見出し画像

小言のこころ その6

小森隼くん、君の綴った1週間に感じた心の動きをここに記しておきます。相変わらず私は遅刻しながら追いかけていますが、あれよあれよと6週目となりました。
私の方は大遅刻だけど、いかがお過ごしですか。

私は変わらずここで今週も、思いを言葉にする為の練習をしているよ。


6日
太陽が沈まぬ国に行ったとしたら、やさしい吸血鬼みたく夜行性の君はもしや眠りっぱなしなのだろうかと、そういうしようもない事を考えたりしています。

夜が更けて、過ぎて、明けて、まるで帷の隙間から光が溶け込む様に朝が来て。
その変遷を目覚めた身体で生きた自分自身の事を「昨日と僕の境界が曖昧」と表現する、その言葉の選び方が好きです。

昨日から今日へ、眠りの海を旅した先ではまだ太陽は顔を出していて。目覚めと共に隼くんの胸を包んだその不思議な気持ち、きっと「時をかける少女」みたく初めてタイムリープした人も同じ想いに苛まれたのかもしれないね。

ところで大丈夫かな。左腕に数字とか、刻まれてない?

7日
雨ってだけでちょっと憂鬱なのに(でも偶に雨ゆえに美しい日もあるからはっきりと嫌いにはなれんのよ)、気圧までぐぐっと下がる辺り。
快楽と不快のバランスがもうちょっと上手く取れんもんかと、そりゃもうぐぬぬと言わざるを得ない訳です。

何度も掛けたアラームと戦い、それでも最終的には白旗を揚げて起き上がる、そんな大人の君は偉いぜ。ばたばたと支度するその背中、想像するだけでも立派なもんです。

頑張ってるね。大人、程々に頑張ろうぜ。
ひとりお家の前にじっと佇むイヤホンの切なさを心の中に抱き締めながら。

8日
そういう日もあるよね。
そんな日もちゃんと在るものとして自分を認めてあげる君が、なんというか凄く好きです。

9日
弱いという事が何かを配慮される理由にならないという認識、君の中で持っていて良い。
そしてもし気付いた周りが配慮したとしたら、それは受け入れて良いんだよ。

多分覚えて無いだろうけれど、いつだか君に「最近自分に優しく出来とる?」と尋ねた時、「優しく出来て、無い!」と顰めっ面で首を横に振った事を思い出した。
君は相変わらず自分に優しくない、というかかなり厳しい。そしてなにより、頑張ってるね。

大爆笑の、笑いっぱなしのその姿を「この日の事か!」と観る未来が凄く楽しみ。
ちなみに今日の君の髪型、かなりときめきました。

10日
「この間隼の家に行く事になったんだけどさ、まさかの鍵が開かなくて!」と、きっと笑って話す今日のエピソードが、時と共に「昔隼の家に行く事になったんだけど」に変わりゆくんだろうか。

そういう何度だって語り継いで、笑って、大切な先輩と時を共に過ごす鍵のひとつが生まれてるならば、君が予期せず出逢ったイベントにもきっと意味があったと思うのです。

いつか今日の事を未来で思い返す時、君と先輩の顔には幾つちいちゃな皺が増えてるだろうか。樹木の年輪みたく、きっといとおしいよ。


11日
どうして今まで君のその気持ちは伝わってなかったんだろうか。

私は間違いなく親切心だけでは無く、「これは載せないで欲しいだろうな」と思うものまで大っぴらにSNSの波に投げて、「いいね」の数に心満たされる事を目的としている人が一定数居るなと感じてるから、隼くんの認識の仕方は幾分かやさしいなと思う。

君はやさしい。私は偶に周りを見渡して偶にちょっと怒ってる。そして君がお裾分けしてくれる配信というコンテンツが、凄く好きだ。

いつも有難ね。


12日
年始の占いで、君は今年の運勢を「春が来る様な1年」と喩えられていた事を思い出した。
春は別れもあるけれど、それ以上に出逢いがある季節だと思ってる。10年かけて耕してきた君の轍達にきっとうつくしい御縁達が花開き始めてるんだろうな。

この先、隼くんはどんな出逢いを咲かすかな。いつ春を感じるだろう。また教えておくれよ、楽しく聴かせてね。
(ほぼ趣味の様な仕事、受け取る日が待ち遠しいぜ)


今週もお疲れ様でした。
低気圧に苛まれたり、笑ったり、唇を結んだり。そういう君の色がある1週間が好きだ。
隼くんの言葉を変わらずくれて有難う、また望む限りに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?