他者評価の必要性
こんにちは。
個人オーナーのセラピスト。例えば資格を取って数年どこかで働いてご結婚され自宅併設サロンを。という方は
アロマセラピストという職業では一番多いパターンかもしれません。
大型店などではどうしても商品の販売ノルマがあったり、時間をきっちりしないと数がこなせず、時間もカツカツで、
コストもあるので使える精油も決まっていて。本当にしたいことはしっかりお客様に寄り添うことなのに・・・
とフラストレーションを抱える方のご相談もよくうけます。私もホテルスパや整骨院併設サロンなどで働いておりましたので
気持ちはわかりますが、雇用されているセラピストにもメリットがたくさんあります。
その1つが、仲間や上司のチェックや技術研修が頻繁に行われるということ。いろんな形態があるのですべての店舗がこのような
技術練習の時間が取れたり最新の勉強会をするという訳ではないと思いますが。。。そういうところであれば躊躇なくやめましょう(笑)
もちろん使うオイルなどの使用コストは自分で持ってくるなり買取などしないといけないかもしれませんが、どうしても
しっかりしたサロンは時間がある程度あいてしまいます。その時間に練習をしていいですか?と聞いてだめだと言われるサロンは
ないはずです。(もちろんその他の事務作業や必要なお掃除や接客などのほうが優先順位が高い場合は別です)
私はセラピストとして7年くらい経過した時点で、開業もしていましたが掛け持ちでホテルスパでも働かせていただいていました。
その時に、「こういうクライアントが来たんですが。」という悩みには都度練習相手になったりなってもらったり。
非常にありがたかったです。すべてはクライアントのためですがそれが結果店舗のためになるので、チームとして向上できますよね。
その時に、同業で、忖度なく自分の評価をセラピストとして一人立ちしてからご指導いただくチャンスは
今の大きな財産となっています。個人経営だけであれば自分の感覚がすべてになるので、それに合わない人はリピートしてくれない。
評価はいただけないので、何が悪かったのかわからない。
これって結局不満にもつながるし技術の向上は皆無です。
講師業を長くしていると、別のスクールに行っていたんです。とか既にセラピストとして働いています。とかいう方に出会います。
が、え!!なんで?という技術に合うことも実は多いのです。それを目の当たりにするたびに、自分はある程度のキャリアを積んでから
他者の評価を受けれる環境に身を投じてよかったな。と感じます。
自分ではどうしても感じられない自分の技術。来てくださる方やリラックスだけでは、「気持ちよかったです~」という評価は
結構簡単に頂戴できます。ですが、「今までで一番楽になりました。」とか「ご紹介させていただきたい」というような評価は
紳士に批判にも耳を傾けるということが重要となります。定期的に同業者が偵察?(笑)にお越しになりますが
理論のない技術だけを盗んでも、やっぱりただの真似事ですし、本当に勉強したいなら、しっかり評価してもらうことがいいと思います。
セラピストの皆さん、ほんとに親しい仲の方や、同業者の方の忖度ない意見を聞きましょう。
自分が全然知らないサロンに行って可もなく不可もなしの状態の時担当してくださった方になんといいます?「気持ちよかったです。ありがとうございます」ですよね??
よっぽど腹が立った時以外は文句も言いません。大人ですから。再来しなければいいだけですので。
仲間でも同様。もし練習などでペア施術の際は、よかった点と悪かった点を両方伺うといいかもしれませんね。
そういった意味で新しい技術習得のセミナーなどにいくだけでなく復習のようなものにいってみるのもいいでしょうし、
それも難しい人はリピート率をしっかり数字で出してみるのもいいでしょう。エクセルを使えば簡単に前月比がつくれますし
数字は嘘をつかないので。セラピストさんで伸び悩んでいる方の参考になれば。集客のための広告も大事ですが
新規の方ばっかりでは毎月集客のお金が出ていくばかりです。自分に嘘をつかず努力することがどんな商売でも必要です。
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