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香りの好みと統計

長年アロマを使用したり、ブレンドしたり、お好みを伺っていると

大体こういうタイプの人はこの香りがお好きかも。とか逆にこの香りが好きって言う事は

こう見えて〇〇タイプかぁ。と言うようなある程度の傾向があります。

(私調べwでも1万人くらいは聞いてるはず)

私は鍼灸師でもあるので、いわゆる東洋医学的タイプ別のそれに合うなぁ。なんてニマニマしてしまうのですが

わかりやすく言えば血液型って日本では割と皆さんお好きでしょ?だからそういう程度と思ってください。

実際の治療に生かす東洋医学は血液型のタイプみたいに簡単なものを良く目にしますが、

中々それだけで一括りにできない難しいさと面白さがあります。

ですが例えば疲れた時には甘めの優しい香りが心地よく感じる。イライラしている人はスッキリした香りや

柑橘系を好まれる。といった予測は当たりやすいです^_^

沢山ある種類の中から、どんな香りが好きか。とカウンセリングで聞かれても、

うーーーん。とうなる人の方が多いかと。

なので、私の場合は使いたい成分、そのクライアントがどうして欲しいのかのご希望とお好み、

最後に東洋医学的な視点も混ぜてブレンドしています。ブレンド、奥が深いですねぇ。

そう思うと、商品としてアロマの香りを使った物、香水、柔軟剤の香りに至るまで、

世の中の商品って、結構な数の調査を重ねて(販売後も)らっしゃるのだろうな。。。

と思ってしまいます。物を売るのは、インターネットとはまた違うアプローチがあるはずですよね。

世の中の傾向をしる事も実はブレンドに役立ちます。

まずは、自分の好きな香りを見つける

気分により好きな香りが変わる事に敏感になる

他人の好みを知る

統計をとってみる(たとえば、年齢や症状など)

それを日々のケアに役立てる

という事ができればセラピストとしては良いブレンドができるかと思いますよ。

メンズでイランイランがお好きだと聞いたら、お料理をご自分でもされますか?

もしくは、お母様がお料理上手ですか?と聞いてみます。大概答えはYesです。(私調べ。2回目笑)

香りを感じる嗅覚も味覚同様、知らない味や香りは危険かも。と拒絶をします。命を守るための

当たり前の反応です。だけど、日本では自生しない植物の香りを好きという方は、

香りに慣れているのです。(アロマというくくりだけでなく、全ての芳香に対して)

香りに含まれる成分は、様々ありますができるだけ沢山の芳香に触れた経験が

豊かな嗅覚を作っているのかもな。となんか幸せで豊かな生活を見せられているようで

質問しながらほっこりする瞬間です。

因みにこれは日本人の話です。また海外に行くと全然違うと思います。

それがいい、悪いではなくてそうである事。をしっておくと、

リラックスにいいから、ラベンダー。というような安易な選択ではなく

お若いからオレンジスィートもいいかもな。みたいに選択肢が広がります。

そこら辺のお話は授業ではざっくり。なのですが(使い慣れないとわからない部分があるので

頭を硬くしたくないからお伝えしません)

セラピストとして働いてらっしゃるなら、統計をとる事は非常に役立つと思いますよ。

とは言え、失敗ブレンドも沢山!失敗は大事な経験なので必ず記憶に留めておく事。

香りで様々な方の豊かな暮らしのサポートができるよう頑張りましょう!

全然アロマとは違う話ですが、鍼灸学校の学生だった当時、もぐさの塊を両手いっぱいに乗せて、

「あーいい香り」と言っているクラスメイトYちゃん。思わず真似をしたら

私も大好きで、良く実習時にそうやって嗅いでました。よもぎの香りですね。

アロマに限らず、出来るだけ天然のものの好きな香りを見つけておくのは、

リラックス法の1つとしておすすめしてますよ。簡単でしょ?

香りのある豊かな暮らしを忘れずに過ごしたいものですね。


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