2019/1/21 Nozomu Wakai's DESTINIA -METAL SOULS Live in Japan- @渋谷ON AIR EAST

Destinia、めちゃめちゃ!めちゃめちゃ良かった!!

ロニー・ロメロとマルコ・メンドーサは寡聞にしてお名前を存じ上げなかったのだが、そんな私でも知っているトミー・アルドリッヂ。日本でこんな距離で見ることはないかもしれないと思って、ふと思い立ってチケットを取ったのだが、400番台でも前方に潜り込めて、至近距離でロックヒーローたちを拝むことができた。

前半が新譜中心、アンコールというより後半がカバー中心という構成。後半はOzzyやWhite Snakeなどの曲もやって会場も盛り上がっていた。

御大、68歳とは思えないタム回しとツーバスはまるで雷のよう。ドラム・ソロでは最後はスティックを投げて拳で叩く叩く。そして中央5列目くらいだったのでトミー御大のスティックが矢の如く飛んでくるので必死に避けた。トニー御大の叩くオジーの曲とかりまじで胸熱なんですけど。

ロニーは地中海!って感じの小柄で黒髪で石膏像のようであった。ローマ皇帝みたいだった(見たことあんのかい)。若さまも顔ちっさいなって思うけど、その3/4くらいしかない印象。「Be a Hero」で歌詞飛ばしたとき、若さまが必死にフォローしていたのもほほえましいハプニング。

少しハスキーな全開の声もよかったけど、「Please don’t leave me」の時の優しいボーカルもぐっときた。アンコールで全日本のアディダスのトップスを着てくるファンサービスも。後半のカヴァーコーナーではずいぶんリラックスしていて、本当に楽しそうなパフォーマンスを見ることができた。

ベースのマルコ・メンドーサがニッコニコおじさまで大好きになってしまった。

いかにもラテン系!でサンディエゴ出身て、それっぽすぎる…。若井さんを(まるで孫のように)可愛がっていた笑。後ろでひっそりとサポートしてたノブさん(?)を前に引っ張り出したり、ステージ全体を見てる感じ。マルコがロニーに赤いスパークリングワインみたいな飲み物(レッドエール?)差し出して、ロニーがめちゃウケてたな。「Will you marry me?」って言ってたような笑 飲んでなかったけど。

若井望氏は冒頭ちょっと緊張気味だったのかな、という印象があったが、それでもこんなベテランに囲まれても十分に華やかな存在感を発揮していらした。次作も(ロニーと作ろうと思っています!とのこと)期待大だ。

ただ、せっかく"Nozomu Wakai's"と銘打っているのだから、フロントをロニーまかせにしないで、メンバー紹介などはご自身でやったほうがよかったかも。サポートメンバーもとても素敵な仕事をしてらしたので若井からしっかり紹介してほしかった。

さんざんインタビューで語られているので多くの観客はもうすでに知っていると思うけれど、今回このような豪華なメンバーが集まった経緯なんかもステージで聴けたらよかったかな(物販の宣伝だけではなく、笑)。

目の前にずーっと拳を振り上げて元気に叫んでた男子がいてとても良かったんだけど「わ゛がざま゛ーー!!!」ってコールしてたから、ルークバンドから来た人だったのかしら?


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