山のこれからとかを考えた


佐用町で町有林にユーカリ植林をするとのことで、私は反対しておりますが、
知識はある程度調べればわかるんですが、
百聞は一見にしかず、と思い、
試験植林の現場見にいこうと思って行った

でも、思ってたとことは違うみたいで、
がっかり。
しかし、また違うものが見えてきた。

クリーンセンターの近くを通りかかると、
たくさんの整地された土地の真ん中に井戸のようなものがあり、真ん中に大きなホースのようなものが飛び出ているものが何箇所か。

おそらく、埋め立てゴミから発生するガスなりを抜くものだと思うけど、
その多さと広さに驚き。

隣町で産廃処理施設の話が出た際に、構造図のようなものを見させてもらった。

埋め立てゴミは、産廃とは幾分中身がちがうにしても、不要になったものを埋めていることには違いない。

そこから、何が土中に染み出してるかは、わからない。

ゴミの処理というのは、見えないところで行われている。

何気なく出すゴミが最終的にどうなっているのか、
どれだけの人が気にしているだろう。

山に何を植えるか、
も、問題だ。

だけど、山をどのように使っているのか、も、また大事な問題だ。

前出のユーカリ大規模植林問題に話を戻すと、

日本は、国土の面積の67%が山林だ。

そのうちの1/4超が杉檜の人工林。

個人で手入れができなくなり、放置された山々を自治体が面倒を見るとなっても、
限界がある。
町としては、ユーカリという成長の早い木を植え、
早いスパンでお金にしていくことも大事かもしれない。

でも、それは外来種である必要はなく無い?
もっと、日本の自然環境で培われてきた種ではダメなのだろうか?

水生生物でも、外来種を捕まえた際にはリリースは出来なくなった。
なのに、外来種を植えるの?
という矛盾も感じている。

ユーカリって…何に使うの?
(調べたら、建材としてはめちゃくちゃ丈夫らしい…)
地産地消でいいと思います。
他所から持ってこなくても。
何よりも、次世代に残しても大丈夫なものにしてほしい。
今、議決・推進しようとしている方々のトップの年齢は70歳オーバー。
もう次世代はバトンタッチするにあたり、
このバトンは嬉しく無い。
受け継いだ世代が、自信を持って受け取れるようなものを選んでほしい。

山とどのように向き合い、自然と共生していくかを考えると、
一朝一夕では答えは出ない。

でも、我々は与えられた環境を壊したり変えたりするのではなく、
共に生きていく、共に生きている、
という心持ちでいなくてはならないと思う。

特に佐用という土地柄、もっと慎重に議論すべき内容だと思う。

なんか、そんなことを思った一日だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?