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My Lifework

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noteであれこれ活動しながら、まとめていきたい考えを整理しておきます。
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#せつない系

ロングテイルな記事・第三弾 「私が放置してある小説のタイトルやプロット」を公開!

noteでロングテイルな記事を色々企画しているのですが、今回はその第三弾。 第二弾はこちら。 第三弾は、「私が放置してある小説のタイトルやプロット」と題してお届けいたします。 それは何かというと、私がふっと思いついてメモしておいた、小説のタイトルにアイデアや、プロットを途中まで考えたものの、そこで満足してしまい放置してしまっているアイデアなどを、お蔵出しして披露いたします、というもの。 当然今後、ここで公開したアイデアを使い、私が小説などにする可能性はゼロ。商標登録な

ショートショート「猫が卵を温める」

その猫は、ミケという名前だった。ミケには生まれつき、子供を 生む能力が無かった。生物としては致命的ともいえるその自分 の特徴を、ミケは知らなかったし、またその飼い主である家族達も知ら なかった。ただミケは、「なんか違う……」、と感じていた。 ある日ミケは、近くの柿の木の上で、一匹のスズメをしとめた。 そのときミケは、その木の上で、ある妙な物体を発見した。それ は藁の中にうずもれた、小さな白くて丸いもの。1,2,3……、 4個のスズメの卵だった。 ミケの心に、何かピンとくる

ショートショート「眠るバナナ」

バナナは眠っている。 木製の戸棚の奥の、 少し湿った闇の中で、 誰かに食べられるときを待っている。 ふっと目ざめたバナナは、 はあ、今が一番おいしいときなのに、とため息をつく。 そしてバナナはまた眠りにつく。 誰かが戸棚を開け、 自分を優しく手にとってくれる情景を 夢に見ながら。  もしも。 バナナに手足が生えていたらどうするだろうね。 闇の中でじっと待っていたりなどするだろうか?  答えはきっとノーだ。 バナナはきっと、闇の中ですっくとおきあがり、 引き戸に