底が薄いランニングシューズで走る理由

こんにちは‼︎
数年前、熊本に家族とオカンと行き旅館の温泉に入ってる時、その温泉は男湯女湯が壁一枚で仕切られてるタイプの温泉で、僕がゆっくり温泉に浸かっていると、知らないおっちゃんが気持ちよく歌い出した瞬間、女湯のおかんが僕が歌ってると勘違いしたみたいで、「ヨイショ‼︎」「あらよっと‼︎」とおっちゃんの歌に合いの手を入れ出して、知らないおっちゃんとオカンのセッションが始まり、完全に他人のふりを決め込んだジパングの院長です。
#おっちゃんが
#いい旅館やなと言ってたけど
#旅館のサービスではありません

さて、今日は僕は11月19日に長崎市で行われるハーフマラソンに向けて、頑張ってランニングの練習をしていますが、
#応援に来てね

その練習において僕は、手作りののチョーカッコイイサンダルや五本指の運動靴で走っています。

そのどちらも靴そこがめちゃめちゃ薄いという特徴があります。最近は靴底が分厚くて、クッションが効いたランニングシューズが一般的になっていますが、その逆をのクッション性なんて全くない靴を履いてるのなぜなのか?その理由を東洋医学的に解説していきますね。


▼僕たちの足の構造


僕たちの足は土踏まずがあって歩行の衝撃を和らげたり、前にすすむための『推進力』を作り出す構造になっていたり、足の裏はセンサーがいっぱいあって、足の裏から色んな情報を得ていたりします。

骨格を話していくときは人間の進化の過程から話していくのが一番わかりやすいのですが長くなるのでそれはまた今度。
ちなみに人間は火を手に入れて、色んなものが食べれるようになり、消化の時間が早まって、腸が短くなり、脳が大きくなったとか言われています。
#諸説あり

腸と脳は結びつきが強いと言われていて、腸には神経細胞が多いとか、脳の物質が腸で作られてるとか色々あります。東洋医学でも腸と脳は表裏の関係で関係性が強いです。

話を戻すと、まず衝撃を逃す仕組み。僕たちの頭は5〜8キロくらいの重さがあると言われています。まあまあ重いです。それを頚椎のカーブがまずサスペンションして支えています。だからストレートネックの人はダイレクトに頭の重さが肩にかかるので肩こりがひどくなるわけですね。

そして胸椎、腰椎もカーブして支えていて、股関節、膝、足首、そして足の裏から頭の重さをアースのように逃がしていく構造になっています。
そのアースはそれぞれの部位で特徴がありますが一番大切な所が足の裏なんですね。足の裏の筋肉が弱いと力がうまいこと逃せなくて、膝に負担がきたり、股関節に負担がきたり、首に負担がきたりもします。
#膝が痛い年配の方は膝周りの筋肉よりも
#足の裏を鍛えた方がいい

なので、足の裏を鍛えた方が全身の骨格の流れや力の逃し方からして大切なんです。なので僕は足底のペラペラの靴を履いて足を鍛えているわけです。
#めちゃ鍛えられます

また、足の小指の骨の延長線上に骨格の空間があるんですが、そこに力を逃します。そこに逃すためには、東洋医学の肝臓の経絡や胆嚢の経絡など絡むので、肝臓の代謝が悪いと力を逃す働きも弱くなっちゃうので、足を鍛えれば肝臓の代謝も上がり、あしも鍛えれるという色んないい効果を望めるわけですね。

▼走り方


まず最初に言っておきたいのですが、僕はクッションのある靴がダメだとは思っていません。ただ使い方が大切だと思います。

クッションのある靴は(色んないいことはありますが)、ランニングの衝撃をクッションが和らげてくれるという所があります。ただこれには落とし穴が2つあります。

一つは自分の足そのものの、クッションを使わなくなるのです。
上記で書いたように足は土踏まずがあって、逃す構造があって、それには足裏の筋肉があった方がいいと書きました。
自分の足のクッションを使えなくなり、自分の足の素晴らしい機能を活かせないわけです。それは筋肉の低下やランニングフォームの乱れにつながり、後々には怪我につながってくるかもしれません。

これは僕の経験ですが、昔クッションのある靴で走ってて、10キロくらいはまあまあ余裕で走れていたんですが、サンダルに変えてたら3キロも走れなかったんです。その翌日から足裏、ふくらはぎ、太ももは筋肉痛でした。
本来走るために使う筋肉や関節を使ってなかったことを知りました。

そしてもう一つの落とし穴が、かかと着地になってしまうということ。
走り方には色々あって、かかと着地がダメというわけではありません。が、裸足で体育館や運動場を走ってもらったらわかると思うのですが、かかと着地でのランニングは絶対できません。
#痛いんだよね

かかと着地をすると膝や股関節にも負担がくるのでなかなか難しいんですね。なので足底全体での着地みたいな感じになるんですね。そこで自分の持つ足のクッションを使えるわけです。

クッションのある靴はかかと着地がなんの負担もなくできます。が、そうは言っても膝に負担がかかり、筋肉もつかないので怪我しやすかったり、パフォーマンスが低下したりしちゃうわけです。
走り方がちゃんとしていて、姿勢が綺麗な人がそうゆう靴を使うのはめちゃいいと思うし、プロやランニング上級者はめちゃいいと思いますが、ランニングがまだまだの人が靴のクッションに頼りすぎるのは考える余地はあるかと思います。

たまに道でランニングしてる方を見るとかかと着地になりすぎてて、身体は後ろに傾いてて、一歩ずつブレーキをしながら走ってる人を見かけます。あれは怪我しやすいし、なかなかパフォーマンスも上がらないんじゃないかなと見ています。

で、ペラペラ靴で走ると、足底で着地する走り方に自然となります。自分の足のサスペンションをきちんと使って、衝撃をやわらげる走り方に自然となるんですね。
僕的にはこの走り方が人間の本来の走り方ではないかなと思います。

足底筋や足が鍛えられ足のサスペンション、推進力が増し、走り方も改善され、ランニングフォームも改善されるというペラペラの靴でございます。

あ、そうそう。このかかと着地の話はランニングの話であり、スポーツでかかとから着地して体幹を安定させるなどのやつとは別の話です。あくまでもランニングの話でございます。

▼足からの振動


ペラペラで走るメリットはまだありまして、足底の振動がめちゃ起こるってことですね。振動は筋肉を震わせ、めちゃめちゃ発汗を促します。
昔足元がブルブルマシーンがあって、めちゃ小刻みに振動して、それに乗ってると痩せるみたいなのが10年前くらいに流行ったんですね。
あれは、外的刺激によって振動を筋肉に伝え、発汗を促したり、筋肉を発熱させて痩せるってやつなんですね。
#やせはなかなかしないだろうけど

でも、外的刺激の振動は所詮外的刺激なので、自ら運動して生み出した振動には全く及びません。
あんまり外的刺激ばかり受けるとデメリットもありまして、白ろう病みたいなのになっちゃたりします。筋肉を震わせる振動は自ら作り出すのがいいのでございます。

話がそれました。

足裏からの振動は脳みそに作用して、脳の電気信号を整えてくれます。足の踵に受けた振動が背骨を伝わり、頭蓋骨の割れ目に沿って脳みそにいい影響を及ぼします。ストレスがある人、寝れない人、鬱傾向の人なども、この”生理的振動”はめちゃいいと思います。

そうそう、大切な人間に必要な振動がもう一個ありました。それは太陽光です。光も振動です。人間には太陽光が必要ですね。

ペラペラの靴を履いて、太陽光を浴びて、走っている院長でした。

あっ、いきなりペラペラの靴で走ると怪我をしちゃったりしますから、最初は芝生の上とかゆっくりランニングから始めるとか、優しく初めてくださいね。

長々とありがとうございました。

以上で〜す‼︎


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