第1回 好きなものを言う 「信長の野望」

こんちは

暇つぶしが尽きて暇なので、僕の暇つぶし方を紹介することで暇をつぶすべく、またモノを書く能力を高めるには書くしかないと思い立ち、書き始めた所存です。これからnoteで好きなものをつらつらと、書いていく予定です。


1.はじめに

「ウケるかどうかはツカミ(マクラ)でだいたい決まる」と落研の先輩に教わりました。後輩にも言っています。しかし僕の初noteはこいつの話から始めます。好きなので。

 今から紹介するのは「信長の野望」

知り合いにもプレイしたことある人があんまりいない。このゲームは、俗に言うシミュレーションゲームで、短めに言うと信長や他の大名たちになりきって兵糧やお金を貯めるための内政や、他の大名との外交をしながら、足軽や騎馬部隊等を操り、天下統一を目標に戦国乱世を駆け抜ける!というものです。シミュレーションゲームなのでわりかし数値勝負の色も強いが、プレイヤーの選択やそのタイミングで状況が打開されるため、腕ももちろん問われる。更にただ戦っている数字を見るだけでなく、「桶狭間の戦い」や「本能寺の変」、真田丸ファンにはおなじみ「第一次上田合戦」などの「イベント」が起きるので戦国時代の追体験をおくることも要素の一つです。そんな信長の野望についてサックリと熱弁する所存です。


2.信長の野望ってどんなゲーム?

 買ったあとどうやってはじめるのか順をおってめちゃくちゃザックリ説明します。ゲームのシステムとか仕様とかどうでもいいよ!という方はここは読み飛ばしてください。


ではでは。
はじめにプレイする大名を選びます。作品によりますが、信長が誕生した年代から本能寺の変が起きる年代までを年代ごとに5シナリオくらいに区切ってあり、↓こんな感じの地図なんかを見ながらどの大名にするかを選びます。

画像1

中央付近の赤い紋がいわゆる信長の織田家で周りは親戚の織田さんです。これは尾張の周辺諸国だけですが、こんな感じの地図が北は北海道の南端、南は鹿児島まで描写され、選んだ自分以外の大名はAIが入って戦います。単純に言えばシナリオ数×大名の数だけ遊べます。シナリオ毎に違いあるの?って思うかもですが全然違います。シナリオによって大名家の支配している土地の広さや武将の質が違うので、難易度がだいぶ変わります。特に見ていて面白いのが織田家。桶狭間の戦い以前の年代のシナリオだと普通に滅びます。桶狭間ってやっぱり奇跡なんだなと痛感します。逆に本能寺の変直前のシナリオだと織田家は強すぎて最初から天下統一ほぼ無理な大名家も出てきます。

大名を選んだらゲームスタートです。
この先は作品によって全然違いますのでこれでゲームの基本システムの説明は以上です。「まだ大名選んだばっかりだよ?」確かに。でも本当に別ゲームかと思うくらい違って、シンプルに兵の数が重要な作品もあれば、街道の整備が大切だったり、兵の質、また兵を率いるのが戦をどれだけ重ねた武将かどうかが大切だったりする(200回戦ったザコ武将>初陣の織田信長、みたいな)ので一概には言えないんです。でも基本は「兵」「金銭」「兵糧」の3つを増やし、他国に攻めることになります。この「他国への攻め方」が本作一番の醍醐味であり、全てです。これについては話すことが多いかつシステムの説明に関係ないのでこれにてシステム解説おわり。次の節でその他国への攻め方の楽しさを語ります。


3.醍醐味

僕がこのゲームを好きな理由について話します。

画像2

この地図を再び見てください。最低限の知識としては、岐阜南部の家紋は美濃のマムシ、斎藤道三の斎藤家。三河より向こうの東海は今川家。北近江は浅井家。その上が朝倉家。南近江が六角家。その西が足利将軍家といったところでしょうか。
あなたが織田信長(中央付近、赤い家紋)だったとして、足軽が5000いたとして、どうします?








はい、これだけで楽しい。




史実通り尾張を統一して、桶狭間イベントを待って、徳川の後ろ盾が出来たら、斎藤や長島一向一揆を倒して畿内へ攻め入る?
→めっちゃ楽しい。けどそんな順風満帆が約束された人生でいいのか?


一旦今川と同盟結んでその後ろ盾使って斎藤滅ぼして機内へ?
→よっ!世渡り上手!でも斎藤さんところの帰蝶ちゃん嫁にもらってるのにいいの?



逆に斎藤との婚姻を生かして今川との正面戦争?
→面白い!しかしお前、今川を敵に回すってことは、武田も敵に回すってことだぞ?


この画像見るだけで脳内がこんな感じ。一シナリオの一大名だけでこれ以上に選択肢がある。たまらん。RPGなんかよりよっぽどロールプレイしてる。さらに戦国知識が増えてくると武将の性格、逸話に合わせた戦い方をしたくなる。例えば上杉謙信とかだと弱小大名は攻めずひたすら大国を脅かしたり、松永久秀とか宇喜多直家なんかだと隣国と同盟してその国が他家を攻めて自分側の城の守りが薄くなったら同盟を破棄してそこを攻めるなんていう狡猾なプレイをむしろ良しとしたり、別に縛られていなくともこんな感じで大名や武将の性質にあわせて戦うようになったりもする。しかし上杉謙信は武力や統率パラメータが馬鹿みたいに高いし、裏切るタイプの武将は知略が高いのでむしろそんなロールプレイがしやすくなっているのでなんならこれは初〜中級者の遊び。
真にヒリヒリとした戦略を楽しむとなると弱小大名家で戦うことになる。2.の節で天下統一がほぼ不可能な大名もいると述べたが、「ほぼ」である。考えうる最善手を尽くしても無理なときはあるが繰り返し試行することで一筋の光をつかむ、いわば運の絡んだ詰将棋。これがたまらなく楽しい。最近のAIはめっちゃ強いので脳汁ドバドバ。これをやると一条家とか姉小路家とか畠山家なんていう戦国好きでも触れる機会がない大名にすごい愛着が湧く。

他にも自分の地元大名家に平凡な能力の自分の名前をつけた創作武将を入れるプレイ、大名単騎で戦って敵の武将は全員斬首プレイ、むしろ戦わずに降伏勧告だけで天下統一目指すプレイ、人によってさまざまなプレイが存在するし、それをさせてくれる。一個一個喋ってるとキモくなる。急に冷静に鳴っちゃったが、そんなゲームなのだ。そんなところが僕のこのゲームが好きな由縁だ。

4.最後に

初心者でもわかりやすい文面にしようとしたけどやりすぎてて最初に何がわからなかったかわからなくなったのでわかりにくかったらごめんなさい。つまり不可解なことがあったら質問お待ちしてます。

3.あたりから文体が興奮してですます調じゃなくなってきているところからもこの楽しさが伝わってやる人が増えると嬉しい。でも最近のやつPK版まで買わないとバグとかひどいし、本体とPK版合わせて1万弱するからゲーム一本にしては高くて、中古のやつも全然安くならないっていう新規に優しくないゲームなのが玉にキズ。

なので興味を持った方がいれば高い買い物になるのでまずはそれぞれの作品の解説とかゲーム実況とか見ることをおすすめします。おすすめはニコニコ動画の(今観れるかは未確認)現在絶賛失踪中の「ただてる」さんの「戦国時代にポケモン646匹をぶち込んでみた」。武将の知識なくてもポケモン知ってれば面白くてゲームシステム(作品は信長の野望・革新)もわかるし、展開も凄く良いので見たことない方は是非。僕は烈風伝(DSで出来て廉価版の中古めっちゃ安い)と天道(道路と部隊の技能研究が持ち味)がおすすめですが、天道は革新の後に出たのに革新の劣化と言われています。最新作とその前の、大志(政策が命、少数で大軍に勝ちやすい)と創造(道路作りが大切、武将育成が楽しくて外伝?の戦国立志伝は武将個人のプレイが楽しめる)も良いと思います。

稚拙な文章ですみません。語ることはまだ山ほどありますがこの辺で。お疲れ様でした。

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