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【パチスロで借金を減らす】台データまとめツールのすゝめ

ジャグ無職(@surorisuku)です。

本noteは、パチスロで作った借金はパチスロで返済したい人向けの内容になっています。
自分も、過去にパチスロで負けに負けて多額の借金を作りました。
大学生時代は勝てていたという実績がありましたが、サラリーマンになってからはひたすら負ける日々。
日々のストレスから逃げるように好きな台を打っては散り…。
金が無くなれば一発逆転を狙って荒い台を打っては散り…。
泥沼の負のスパイラルから抜け出せず、借金は100万を超え、毎月の利息がとんでもないことになりました。

◆借金の悩みはストレス以外の何物でもない

当時を振り返ると、借金に悩みすぎて鬱状態になるほどでした。

✅借金の悩み
・毎日返済のことしか考えられない
・早く完済して楽になりたい
・誰にも相談できない
・終わりが見えない

毎日借金に追い詰められると、思考が鈍ります。
「早く完済するために、万枚出さなきゃ」
こんなことを考え出したら末期。
行く先は今より厳しい借金地獄が待っています。

◆パチスロで勝つためにはどうすればいいか

一番勧めたいのが、ホールの傾向を読み高設定をツモることです。
「そもそも、台データを集めて分析するのはめんどくさい」
なので、あまり時間をかけずにホールの傾向を掴むために台データまとめツールを開発しました。

日々の台データを入力することで、以下のことが分かるようになります。

✅台データまとめツールでできること
・機種ごとの平均設定を算出
 ⇒平均設定が高い機種と低い機種が分かる
・台番号ごとの平均設定を算出
 ⇒平均設定が高い台番号と低い台番号が分かる
・イベント対象機種の一覧作成
 ⇒取材レポートの情報から、投入率の高い機種や台番号が分かる

台データまとめツールはExcelで出来ており、めんどうな計算は全てExcel VBAというプログラミング言語で実装しています。
「ジャグ無職」という名前でやらせてもらってますが、システムエンジニアとして9年程働いており、その経験から本ツールを作成しました。

◆データまとめツールの活用について

経験談ですが、パチスロで借金を減らすためには高設定台と共に過ごす時間を多くする必要があります。
高設定台を打つと、今まで打っていた低設定台と違い、当たるし出玉も確保できるし、何より楽しい。
極端な例ですが、話の面白い人と長い時間過ごした後に、話のつまらない人と過ごしてみるとすぐに逃げ出したくなるような感覚と似ています。

この感覚が身につくと、「低設定でもいいから!爆裂要素あるから!」みたいな思考になりにくく、勝てる可能性の高い高設定台に座ろうと思えるようになります。
なので、高設定台と過ごす時間は金銭的にも試行的にも有意義なものであることは間違いありません。

では、どうやってホールの傾向から高設定台を見つけ出すか。
このツールを使った2つの実例から解説します。

実例①:平均設定の高い機種の傾向分析

こちらは某ホールの約1ヶ月分の「バーサス」のデータです。

バーサスのトータルデータ

✅ポイント
・901番台、904番台:平均設定1
・902番台、903番台:平均設定5

✅傾向分析
・両角には設定が入りにくい
・中側に設定が入りやすい

これだけでも、「設定が入りやすいのは中側なのかな?」というのうっすらと見えてきます。

試しに、902番台のデータを追ってみると、以下の傾向が見えました。

902番台の日別データ

✅傾向分析
・前日合算6の翌日は設定を下げる
・前日合算6の翌日以降も据え置きの可能性がある

回ってない日もあるので一概には言えませんが、高設定データの翌日は下げor据え置きの傾向が読み取れます。
これが他の機種でも見えるようであれば、狙いにいける根拠になります。
データを蓄積すればするほど、この傾向が徐々に明確になっていくので自分だけが知る武器になるのがメリットです。

実例②:取材イベントを狙い撃ち

こちらは某ホールのGPLという取材イベントのデータを集めたものです。

GPLの対象機種

全部は入りきらないので、一部だけ掲載しました。
公開されている取材レポートを地道に入力した結果、ほぼ皆勤賞で対象となっているのがファンキージャグラー

✅傾向分析
・90%以上の確率でファンキージャグラーが対象
・高確率で取材対象になる台番号が存在

ジャグラー系は設定判別が非常に難しく、1日打っても確信が持てないことがしばしば…。
その分、空き台になる可能性が確定系のある機種に比べて高いのが特徴。
狙いに行った日は午後からでしたが、予想していた台を閉店まで打って快勝を収めました。

11/4 573番台を狙い撃ち


11/4 GPL結果

取材レポートからも予想が当たっていたことが分かります。
この例で抑えておきたいのは、データをまとめておけば高設定がツモりやすくなるということです。
このホールは顕著で、ファンキージャグラーだけは高確率で対象機種に上がります。

さらに言えば、対象になる台番号にも偏りがあるので、データをまとめてる人なら誰しも答えに辿り着ける可能性が非常に高いホールです。
ただ…過去のデータが見れる「アナスロ」というサイトで見てみると回転数が非常に少ない台が多くあるのが現状…。

ホールの信頼度もあるかもしれませんが、キッチリ回せば結果はついてくるし、競争率もそこまで高くないので自分にとっては穴場ホールとして非常に重宝しています。

取材イベントは都道府県によって開催頻度が異なりますが、頻繁に開催されているならば取材レポートも複数上がっているはずなので、これらをまとめてみるとうっすらと傾向は見えてくるかと思います。

◆ツールのデメリット

日々の台データや取材レポートの情報を入力することで真価を発揮するツールですが、3つのデメリットがあります。

✅デメリット
・ホールマップを手動で作成する必要がある
・台データは手動で入力する必要がある
・機種のボーナス情報を記載する必要がある

この3つのデメリットについて、ツールの仕様・使用イメージと合わせながら解説していきます。

✅ツールの仕様
①ホールマップ作成(手動)
②ホールマップの台番号でシート作成(自動)
③入力用のExcelに台データ記録(手動)
④機種のボーナス情報入力(手動)
⑤入力用のExcelデータ読み込み(自動)
⑥台番号ごとにデータ振分(自動)
⑦機種ごとにデータ集計(自動)
⑧台番号ごとに全期間・月別にデータ集計(自動)
⑨全データの一覧作成(自動)
⑩イベントの対象機種一覧作成(自動)

ツールの使用イメージはこんな感じになります。

①ホールマップ作成(手動)

ホールマップ

✅デメリットのポイント
・ホールに出向いて調べる必要がある
・設置台数が多いホールだと作成に時間がかかる

オススメとして、機種を絞った形で作成すると労力はそこまでかかりません。

✅機種を絞った例
・ホールが力を入れている機種
・設置台数の多い機種
・人気機種
・メイン島の機種
・好きな機種

台データを入力する際も、台数が多いとそれだけでかなりの時間がかかってしまいます。
なので、全部ではなく機種を絞ると負担は大分軽減されると思います。

②ホールマップの台番号でシート作成(自動)

シート作成ボタン

「シート作成」ボタンを押します。

台番号シート自動生成

自動で作成したホールマップに記載された「台番号」のシートができます。
(個人的に、台番号ごとに見れた方がデータが増えた時にも見やすいと感じたため)
また、この機能でシートを作成するとハイパーリンクが自動で設定されるので、作成したホールマップの台番号をクリックすると、クリックした台番号のシートに遷移できます。

③入力用のExcelに台データ記録(手動)

入力用のExcel

✅デメリットのポイント
・台データサイトの内容を手動で打ち込む必要がある
・台データサイトがあるけどホールでしか見れない、台データサイトが無いホールだと入力が困難

台データの入力は手動でやる必要があります。
自分の速度だと、1台あたり10秒程度かかるので、仮に100台分のデータを入力しようとすると約17分(1000秒)かかる見込み。
集計する台数にもよりますが、慣れるまでは1日あたり30分程度は台データの収集に時間が必要になるかと思います。

ただ、台データ収集用のExcelは、ツールとは別のフォーマットとなっております。
以下の情報を日付別に入力すればよいため、打ってる時の暇な時間や移動中にもスマホで入力が可能です。
もちろん、自宅からでも入力できます。
※ExcelアプリやGoogleスプレッドシートを使用

✅台データサイトから収集するデータ
・日付
・機種名
・台番号
・BB回数
・RB回数
・総回転数
・合成確率
・差枚数
・イベント情報(あれば)

台データがホールでしか見れない場合でも、スマホさえあれば入力できる仕様としております。

手間がかかるのがデメリットですが、これをやることで傾向を見つけられる可能性が飛躍的に上がるため致し方ないデメリットかと思います。

④機種のボーナス情報入力(手動)

機種のボーナス情報

✅デメリットのポイント
・機種のボーナス情報を調べて入力する必要がある

この情報をは、入力データの推定設定を算出するために使用しています。
ただ、全機種分入力するのは骨が折れるので収集の対象としている機種のみでいいかと思います。

⑤入力用のExcelデータ読み込み(自動)

入力用のExcelの情報設定

赤枠部分に入力用Excelが保存されている場所とファイル名を入力します。

データ取込ボタン

「データ取込」ボタンを押します。

⑥台番号ごとにデータ振分(自動)

台番号ごとのシートに台データ振分

台番号ごとにデータが自動的に反映されます。
尚、ホールマップに存在しない台番号は反映されません。
読み込んだデータを元に、推定設定や全期間のデータが自動で集計されます。

⑦機種ごとにデータ集計(自動)

全期間の機種データを集計します。
機種ごとの平均設定が大体見えるようになります。

機種データ

⑧台番号ごとに全期間・月別にデータ集計(自動)

台番号ごとの全期間のデータを集計します。
設定状況の良い台番号と悪い台番号が一目で見えるようになります。

台番号ごとの全期間データ

台番号ごとの月別データを集計します。
月単位での傾向の変化が見えてきたりします。

月別の台番号データ

⑨全データの一覧作成(自動)

全データ一覧

今まで反映された全てのデータを表示します。
Excelのフィルタ機能を使うことで、並びや全台系の有無が見えてきたりします。

⑩イベントの対象機種一覧作成(自動)

過去にイベントの対象機種となった日付のデータを全て表示します。
※入力用Excelの「イベント情報」に記載ある場合
取材レポートや来店結果の情報を入れておくと、傾向が見えやすくなります。

イベント対象機種

以上がツールの仕様・使用イメージとなります。
ツールのデメリットは3つありますが、ここは自動化が難しいためデメリットとさせてもらっています。

✅デメリット
・ホールマップを手動で作成する必要がある
・台データは手動で入力する必要がある
・機種のボーナス情報を記載する必要がある

◆ツールのメリット

ツールのメリットは、以下の3つとなります。

✅メリット
・機種ごとの平均設定を算出
 ⇒平均設定が高い機種と低い機種が分かる
・台番号ごとの平均設定を算出
 ⇒平均設定が高い台番号と低い台番号が分かる
・イベント対象機種の一覧作成
 ⇒取材レポートの情報から、投入率の高い機種や台番号が分かる

デメリットさえ享受できれば、借金を減らす足掛かりとなります。

自分の経験として、借金が増える大きな要因だったのが「荒い台を打って大敗」でした。
借金をすぐ返すために荒い台を打ち続けることで、簡単に借入金の限度額に達してしまい、借入金の枠の増加も困難になります。
結果的に他のサラ金にも手を出すこととなりましたが、借入する金融機関の数が増えると借入の審査で落ちることもありました。
こうなると、ほぼ手詰まりです。

なので、「一気に勝って返済」という思考を捨て去り、論理的に勝率の高い台を狙う方が遥かに近道。
正に、「急がば回れ」です。

ツールを使い続けると、ホールの傾向が見えてくるので低設定の台を避けつつ、高設定ツモの可能性を飛躍的に上げることができます。
要は、低設定の台に座る回数を減らすことができれば、その分高設定の台に座る回数が増えます。
これがツールを使うことによる一番のメリットだと考えます。

◆ツールのテンプレートについて

本ツールですが、無料版と有料版を用意しております。

機能一覧

無料版はお試し版の位置づけです。
Excelで作成したツールのため、動作確認としてお使いください。
なお、無料版は上の表の通り、一部の機能を制限した形としております。
※上の表に加え、推定設定は算出されません

本ツールの動作環境は以下の通りです。
※以下の動作環境と異なる場合、ツールが動かない可能性があります。

✅ツールの動作環境
・Windows10/Windows11
・Microsoft Excel 2021

無料版のツールは↓からダウンロードできます。

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●台データ入力用フォーマット

**********************************************************************************●台データまとめツール(無料版)

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ツールの詳細な使用方法は、ダウンロードしたツールの「★使い方」シートより確認可能です。(※無料版・有料版共通)

全機能を使用する場合は、有料版をご購入ください。
購入前の質問や気になる点があればお気軽に聞いて頂ければと思います。

◆ツールに対するQ&A

Q.Excelをあまり使ったことがないから使えるか不安。
A.基本的な部分でも構いませんので、お気軽に本noteへのコメント、又は、X(@surorisuku)のDMまでご質問ください。日々の業務でもExcelを使用しているので、大抵のことは回答できます。

Q.ツールについて質問したい場合どうすれば良いか。
A.本noteへのコメント、又は、X(@surorisuku)のDMまでお問い合わせください。

Q.ツールにバグがあるんだけど!
A.本noteへのコメント、又は、X(@surorisuku)のDMまでご報告ください。早期に修正し、修正版を本noteで上げさせて頂きます。なお、修正後は再度台データの情報をツールで取り込む必要がありますので、ご了承下さい。

Q.こんな機能があればいいんだけどな~。
A.お気軽に本noteへのコメント、又は、X(@surorisuku)のDMまでご連絡ください。実現可能であれば、ツールへの実装を検討致します。

Q.自分で機能を追加したい。
A.ソースコードの転用を防ぐため、申し訳ありませんがパスワードをかけているため、機能追加はできません。

Excelについての些細な事、借金に関することでも構いませんので、気になったことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
なお、頂いた質問によっては本noteのQ&Aという形で掲載することもありますので予めご了承頂けますと幸いです。

以下、有料部分となります。

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