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【CWS】6月振り返り

6月を終えて、35勝39敗と4つ負け越し、首位MINツインズに5.5ゲーム差の3位という成績です。5月末時点では23勝24敗と1つの負け越しでしたので、6月は負け越しを増やしてしまいました。また、CLEガーディアンズに2位の座を奪われて3位に転落する結果となりました。

6月対戦成績

vs TOR 2敗
vs TB 2勝1敗
vs LAD 1勝2敗
vs TEX 1勝2敗
vs DET 3連勝スイープ
vs HOU 1勝2敗
vs TOR 2勝1敗
vs BAL 1勝3敗
vs LAA 1勝2敗
6月中に勝率5割に戻したかったのですが、残念ながら、3つ負け越しを増やす結果となりました。誤算だったのは、6月最後のBAL, LAAという勝率5割以下の2チームに、2勝5敗と3つ負け越しをしたことです。この2シリーズを勝ち越せなかったのは、この後のシーズンを考えると、かなり痛いです。

6月注目の選手

ディラン・シーズ

6月は5試合に先発して自責点がわずか1点で、防御率0.33、2勝1敗という成績でした。二桁奪三振も2試合あり、今シーズンの奪三振数は100個を超えて、奪三振数トップを、TBのマクラナハン、NYYのコールと争っています。

ディラン・シーズは、アメリカンリーグの6月の最優秀投手に選ばれました。

ジョニー・クエト

6月は5試合に先発して、2勝3敗、防御率3.82という成績でした。3試合で敗戦投手となりましたが、先発した5試合のうち4試合でクオリティスタートをしており、安定した投球をしています。5月のMLB昇格から数えても、8試合先発のうち6試合でクオリティスタートをしており、カイケルが抜けた先発ローテーションをしっかりと支える存在になりました。

ランス・リン

6月13日のDETタイガースで今季初先発で出場し、故障者リストから復帰しました。6月の成績は1勝1敗、防御率6.19と本調子ではありませんが、頼りになるベテラン先発投手の復帰は、CWSにとって明るいニュースです。

ホセ・アブレイユ

アブレイユの6月の打撃成績は、.346/.431/.533/.964、4本塁打、15打点と、完璧に復調しました。7月以降もこの調子を継続して欲しい選手です。

アンドリュー・ボーン

ボーンの6月の打撃成績は、.324/.381/.419/.800、1本塁打、11打点という成績でした。4月から大きなスランプもなく、安定した成績を残しています。今シーズンは規定打席数に達して、打率3割を残して欲しいと願っています。

6月 打撃成績・投手成績

5月末時点のチーム総得点は172点で、DETに次いでア・リーグでワースト2位の14位でしたが、6月末時点ではチーム総得点は309点で、11位と順位を上げました。中心打者のアブレイユの復調が大きな要因です。
5月末時点のチーム総失点は218点で、ア・リーグでワースト5位でしたが、6月末時点ではチーム総失点は357点で、ワースト3位と順位を下げました。先発のジオリトやコペックの失点が多かったことが要因の一つです。課題はシーズとクエト以外の先発投手です。故障者リスト明けのリンとジオリトとコペックの復調が、チーム成績向上のカギを握ります。

7月の見通し

7月は、オールスターゲーム (ASG) 前後にある、ア・リーグ中地区首位のMINツインズと2位CLEガーディアンズとの対戦が、今シーズンの結果を占う試合になりそうです。ASG前に、MINとはホームとアウェイが、それぞれ4試合と3試合の合計7試合が組まれています。CLEとはASG前にアウェイで4試合、ASG後にホームで4試合の合計8試合が組まれています。つまり、7月の27試合中半分以上の15試合が、MINとCLEとの中地区対決となります。この15試合は絶対に勝ち越さなくてはなりません。もしこの15試合に負け越すようならば、今季のポストシーズン進出は難しくなるでしょう。MINとCLEとの対戦がある、7月4日から7月24日までの試合を注目しましょう。もし負け越すようならば諦めもつくので、トレードの戦略も変えられます。そういう意味では、いい時期に中地区の上位と直接対戦が組まれています。

2022年7月 CWSスケジュール


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