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矢野政権についてはっきりと書く

2022年も無事にプロ野球が終了しました。

今年で4年間阪神の指揮を執った矢野監督が辞任します。今年のことを中心に矢野政権についてはっきり書いていきます。

  1. 今年よかったこと

  2. 複数ポジション問題

矢野さんは色々とたたかれてはいましたが、成績は4年連続Aクラス入りと立派な功績を残した。ただ優勝できる戦力ではあったものの、けが、コロナ、調子の波色々な要素が重なり、戦力はあるのに、勝ちきれない。あと一本といった負けが多く、ファン以上に歯がゆかったのではと想像できます。

今年よかったこと

今年のタイガースの良かったことは、やはり投手陣
湯浅、浜地は言わずともわかる、えげつなさ。
ただ、ケラー、岩崎が本来の調子ではなかった。ただ大崩れせずに、一年間戦い抜いたのは、素晴らしいと思います。

複数ポジション問題
一年間この話題が付いて回ったシーズンでした。特に準レギュラー選手のために、佐藤、大山がポジションを移動していたことが批判されていたと思います。
まず、私は複数ポジション賛成派、理解できる派です。コロナ禍という特殊な状況を踏まえると、複数ポジションを守らせることはコロナ離脱によってポジションに穴が開くリスクを防ぐことができるから。

特に大山選手がファースト、レフトを守ることは、大山選手の将来を考えても良い選択だったと思います。というのも佐藤選手が将来サードを守る可能性が高く、サード以外のポジションを大山選手が守れる佐藤選手とポジションが被らない。ただ、そうなると大山選手はファーストを守ることになるが、ファーストは外国人助っ人が加入しやすいポジションであり、ここも被るので、レフトを守れるようになると、サード佐藤、ファースト外国人、レフト大山という、超攻撃型スタメンを組むことができる。

一方で佐藤選手の複数ポジションは疑問がある。佐藤選手が本来のサードではなくライトを守っていた理由が、チームが打てなかったからだからである。ライトまたはレフトで井上、小野寺、陽川、ロハスの内一人でも出てきていれば、佐藤はチーム事情に振り回されず、サードで固定できたはず(サードに固定すれば、守備がよくなるかは別問題)。外野に打てる選手が表れなかったため、糸原選手をサード、外野に佐藤選手を出さざるを得なかった。また、相手投手の右左によって、糸原選手が出るのか、島田選手か、北条選手か、山本選手かを固められず、佐藤選手はポジションを常に入れ替えざるを得なかった。皆さん忘れているかもしれないが、佐藤選手はまだプロ2年目の選手。大山選手ほどのキャリアがあれば、ある程度の複数ポジションを守りながら、成績を出すことはできるが、佐藤選手にはバッティング、守備に影響が出てしまったときもあった。とはいえ、佐藤選手は2塁打の本数も多く、ホームランも2年連続20本、やはり魅力ある選手です。

最後に
開幕九連敗、コロナ八連敗もあった中、ベンチも明るく、諦めない野球を見ることができ、ファンとしては楽しいシーズンでした。
矢野監督お疲れさまでした。

素人の浅い分析をここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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