目の前の人と向き合い続ける。

一緒に仕事をしていて、価値観が合わない人がいる。

意見をぶつけ合いはするものの、お互いにモヤっとしたものが残ることは多々あるように感じている。

少なくとも私は感じているから、相手もそれなりに感じていると思う。

正直、前任者とは非常にうまく関係が築けていて、仕事の進め方がスムーズで、仕事をする上で本当によきパートナーだった。

だからこそ「ああ、前任の〇〇さんだったらなあ・・」と考えてしまう自分がいる。

しかし、それを言ったらおしまいとも思っているし、後任者にそれを言うことは絶対に避けなければいけない。

人と人を比べて「あなたの方が劣っている」なんて言うのは、何様だよとも思うし、最低の行為だと思っている。

でも、前任者の影がチラつくのも、自分の意思とは関係なく、オートマチックに頭をよぎってしまうのだから、それ自体は仕方がない。

それ自体は仕方がないとしても、今やるべきことは後任者とひたすら向き合い続けること、それしかない。

大事にしているポイントが違うから、本当に見事に話が噛み合わないけれど、それでもちょっとずつ理解を深めていくほかない。

愚直に、地味に、無様に、でも少しずつ。

かなりしんどいけれど、人生ってそういうタイミングあるし、このタイミングで自分と違う価値観の人と出会ったのには、何か意味があるとも思う。

そういえば、妻とも全く価値観合わなかったしな。

逃げたくなるけれど、今こそ試されている。

自分が否定されたとしても、逃げられたとしても、自分から逃げるようなことだけは絶対にしない。

苦手だけど、向き合い続けるんだ。

おじゅん



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