チャンピオンズカップ回顧

チャンピオンズカップのレース映像。パトロール映像を確認して自分なりに回顧してみました。

スタートが良いのはメイクアリープだが外からレモンポップが促しながら先手を主張。番手にはドゥラエレーデ、テーオーケインズが続く。最初のコーナーでの1Fラップが11秒でその他は12秒台に刻んでおりどっちかといえば動きが少なく平均ラップで走れたため最後まで持ったと思う。

中団は先行勢は静観、後ろからの馬もレモンポップがバテると踏んでか思い切った動きはなく淡々と進む。最終コーナーで各馬動き出すがレモンポップは平均ラップを崩さずそのまま上り2位タイでそのまま押し切る。逃げ馬に上りまで出させるともう後ろからの馬にはどうもできない。2着のウィルソンテソーロは最後方からの上り最速で2着を確保。今後も楽しみな1頭。人気馬が軒並み沈む中2年前の覇者テーオーケインズが粘りを見せ4着に食い込んだ。

レモンポップ
この馬は自分のペース、ラップを刻めればかなり強い競馬ができる。鞍上も逃げ先行はかなり安定しており、レース前は不安要素かなり上げられ最後は1番人気になるもかなりおいしいオッズに。次走は海外にと発表されており日本で走ればこのオッズでは買えないだろう。

ウィルソンテソーロ
最後方からじっくり脚を溜めて最後に1頭だけ36秒だいの脚を出し2着に食い込んだ。内の後方で脚を溜め最後は馬群を縫うように脚を伸ばしてきた。次走は人気になるとは思うが今回は人気馬が軒並み凡走し伸びなかったため間が空いたところを縫って出てこれたが外の馬が伸びていたらこれは不発に終わっておりとにかく展開が今回は向いた感じがあるので次走は様子見でいいだろう。

ドゥラエレーデ
スタートから主張し番手で競馬をしており最終回る前から仕掛けておりテーオーケインズとの争いに勝ち3着確保。今回は前目の馬に展開向き決して強い内容の3着ではない。

テーオーケインズ
4番手から競馬し手ごたえも抜群だったが伸びあぐねて最後はドゥラエレーデにも交わされ4着に沈む。全席期のこの馬なら間違いなく前をとらえられており衰えが見えてきたか。年を重ねてズルさも覚えており交わさなくてもいいという競馬を覚えてしまってか近走は伸びを欠くことが多い。

メイショウハリオ
後方インから競馬し最後はそのまま内を選択し脚を伸ばした。今回は内が伸びており外の馬はウィルソンテソーロ以外全滅。素直な評価はできない。

ハギノアレグリアス
中団から競馬で最後は外の馬の中でジリジリと脚を伸ばした。悲観する内容ではなく前が止まらなかっただけである。次走人気落ちるなら買い時


今回は内が伸びて外がかなり力いる馬場のバイアスでとにかく外から、後ろからの馬はかなり厳しかった。セラフィックコールはスタートから外々回し最後も大外ぶん回して不発。外追走して力使い自慢の末脚は最後の直線まで持たなかった。クラウンプライド、アイコンテーラも同様に外から最後も外を選択し力尽き沈んでしまった。
レモンポップが先手を主張し最後まで最適な位置取りで勝負した結果ダートの王者の栄光を手にした。
フェベラリーSは絶対王者不在で混戦模様だが今回敗戦組でも全然巻き返しはあるので楽しみな1戦になりそう。


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