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小言のこころ

小森隼くん、君の綴った1週間に感じた心の動きをここに記しておきます。
これは私が思いを言葉にする為の練習でもあるのです。いつもはじまりの機会は君から貰ってるよ、有難ね。


1日
そういやいつだかの4月1日、嘘をつく事へのプレッシャーで君は「SNSを見ませんでした」と溢したことがあった。(インスタは見たらしい)

噂によるとエイプリルフールについた嘘は実現しないらしいけれど、実現しないで欲しい事を嘘にすると悲しい事や驚く事が多くなるから難儀だよな、と思う。
本当に辛い事や嬉しい事を伝えても、疑い本意になってしまう切なさだってある。今回小森の小言を再始動した御報告や、隼くんの親戚のお兄さんのエピソードだってそう。大好きな人達、ふたりに可愛がって貰ったからこそ、ふたりが離れ離れになることは心が苦しくなる。寂しいよ、でも大変だったね、と素直に労わりたいのに、今日この日が故に一度訝しんでしまう。難儀だ、とても。

ちなみにうちの弟はこの4月1日が誕生日。
日付上、同じ学年の中でも1番生まれた日が遅い子になる。姉弟の中でも、同い年の子達の中でも末っ子ちゃんになる可愛いやつ。
色んな想い(主に隼くんの)が錯綜するエイプリルフールの唯一の和み。お誕生日おめでとう。


2日
「花鳥風月」という言葉がある。

諸説あるけれど、「年を重ねる度に心惹かれるものが変わりゆく」という意味があるとも言われてるらしい。学生時代は無駄だと思っていたお花見が、今曇り空の下で見上げても綺麗だと感じるのは、きっと隼くんが良い歳の重ね方をしている証なんだと思う。
時間は有限だし、形あるものはいつか消えてしまう。凡ゆるものが永遠ではないとちゃんと知ってるからこそ、その一瞬を心と目に映す事を君はふいに選んでるのかもしれない。
花、鳥、風、月。加齢と共に順番に好きになると言われてるらしいけれど、もう随分とあと3つの美しさにも君は惹かれてるよなと思う。(特に4つ目。私も好きだな。)
この先どんなものに隼くんは心惹かれるだろうか。あと何度その瞳に美しさを映すだろうか。願わくばその一部をこの先も教えて欲しい。聴いた、読んだ全てを宝物にする。

売り切れと提示された言葉は切ないし、並んでる時に自分の前で売り切れそうなあの永遠の一瞬の切迫感も私は苦手。



3日
スヌーズ間隔が9分という事を知らずに二度寝に興じてきた人間がここに居るので、君というやつは本当に賢いな...よう見とるね...としみじみ感じたりしています。(前も9分の話をしとったよね)
そうか、だから毎朝二度寝から起こされる時は半端な時間にアラームが鳴るんだね。
二度寝、三度寝は人の心と身体をやわらかくするらしい。今私が勝手にそう定義しました。心と身体を健康にするから、だから良いのです。例え朝に弱くとも君は朝の後に待つものを蔑ろにはしないのだから。

リアクションが大袈裟というのはつまり、人に視覚と音として伝わるそれがあるよなと思う。お茶の間にそりゃ愛されるもんだぜ。
ちなみに隼くん、今週のフワちゃんのANN0でもまたヒルナンデス経由で君は巻き添え事故に遭っています。今回は観覧のお客さんからのタレコミ。


4日
人と話したり、誰かの著作物を取り入れて感想を言葉にしたり。隼くんは目の前の誰かから自分の心を育ませる何かを得る事が、凄く上手い人だなといつも思う。
朝7時からのせわしさの中で君が得た経験をこの目で観る日が凄く楽しみ。きっと私はその時、この4月4日の言葉を思い出すんだろう。言葉を書き残す事を選んでくれて嬉しい。言葉は永遠だから、ずっと変わらぬまま大切に、何度も取り出しては眺めて心を潤す事が出来る。

それにしてもいつか君がもっと年を重ねた時、今回迎えたゲストの方の様にうんと年下の誰かに自分自身の美学を話す日が来るんだろうか。経験の分、今よりうんと美しい、優しいその顔に大きな樹の年輪の様に皺が増えた姿で、お客様として迎えられる日が来るんだろうか。未来がずっと楽しみ。
長生きしてよ、どうかお願いよ。


5日
人が持ってるオーラというか、纏ってる空気感ってちゃんと存在するな、と思う。ただそれは相手への自分自身の感情や想いが作り出してるものでもあると思うから、隼くんはきっと自分で思う以上に「友達」を尊敬していて、そして心配してたんだろうね。
切羽詰まってた君に、友達という太陽の陽が差した事実が嬉しい。(頑張りよるね)そんな隼くんももきっと、実は誰かにとっての大切なお友達の様な太陽だったりするのだ。
君にとって友達は北風を飛ばす太陽、君もきっとそう。

親戚のお兄さん、よかったよかった。
ちいちゃい頃からずっと君を見てきたお兄さん御夫婦にとって、今も変わらず君は嘘に素直に翻弄される可愛い人間なのかもしれない。


6日
私が始発の通勤のバスに乗り逃してタクシーの中で絶望していた頃、隼くんは100年に一度の大寝坊で布団の中で絶望してたんだな。ちいこいミラクル。全く喜ばしくないけれど。

前に一度話してた時もそうだけれど、普段寝坊をしないから、遅刻する事が無いからこそ隼くんが得られる周囲からの心配は確かにあるよなといつも思う。ある種周りの沢山の人がそれを再確認出来る日だったはず。なによりも大切な収録に間に合ったのだから、もうそれだけで全てが良いのだ。

7日
自分に勝つという事は、この世で1番難しい事だと私は思う。
ちょっとの時間が出来た時、自分を労わりたくなってしまう人の性というものは何故なんだろう。SNSをぼうっと見て過ぎゆく、あの瞬間はなんなんだろう。

自分の心の内との争いに勝ち、トレーニング出来た隼くんは圧倒的に、自信を持って勝ちです。ちなみに私は夜に唐揚げを作って食べたので、負けです。あらら。

君の言葉と心をまるっと1週間、読ませてくれて有難う。望む限り、続く限りね。

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