見出し画像

日本縦断旅日記28日目 ~ 宮崎編 ~

さて今日は実家でののんびり期間が終了し、宮崎方面へ探検に向かう。

意外と早く準備が済んだので早めに出発してガソリンを入れていたら、家の鍵を完全に忘れていることに気がついた。

鍵をミニカードケース的なものに紐づけて持ち歩いているため家を出るときに鍵を閉めるので、自ずと忘れることは無いという戦法なのだが、実家だと鍵が無いので完全に無効となっていた。

急いで家に戻り鍵を探すが見当たらず……。

もう一度自分のポケットを探してみたら、内側のダウンのポケットから鍵が出てきた……。

アホ丸出しな一日の開始である。

さて気を取り直してまずは原尻の滝へ向かう。

バイクに乗り始めたのは奈良に移住してからなので、実は以外と自宅の周辺を走ったことが余りない。

そのため自宅周辺から出発してみると、今まではるか遠くにあると思っていた場所が意外と自宅の近くだったりしていて、地元にいたときに見ていた風景とは違ったように見えて新鮮だった。

延々と若干運転のしにくい山道を走り、内陸の方に入ってくると少々寒くなってきた。

今日の宮崎の最高気温は24度だったので、一枚インナーを除いてきたのが失敗だった。

内陸部はしっかり寒い。

ただ天気が良かったので少々耐えつつ無事到着。

事前情報では意外とすごくないと聞いていたのであまり期待していなかったが、いざ見てみるとかなり迫力がある。

ナイアガラの滝をイメージするとしょぼく感じると思うが、日本でこれだけの滝を見れることはなかなか無いような気がした。

問題はこの近辺に滝以外になにもないため観光には大変不便な立地となっているが……。

さて今日は意外と距離があるので、気持ち滞在時間を短めに撤収し、次なる目的地である馬ヶ背に向かう。

本当は高千穂峡に行こうと思っていたのだが、あそこはボートに乗って観光しないと真の景色には出会えないだろうと考えて今回は馬ヶ背を選択することにした。

九州は四国と比べて信号が多いのでなかなか進まないと思っていたが、思いの他信号機が少なく、意外とスムーズに進むことができた。

道中延岡付近でお昼ごはんを食べようと思っていたら、ちょうど桝元が目についた。

何も調べずに入ったが、どうやらここは桝元の本店らしく宮崎発祥のラーメンだということが発覚した。

一度食べると病みつきになるので、辛いものが好きな人はぜひ一度食べてみてほしい。

お昼ごはんもたべ馬ヶ背に向かていると、道中フェニックスの木というのか、かなり南国情緒あふれる景色が広がっていて宮崎に侵入してきた感をかなり感じた。

さて馬ヶ背付近の駐車場に到着し、有名な崖の方へ進む。

5分ほど歩くと馬ヶ背として紹介されるときに出てくる有名な写真スポットへ到着。

地面が透けているため少々怖かったが、いざ踏んでみるとそこまで怖くなかった(真下が草むらだったので若干怖さが和らぐ)。

このスポットで終わりかと思っていたが、もう少し先のほうまでいけるっぽいのでもう少し進んで見る。

すると太平洋を一望できるスポットに到着した。

多分こっちの方が迫力のある景色が見られるような気がする。

海を眺めてみると、きれいなエメラルドグリーン色になっていた。

沖縄の透き通った海とはまた別の綺麗さがあった。

次はここから3分ぐらい行くと願いが叶うクルスの海というのがあるので向かってみる。

展望台付近の駐車場をめがけてGoogle Map先生に道案内をしてもらっていると、少々バイクを停めるには斜面が急すぎる場所にたどり着いた。

仕方がないの展望台付近の路肩に停めようと思い近くまで進むと、駐車場が整備されていたのでことなきを得た。

馬ヶ背で見たエメラルドグリーンの海を期待して行ったが、少々景色としては微妙な気がした。

岩と海からなされる形が「叶」という文字になっているということだったが、少々無理やりなような気もする。

ともかく何やら願いが叶うらしいので、宝くじで10億あたるようにお願いしておいた。

さてここからは少々遠いが都城までひたすら南下する。

本当は日向あたりまで行ってモアイ像やらを見たかったが、宿と明日の日程的に厳しかったので都城付近に宿泊することにした。

都城までたどり着くとJoyfullが目に入り、どうしても食べたくなったので夕飯はJoyfullに決定。

東京にいる友だちと九州旅行をした際は、JoyfullをみてDennysと勘違いしていたのでびっくりした。

自分にとってはJoyfullは青春の味がするファミレスではあるが、九州県外の人からしてみると馴染みの無いローカルファミレスだろう。

久しぶりにメニューを見ると若干値上がりしたような気がするが、学食ぐらいの値段でかなりしっかりしたものが出てくるので未だにコスパ最強なのは瓦なさそうだった。

さてお腹も膨れたので、宿に向かって明日に備えるとしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?