2018/11/10 デーモン閣下 THE "BIRTHDAYS" ROCK TOUR@Zepp Tokyo
前回のEXISTENCE TOURの選曲が剛速の直球だとすると、今回は定番もありつつちょっと変化球気味というかんじ。
閣下はことほぐという言葉がよく似合うというか、言葉、言霊、詞の人だなあと思った。人じゃないけど。 ルークさんが巫女タイプだとするなら閣下は預言者タイプといったところだろうか。
問題意識とか哲学を歌詞にこめて歌う人はいっぱいいるけど、愚直に、わかりやすく、大衆演劇レベルまで噛み砕いて表現してる人って音楽業界では中島みゆきと閣下くらいじゃないかなあと思う(ほかにもいるかな)。夜会やミサを観てて思うには、やっぱり表現しようとすると演劇的な要素って避けられないなと。閣下ははじめに演劇の素養があったから、きっと今のかたちになったんだろうなと思うコンサートだった。
AyumiさんもMIYAKOさんも、めちゃめちゃ歌うまいしかわいいお姉さまたちなんだけど、どうも前回のツアーで狂ったように横浜銀蝿的なツイストを踊ってた勇姿がまぶたに浮かんでしまう(笑)
以下MC(本編ネタバレではないと思いますが)
この日はMiyakoさんと閣下のお誕生日。Miyakoさんが、みやこ→都こんぶ→こんぶ→こんぶ姐さんって呼ばれてるのが一番わろてしまった。
愛「いやー、雷電さんお久しぶりですね。なにしてたんですか?」
雷「CANTA!」
ここですでに愛さんの天然ぶりが露呈
愛「この間、CANTAが新宿でライブやってた時、ぼくも近くでライブだったんですよ。久しぶりにルークさんにも会いたいし、会場行ったらもう、始まってて。一応下降りて中を覗き込んだら、スタッフに『なにか?』って聞かれてw なんでもないです!って出てきた」
雷「techの森永にメール送ってたらしいけど、本番3分前とかで。『返信できるわけないじゃん!』てw ほんとにCANTAのライブに縁がないよね」
愛「そう。そもそもCANTAができる前にルークさんにギター弾かないかって声かけてもらってスタジオで雷電さんと会ってて」
雷「そう、そもそもCANTAのデビューライブだって来てたんだけどさ」
愛「先に謝っておきます!すいませんでした!」
雷「そもそも間に合わなくて、終わったあとに楽屋に来たんだけど、俺の顔見るなり『雷電さんも見にきてたんですか?』って!!』
愛「ほんとすんません!!」
雷「だからもしかしたら、愛ちゃんがCANTAに入ってたかもしれないんだよ。……入ってたら2年くらいで解散してたかもしれないけど!」
愛「へぇ、協調性とかないんで…」
雷「でも閣下のバンドは16年くらい続いてるじゃない」
この話めちゃ笑ったw
というわけでSymphoniaのツアーから実に16年くらいのお付き合いだそうだ。
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