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【リボルバー1966年のゆめゼロ・プラスマイナス夢幻MUGEN∞】


-0 僕はリボルバー 1966 の夢を見た。だが、それが寝ている間の夢だったのか、起きている時の夢の続きなのか、今だにわからない。
+0. 60年代後半へと続く意識の拡大の波動のリボルバー 1966 からはどんな鋭い弾丸が飛び出すか分からない⁉️60年代後半のロックを知らない君、あえて言うなら60年代後半のロックを聴くことなくロックを語るのは難しい。

-1.僕は列車の中でリボルバー 1966 の夢を見た。その夢は60年代後半から時代が大きな意識の拡大へまさに向かっていく大気を滲ませていた。それはハッピネスへのウォームガンの弾丸を一曲一曲発射し続けるリボルバー だった。一冊の本との出会いが人生を変えることがあるように、一枚の音楽アルバムが人生を変えることもあると思われる。が、リボルバーもそんなインパクト溢れる実験的アルバムだ。

+1.【From Revolver1966 to Taoistic Wind, to the Dream of Eternity/リボルバー1966年、タオイステイック・ウインド、そして永遠の夢へ】

+0.僕はリボルバー 1966 のゆめを見た。だが、それが寝ている間の夢だったのか、起きている時の夢の続きなのか、今だにわからない。

-2.彼女に毎日手を振るだけで
彼女の髪の毛を撫でているだけでここ、そこ、いたるところで
彼女がそばにいさえすれば
僕の人生は満ち足りてしまう。【Here There And Everywhere】
僕がポールマッカートニーのラブソングで一番好きな曲だが、プロデューサーだったジョージ・マーテイン氏もドキュメンタリーでマイフェイバリットと言っていたのが嬉しかった。テイストが偶然一致していた。

-0. 60年代後半へと続く意識の拡大の波動のリボルバー 1966 からはどんな鋭い弾丸が飛び出すか分からない⁉️

+2.リボルバー 1966 当時のサイケデリックの思潮の一翼となったアバンギャルドの香り高い名盤である。タイトルは、ポールが日本公演の時、警備の警察官の拳銃を見て命名した。名曲が多い。前衛芸術がポピュラリティーを獲得したと言える。
(ポールの方がジョン・レノンより前衛的だった事実は封印されていたところがあるようだ。メロディメーカー・ポール、革新的ジョンみたいな)

+0. 60年代後半へと続く意識の拡大の波動のリボルバー 1966 からはどんな鋭い弾丸が飛び出すか分からない⁉️

リボルバー 1966 を何度聴いても、何て曲順も曲想もバラバラなんだろう?と感心してしまう。リボルバー (弾丸の入った穴がグルグル180度まわるピストル。日本の警官が持っていたもの)だから、どんな曲が次に飛び出すかわからないということか?単なる偶然かはわからないが、次から来るサージェントペパーやマジカルミステリーツアーなどのトータルアルバムの対極にあるともいえる。しかし、本質的にバラバラなアルバムかといえば、実はそうではない。後期にリリースされる彼等の完成度の高いアルバムのシード、つまり、 1960年代後半へ続く意識の拡大への植物でいう種子の微細な波動が詰まったクリエイティブかつアバンギャルドなアルバムといえる意味で画期的なアルバムと言えるだろう。

-0.僕はリボルバー 1966 のゆめを見た。だが、それが寝ている間の夢だったのか、起きている時の夢の続きなのか、今だにわからない。

あまり大きな声で言う人が少ないので敢えて書くと、ビートルズはユダヤ人天才マネージャー、エプスタイン氏(彼は断られても断られても60社以上に売り込んだらしい)と本当はクラッシック音楽⁉️のプロデューサーなのに、アングラでまだ売れてなかった4人組ロッキンローラーを引き受けたジョージ・マーテイン氏の奇跡的共作による60年代を代表する最強影響力を持つバンドだった。なぜなら
ローリングストーン誌とミュージック・メイカー誌の英米の2大ミュージック誌の歴代ベスト500アルバム・ランキングによると両紙とも2位と3位にランキングをいれ、両紙共に3位内はなく、ぶっちぎりの1位⁉️となるとのこと。(不思議にも2位はたった3万枚しか売れなかったベルベットアンダーグラウンドとのこと。恐るべし、アンデイ・ウオーホルによるプロデュースと影響力か⁉️ブライアン・イーノによると、3万枚しか売れなかったが、その3万人すべてがバンドを始めたとのこと。つまり、アルバムの売れた枚数と本当のその音楽の影響力は一致しない。ボブ・ディランもそうだ。アメリカにいるとアルバムの売れた枚数だけなら彼以上のシンガーやバンドは沢山あるが彼ほどの影響力はないのがはっきり分かる。ライブエイドの時、トリを務めたのはディランだった。しかも、脇を固めたのはストーンズのキースとロン・ウッドだった。(何と今ではノーベル賞受賞者だ!デイランの音楽とポエトリーはロックマニアだけでなく大学教授❓のパーテイーにも似合っている。)

-0 僕はリボルバー 1966 のゆめを見た。だが、それが寝ている間の夢だったのか、起きている時の夢の続きなのか、今だにわからない。

-3.今、リボルバーを聴くと、大ヒット曲が入っていないこと、バラバラな曲想の羅列、ラスト曲の訳のわからなさとアバンギャルドさに、これが本当に歴代最高のポップミュージックアルバム⁉️と素朴な疑問が浮かび上がる。でもバラバラでラフなのに素晴らしいのがロックのロックミュージックらしさと言える。

+0僕はリボルバー 1966 の夢を見た。だが、それが寝ている間の夢だったのか、起きている時の夢の続きなのか、今だにわからない。

とにかくどうやらそれがタイムトンネル列車の中らしいことだけしかわからない、が、それは僕にとって何かとても重要な儀式のようでもあった。何か日常の真っ只中に、急激な意識の変革ミュータントを目覚めさせ、深層地下意識の一念三千をリボルバー(回転)させるような威力があった。

-0.今日も僕はリボルバー 1966 のゆめを見た。だが、それが寝ている間の夢だったのか、起きている時の夢の続きなのか、今だにわからない。僕がリボルバー1966のゆめを見ていたのか、リボルバー1966の夢の中に僕が存在したのか未だにわからない。

+3.リボルバー 1966 の夢が今日も僕の精神を大宇宙へと拡大し続ける。真の精神は管理されるべきではない。大宇宙へ解放され開かれジョイフルであるのが本来の姿だ。

+-MUGEN、僕はリボルバー 1966 のゆめを見た。だが、それが寝ている間の夢だったのか、起きている時の夢の続きなのか、今だにわからない。僕のリボルバー1966のゆめは21世紀の今も永遠に続いているようだから。(おしまい。)

ZERO = ∞


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