前提そこ!?『失敗から学べばいいじゃん』TBSラジオが自由すぎる番組を放送してた

TBSラジオで4月8日20:00に「新機材導入記念!AD公開練習特番 失敗から学べばいいじゃん」が放送された。

出演はメインMCに今野浩喜、アシスタントMCに佐藤ナウ、昨年3月まで放送されていた同局の番組「才能発掘!ガリンペイロ」のコンビが一夜限りの復活をした・・・けど「あの、お馴染みの」みたいに言うほど有名な番組じゃないよアレ!

開始早々メインMC今野さんが「あの、ゲートボールってどういうタイミングで始めるんだろうとすごく最近思っていて」と挨拶もなしに唐突に言い出しアシスタントMC佐藤さんが慌ててフォローに入る。そうこの番組は今日が初めての特番です。

この番組ゲートボール番組ではなく、この春TBSラジオに導入された新機材にスタッフさんが中々慣れていない状態で、中でも機材に一番慣れなければいけない若手ADさんを集めて失敗してもいい機材の公開練習を行うという番組。つまりMCがトークを失敗してもいいというわけではない。

とはいえ、そもそも旧機材との違いを知らない今野さんはこの素朴な疑問を、ベテラン技術スタッフの山田さんに聞くと、山田さんいわく新機材は「凄いパソコン」とざっくり。昔の機材は出せる音とかに制限があったんだって。

この番組で新機材を使用しての挑戦をするのは
・佐藤圭介さん(6年目/担当番組:伊集院光とらじおと)
・山添智史さん(5年目/担当番組:アフター6ジャンクション)
・筒井彩夏さん(2年目/担当番組:森本毅郎スタンバイ!)
と、いずれもTBSラジオを代表する番組を担当する若手ADの方々。

今野さんは自己紹介もほどほどにADに「失敗するぞー!」のコールを強制させ、ナウさんも「失敗前提!?」と大困惑、聞かされてる身にもなってよ!

さて、この番組ルールは「新機材を使用して10分間のミニ番組を演出する」といもの。
テーマ曲・BGM・ジングル(TBSラジオ的に言うとサウンドステッカー/SS)・曲出しを新機材を使用して即座に操作を行う。
また、番組タイトルに関してはADが考えたタイトル=軸となる番組を演出する。。。つまり新機材導入以外にも自分の番組のプロデュースもしないといけないってこと!?

さらに番組内で春ドラマ日曜劇場ブラックペアンのラジオCMの編集を新機材で行ったものをADのセンスで編集しドラマが見たくなるようなCMを作る必要もある。。。など要は新機材を使って自分の番組をつつがなく作ることが出来るかを競い、一番の番組を大賞として表彰する。
はたしてどんな番組が繰り広げられるのか!?

・佐藤圭介さん:『今野浩喜Now Your Talking』
■フリートーク:新学期、新生活の季節に今野さんは「となりの晩御飯」みたいな「あそこのカレーライス」という番組をやりたいと言い出す。
番組内容は夕方の住宅街をさまよいカレーの匂いがする家に行きカレーを食べる30分番組をやりたいそう。
「それカレーの匂いしないときとか地獄じゃないですか」と突っ込む佐藤さん、「そしたら今日ヤベーぞって(なりますよ)」と言い返す。いやそれを提案するこの番組もヤベーよ!あとは犬の話を聞く番組をやりたいといきあたりばったりな番組をやりたいと意気込んだ。
■嘘お便りコーナー:今野さんが「嘘お便りコーナー!」とコーナー名を叫んだら、番組タイトルのサウンドステッカーが流れてしまう痛恨のミス!なるほどそういう失敗を楽しむってことなんですね!生放送ならともかく録音放送でそれいいの!?
■エンディングトーク:「一重の俺が医療ドラマ『ブラックペアン』で手術の演技をどうしたか」・・・という話をするも放送時間が足らずに番組終了。嘘お便りのコーナーのサウンドステッカー間違い以外は問題なし?しかも機材というより構成の伝達ミスだ。

・筒井彩夏さん:『今野浩喜のBAN!BAN!BAN!』
■フリートーク:
この番組タイトルの意味は『BAND!BAND!BAND!』にしたかったけど、Dを抜いて『BAN!BAN!BAN!』につまり音楽番組。
MC今野さんは音楽番組をやるほどの音楽通、マニアックなところで言うと桑田佳祐とサザンオールスターズという茅ヶ崎の方から出てきた結成40年のバンドの曲を40歳の今野さんが生まれた時から聞いていたほど音楽好きぶりをアピールした。サザンがマニアックってどんな世界線だ。
■嘘お便りコーナー:音楽番組らしいペンネームカラオケおばちゃんからのお便り、フィンガー5のバンプ天国のリクエスト、大きなミスもなく順調に曲に入った。
■エンディングトーク:(初回にして)最終回に「フィンガー5のバンプ天国」という延々「バンバンババン♪」と歌う曲が流れるとはすごい偶然。ただ初回にして最終回で今野さんの音楽情報が途切れたから終了。

・山添智史さん:『今野浩喜のLALALAライオンズ』
■フリートーク:
(放送当日の4月8日ライオンズが開幕8連勝した日に)今日はライオンズの試合が無いという事で今までのライオンズの好きな選手を紹介したいMCにして番組ピッチャーの今野浩喜に番組キャッチャー佐藤ナウは動揺を隠せない。
発表されたベスト9は以下

【今野浩喜の西武ライオンズベスト9】
1番:ライト秋山翔吾
2番:セカンド辻
3番:センター秋山
4番:サード中村
5番:ファーストカブレラ
6番:ショート松井稼頭央
7番:DHデストラーデ
8番:キャッチャー伊藤
9番:レフト栗山
【今野浩喜の西武ライオンズベストピッチャー】
松坂・工藤・西口

佐藤さん「なんで急に発表したんですか!?」
今野さん「試合がないしスペシャルウィークだから
※スペシャルウィークは来週から
その後も止まらない今野さんのベスト選手たち、佐藤さん「野球詳しくないのになんで僕はアシスタントに・・・」そもそもナイター中継を辞めたTBSラジオがなぜ西武ライオンズの番組を!?とトークをしていたら唐突に話を遮るようにサウンドステッカーが流れる。

■嘘お便りコーナー:野球観戦が趣味の女性からのメールに驚くMC一同。野球番組だよ!?リクエスト曲はいきものがかりのSAKURA・・・野球?
(曲は信じられないくらい短い尺で終わる)西武ドームにまつわる小話をしたら、ADから曲受け(歌手と曲のタイトル)言った?と指摘されるもMCはちゃんとしていたためADの痛恨のミス。

■エンディングトーク:ライオンズは今年40周年、今野さんは今年で40歳、つまり・・・サザンオールスターズも40周年!
最初から最後までライオンズ愛にあふれる番組だったがそもそもなぜこの番組をTBSラジオでと素朴な疑問を投げかける佐藤さん、普段の番組では試合があれば試合の寸評をしているらしいが試合が無い事自体が嘘。

・3番組を終えて
「LALALAライオンズ」は入念に打ち合わせしたのに、トークをぶつっとサウンドステッカーに切られたのに困惑する二人。
今野さん「もうちょっと普通の番組に呼んでほしかった」佐藤さん「実験的なラジオに呼ばれがち。」

・技術部山田さんの総評
佐藤さん:
素材の使い方もうまかった、さすが「らじおと」のADのをやってるだけある
筒井さん:凄い緊張していたが安全に操作していた、だが曲を出すポイントが早すぎた。新しい機材だからと言って緊張せずに。
山添さん:一番機材を使いこなしていた。ただ、ストップウォッチを押し忘れる、素材名がわからなくなるなど新機材とは関係ないミスをおこしていた。

・大賞に輝いた番組はradikoタイムフリーで!
さてこんな個性的すぎる3番組のうち大賞に輝いたのはどの番組か、今野さんいわく「一番失敗した番組」を選んだとのこと。
「また新機材が入ったらお会いしましょう」と第2回があることを含ませつつ番組を締めくくった。

え?大賞の番組はなんだって?それはあんた自分の耳で聞きなさいよ、radikoは放送から1週間以内はいつでも過去に放送された番組が聞く事できるタイムフリー機能がありもちろんこの番組も聞くことが可能!
ただし、TBSラジオは関東エリアのみの放送なので、その他の地域では聴けないと思いきや月額350円(税別)のradikoプレミアムに入会すれば全国のラジオ局の番組がどのエリアでも聴取可能に!radikoプレミアムに入会していればエリア外でもタイムフリー機能でこの番組を聴取することが出来る。(エリア内なら無料でタイムフリーで聴取可能。)

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