレコード会社からはおもしろがられちゃって。こっちをA面にしようかという話まで出た」
L「あやうく『怪力熊男』で紅白出るところだった(笑)」
D「『非力河童人間』てのもあったな」
L「あれは『BAD AGAIN』のカップリング。一応怪力熊男のアンサーソングというポジションだった」
D「A面がバラードだからB面はごりごりにしようって作ったんだけど、非力河童人間なんてゴリゴリでもないし(笑)それで爆裂聖飢魔IIくらいまでおもしろ路線になってしまった。で『もう真面目にやろう!』つってディレクターが変わったんだ。しかし『怪力熊男』はねえ、『ヒョッヒョー!』とか言ってるからね(苦笑)」

ゼウスの妨害でコロナが流行したが、悪魔とどっちが勝つと思いますか?

D「そもそも何に対して勝つのか書いてないな」
J「コロナは別に悪魔にむけて放たれたわけではなく、人間にむけて送られたものだからね。あとなんでも二極化する考えはよくない。勝者がいるということは敗者がいるってことでしょ。敗者に意識がいくっていうのはスポーツではあると思うけど、あと戦争とかね」
ちょっと納得いかないような表情の閣下、煮え切らない返事
J「二極化するんじゃなくて3つ目の価値観を探してほしいね。いま、アメリカの大統領選もおもしろいことになってるけど。押すから押し返してくるんだ。良い/悪いを内包しているポジションを考えてほしい」

構成員のみなさんの視力対策は?

そそくさと奥から黒い布をかぶせた丸椅子を運んでくる参謀。布を取り、ケースから赤いフレームのハズキルーペを出し、丸椅子の上においてその上に座って「きゃっ♡」
(会場大拍手)
L「これですよ。本当に壊れないんだな。みんなもやってみる?」
ということで、和尚、殿下、閣下の順にハズキルーペの上に座る。和尚には「腰が浮いてる」、殿下には「そこは『きゃっ♡』って言わないと」とリテイクを出す閣下と参謀、ひとり傍観している代官。
D「これ、CM誰が出てるんだっけ」
L「舘ひろしさん?」
D「渡辺謙じゃない? ベタナベ・ワン(笑)」
L「ベダ・ワン(笑)」
D「ちょっと流行ったんだよな、名前の頭文字を入れ替えるの(笑)」
X「俺も持ってるけど、鼻にあてるところが取れちゃったんだよ。それちょうだい」
L「これマネージャーのなんで(笑)」

イヤモニはどんな音色を返していますか?

R「俺はタムとシンバルを返す。キックとスネアは絶対に生音じゃないとだめ」
D「我輩はバスとスネアを返してもらってるな。タムだけだと入りがわからないくなるんだ。あとベースは地鳴りでわかるし、ギターは少し。あとは松崎さまのキーボードだね。キーボードが一番音程が取りやすいから」
L「ギターは間違えるしね(笑)」
J「俺は基本はころがし(足元のモニタスピーカー)で、自分でバランスのいいところを探して動く」
L「ドラムは皮ものは全部返してもらう。いわゆる三点(キック、スネア、ハイハット)って言うけど、シンバルはいいかな」
R「シンバルも聴いてよお!」
D「我輩もそう言ったじゃない」
L「この場合は俺のほうがうまく説明できるかなと思って(笑)」
D「30周年の武道館の『El DORADO』を両日聴き比べていたのだが、大サビの前のCパート(〽ああ、まばたきさえ〜の部分)、フィルが聴こえなくて入りを間違えてるんだな。ちょっと遅れてる。それに気づいて翌日は修正したから、ちゃんと歌えてるんだ。映像を観て確認してくれ(笑)」
L「アンプにマイクを立てるんだけど57(ゴーナナ)ってやつを使うのね。でもその音色がジャミジャミしててイヤフォンで聴くのがいやだから別のマイクを使ってる」
D「YOUNG GUITAR誌のインタビューじゃないんだから(笑)」
L「プロだから。だって、質問がイヤモニの音色ってところで専門的な話をしないといけないかなと思って」

和尚へ、プロの楽器は高価かと思うがどのくらいのものを使っていますか?購入の動機は?

X「楽器はいいものを買おうとすると高いんだよねえ。100万くらいはするかな。なかでもヴィンテージというのは、何が違うのか言葉にはできないけれどとにかく良い。今と製法も違うんだよね。昔は貯木場って言って、木を川の中に置いて樹液を流して、それから長い時間をかけて乾燥させてたんだ」
J「昔は職人気質があった。今は1本の木から何本とれるかっていう生産性の話になってるから。機械で一気に乾燥させるし。50年代は車でもカメラでもすごいものがたくさんある。ものづくりのルネッサンスだったね」
X「使ってるライカも50年代のだね」
参謀が『下町ロケット』の阿部寛のモノマネをしたところでタイミングよく5分前の鐘。

閣下へ、初音ミクが好きとおっしゃっていたが今コラボしたいアーティストは?

D「ちなみに初音ミクに興味はあると答えたが、好きとは言っていない。コラボしたいのはもちろんDamian Hamada's Creaturesだろう」
(信者拍手)

きれいにまとまったところで夜の部トーク終了でした。


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