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【CWS】ホワイトソックス 2021-2022年オフシーズンの動き(ロックアウト前)

今年初めてのNoteへの投稿なので、遅ればせながら、Happy New Yearの画像を使いました。実はもう少し戦力が整ってから書こうと思っていましたのですが、ロックアウトが続いていて、全然Noteへの投稿ができないでいました。いつまで待ってもロックアウトの終わりが見えませんので、今回はロックアウト前までにどんな選手の獲得があったのかと、野手、投手の現状のロースターについて書いていきます。

主な野手の退団・入団

主な退団選手
1.ヘルナンデス(内野手)FA ⇒WASナショナルズ
2.グッドウィン(外野手)FA
3.ハミルトン(外野手)FA
主な入団選手 
無し

セカンドのヘルナンデスがFAで退団し、WASナショナルズと契約しました。グッドウィンとハミルトン外野手がFAで退団しました。単純に抜けた穴を補強すると考えると、二塁手と外野の控えが必要な状況です。

現時点のロースター(野手)

現時点で考えられる野手のアクティブロースターを、可能な守備位置を入れて見ていきます。

先発
【C】グランダル# (1B)(DH)
【1B】アブレイユ (DH)
【2B】メンディック (3B)(SS)
【3B】モンカダ# (2B)
【SS】アンダーソン (DH)
【LF】ボーン (1B)(DH)
【CF】ロバート (RF)(LF)
【RF】ヒメネス (LF)
【DH】メルセデス (1B)
控え
【C】コリンズ* (1B)(DH)
【C】ザバラ
【1B】シーツ* (OF)(DH)
【OF】ガルシア# (2B)(SS)
【OF】エンゲル
#: 両打ち、*: 左打ち

長打力のある選手が並んでおり、控えも5人並べられるほど、野手の選手層は厚いです。このままシーズンに突入しても他球団と遜色ありません。
それでも補強するべきと思われるのは、左打者です。両打が3人いるものの、左打者は控えに2人いるだけです。それと二遊間の控え層が薄いです。外野手のガルシアが、セカンドとショートを守れますが、メンディックのセカンドは少し力不足な感じです。ただFA市場には、セカンドを守れる内野手が結構残っている印象です。例えば、スターリン・カストロ、ジョッシュ・ハリソン、ドノバン・ソラーノ、ジョー・パニック、エリック・ソガード、アズドルバル・カブレラと、名前をあげると沢山います。きっとFAの誰かを獲得することでしょう。
一方で余剰と思われるのが、1B・DHをポジションとする打者です。アブレイユ、メルセデス、ボーン、シーツと4人もいます。シーツは左打者ですが、他3人は右打者で、ポジションが完全にかぶってしまっているため、ボーンがレフトに回ることになります。
こうして考えると、メルセデスあたりを交換要員に、セカンドのレギュラーポジションを守れる左打者をトレードで獲得できると、理想の布陣になります。ロックアウト後にどのような補強をするのか楽しみです。

主な投手の退団・入団

主な退団選手
1.ロドン(先発)FA 
2.テペラ(救援)FA
主な入団選手 
1.グレーブマン(救援)FA

FAとなった先発投手のカルロス・ロドンは、13勝をあげチームの勝ち頭で、ノーヒットノーランも達成した投手です。左投げの投手で貴重な存在ですので、再契約できるに越したことはありませんが、この穴を埋めないと、戦力が整いません。

新入団選手としては、FAのグレーブマンを獲得しました。テペラの抜けた穴を十分にカバーできる補強です。

現時点のロースター(投手)

現時点で考えられる投手のアクティブロースターを、先発投手、救援投手別に見ていきます。

先発投手
リン
ジオリト
シーズ
カイケル*

救援投手
ヘンドリックス (クローザー)
キンブレル
グレーブマン
ルイーズ
バマー*
クロシェ*
コペック(ロングリリーフ・谷間の先発)
ロペス(ロングリリーフ・谷間の先発)
*: 左投げ

先発投手は、4人しかいないので、左投げの先発投手が欲しいところです。ロドンと再契約できればベストですが、どうなるでしょうか。もし適切な先発投手が獲得できなければ、2021年にロングリリーフやローテの谷間の先発を任せた、コペックあるいはロペスを先発に回すというのも1つの方法です。
救援投手は、錚々たるメンバーです。6回クロシェ、7回グレーブマン、8回キンブレル、9回ヘンドリックスと投げれば、先発投手は5回まで踏ん張れば勝ててしまいそうなほど強力な投手陣です。救援投手も毎日投げるわけにはいきません。さらに、もしコペックあるいはロペスを先発に回すことになれば、救援投手を1人か2人補充する必要があるでしょう。

総括

地区優勝を目指すために必要な選手は、セカンドのレギュラー(できれば、左打ち)、左投げの先発投手、この2つのポジションの選手です。それにしても、早くロックアウトが終わらないと、こちらのモチベーションも下がります。

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