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私とシュタイナーアート Vo.9

お題「大地が崩されたような経験2つ(28−35歳)」

クレヨンを持って4ヶ月くらい、私の描く絵には表情がほとんどありませんでした。雰囲気しか描けない、詳細を思い出せないんですね。
特に辛い時の記憶を描こうとしても、出てこないんですよね。

脳は生きるために必要じゃないことは、覚えておく必要がないから「海馬」でふるいにかけられてどんどん忘れるらしい。
おそらく私の脳内でも、辛かった記憶は消されちゃうんじゃないかな。
 

人生の転機に繋がるような時間は何度かありました。
ある日、祖母がお世話になってる施設で会った時、
「今あなた、辛いんじゃない?」
と母に聞かれて、
「あと30年か40年経ったら、50/50で楽になってるかも」
そう答えた私をみて、
ものすごく寂しそうにしている母を見た時に、あ、まずい。。。と思いました。

母と話す真理子


その時、入善町の親元を離れて、富山市内で我慢に我慢を重ねた生活をしていたので、見抜かれたんだろうなぁ。

それから半年も経たないうちに、私は家出して実家に帰りましたけど!

終わり(笑)

さらっと終わっておきます。


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