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RiJ Summer 2022 EQUALINE 出場記

はじめに

RTA in Japan Summer 2022 お疲れ様でした!
EQUALINEを走りましたSKBです。

振り返り配信もしましたが、一応文章にも残しておくべきだろうと思い書いてみました。
思い出すままに書き連ねているため乱文かつかなりの量ですが、ご容赦いただけると幸いです。

アーカイブ

振り返り配信

応募~当選発表

今回応募については、今回スーパーマリオブラザーズで走られたnuirapa(@nuirapa457)さんから4人並走募集の話があり、それに乗っかる形でした。
このときは、EQUALINEのAll Missionsは割とRTA的にも映えるからワンチャン通ったらいいなぁくらいに考えていました。

その後、結果発表を見ると「EQUALINEが採用されている!!!!!けど単走になっている、なんで?????」みたいな感じになっていました。
採用経緯の詳細は分かりませんが、いずれにせよレースから単走で採用となったことで、嬉しさとともにレースで出場予定だった方々の分も頑張らなきゃと強く感じたのが印象に残っています。
また、EQUALINEは過去にもイベントで2回ほど走らせて頂いたのですが、2回とも緊張でひどいプレイとなってしまったので、今回はなんとかリベンジしたいという思いはありました。

こちらは驚きのあまり語彙力を失った人の図です。

解説についてはレースの時点でYUDAI(@yudai_jokegamer)さんに依頼していたので、そのままお願いすることにしました。
XIやDDRで解説の上手さについては十分に存じ上げていたので、安心してお任せできました。

~7月

ゲームのスケジュール調整の結果、EQUALINEはパズル枠の2番目、時間は土曜の夜とかなりの良い時間をいただけました。
(ちなみにこのとき当初出していたESTが50分で、それを調整時に45分に変更したのですが、さすがにビビりすぎでした。本当にすみません)

7月中はShadowverseやバンドリで大会があったのでそちらの方を優先しつつ、他のRiJ採用作品を触ったり(ChinatrisのRTA走ってみたり、星のカービィ ディスカバリーを98%まで埋めたり)、実力を落としすぎないように他のカテゴリを走ったりしていました。
あえて他のカテゴリを触っていたのは、All Missions自体は8月をピークにしたく、フルコミット出来ない間は地力上げが優先と考えていたためです。

こんなことしてる場合なのかと思いつつ2日くらい動画を見て研究していました。この後19分台出てそこで切り上げましたが、微妙にやり残した感はあるのでちゃんとやりたい。

それはさておき、EQUALINEでこの間に出た記録としては、
・Endless Correct 1000 Hi-Speed 1:01:04 (SRC未申請)
・Endless Correct 100 Expert 6:56.600
・Calc Battle vs LvMAX 100 Expert勝利
あたりです。特にCalcBattleはSteam版のリリースから一度もCPUに勝てておらず、なんとかRiJまでには勝っておきたいと思っていたので、達成した時は本当に嬉しかったです。(なおタイムは2位なのでそのうちなんとかしたい…)

ツイートに感情が乏しい自分もさすがにこれにはニッコリ

そんな感じでゆるゆると外堀を埋める感じで7月を過ごしました。

8月~本番前日

記録関連の話

8月はEQUALINEにリソースを割くことを前から決めていたので、まず長期休暇を抑えて全力の体制で臨みました。
最初はQualify Marathonの練習からスタートしつつ、徐々に通し練習の回数を上げる感じで練習をやっていました。
この時点の自己ベストは応募時に出した28:25.880というもので、これも安定して出せるものではないと思っていたので、本番は30分切れればいいかなぁくらいで考えていました。

ところが、8/7に

自己ベストが出ました。ちなみにこのツイートは自己ベスト嬉しいけどEqualize Formula事故らなければ27分台だったのに、という感情です。多分。

この後、8/9まで先約の予定があり、そちらを終えて帰ってきたら

?????????????????????????

もともとMINTIA(@MlNTlA_14)さんは私より先行してプレイされていた方のため上手いのは当然なのですが、これはさすがに……
でも妥協は出来ない、ということで本番の前日あたりまで粘っていましたが、27:20前後の記録を2回出したあたりで指を痛めそうになったのでさすがにストップしました。
ただこの間の練習の過程でかなり28分台が安定するようになり、だいぶ実のある練習期間となったと思っています。

最終日は素直にRiJのランを見たりで練習はそこまでしませんでしたが、緊張はありつつも割と自信もある感じに仕上がりました。

準備の話

解説との打ち合わせは、一度通話をし、その後流れを共有ドキュメントにお互いにメモしていく形で進めました。
YUDAIさんは既にだいぶ把握されており、チャートや注意ポイントの確認などをしたらそれでほぼ十分な状態になっていました。
その後一応リハーサルということで一度走りながら解説を入れてもらったのですが、この時かなり緊張して色々崩れてしまい、ちょっと不安になっていたりしました。本当に本番でやらなくて良かったし、一度通しておいたのは大正解でした。

また、本番の一週間ほど前にchip(@chipstar64)さんからカテゴリの予習記事を書いていただけるという話があり、通話をしながら私基準の難易度を入れてもらいつつ執筆していただきました。

かなりよくまとまった説明で、事前に見ていただいた方にはより楽しんでいただけたのではないかなと感じました。
ちなみにこの難易度基準はRTA目線なのですが、これの公開後に、★4にしたNegative NumbersやMental Arithmeticで記録を消されたのでちょっとだけ後悔しました(でも★5のMission群よりは普通は楽なので仕方ない…)

そんなこんなで色々な人に支えていただきながら当日を迎えます。

本番当日(8/13)

出番前

台風直撃。
幸い会場は遠くないため早入りしてしまえば大丈夫かな、ということで練習を早々に切り上げ、14時頃にはnote placeに到着しました。
ただ基本的にRTAの知り合いなどがいるとかではないため、一人でランを鑑賞していました。
(エストポリス伝記Ⅱ後半は状況再現すげー、アンシャントロマン前半は話が面白くてすげー、って感じのあたまのわるいひとになっていました)

その後YUDAIさんと合流し、最終打ち合わせで導入とか完走後の話などを軽く決めたりしていました。
更にPuzzler K(@k_puzzler)さんとも合流し、

オフ会ムーブが完成しました。嬉しい!

その後怒涛のユニークゲームゾーンを笑いながら見つつ、Paris Chaseが終わったあたりで最終練習をするため控室へ。
.00出るかなとかキーボードの調子大丈夫かなとかやりつつ、スタッフの方や練習をしていたChinatrisのミロク(@369syumiyo)さんと最後までそれぞれのゲームの話をしていました。これでだいぶ緊張がほぐれた感じがしました。
(ソニックライダーズとドルアーガの塔は後日アーカイブで見させていただきました)

ドルアーガ終了時点で一般観客の方はほとんどおらず、特等席でChinatrisを見守りつつ、出番を迎えます。
Chinatrisは本当に予習しておいたために分かったリカバリーなどがあり、本当に楽しかったです。意外と緊張していないのかも?

出番中

諸々セットアップを終えて、EQUALINEの枠開始。
算数の時間的な導入は予定通りでしたが、だいぶ緊張していて、先に解説呼んでおくはずが忘れて先にチュートリアルやっていました。こういうところ本当に治らない。

Endless開始直後は操作が割と怪しかったのですが、だんだん慣れてきてEndless後半は割と速かった気がします。このあたりでインパクトを与えたく、アーカイブのコメントを見返したところそこはうまく行っていたかなと感じました。
あとは解説に対応してたらちょっと手が止まっていたりしました(53とか)。このあたりをここで修正出来たのは大きかった気がします。

Mission1-3は特に考えることはないので全力音ゲータイムです。事前に音量上げてもらうタイミングをYUDAIさんに指示してもらうようにしていたのはだいぶ正解で、かなりリズムに集中できました。
それでもずっと早く止めすぎていて、やはり緊張残っているなと感じていました。

Mission4(Quick Shot)は普通に数字見つからないで本当に焦りました。練習中ここで落とすパターンもけっこうあったので、見栄え的にもそれは避けたいと思っていたのですが、本当になんとかなって良かったです。周期ミスはもうこうなると仕方ないですが一応反省点ではあります。

ヤバすぎ。

Mission5(Triple Nines)はラストきれいに決められたのでOK。続く6(Effective Power)はプレイとしては特に何もなかったですが、ここまで全部fastでさすがにちょっと焦り始めた感じでした。

5のラスト、これはいい問題を引きました。さすがに盤面の数字が小さすぎて13*7の一択です。

Mission7(Just Four)は少しだけミスありましたが、30.00でだいぶホッとしました。これ以降の.00狙いはけっこう困難なため、本当に助かりました。
ちなみにこことかで息が切れているように聞こえるのは単純にマスクが辛かっただけです。

Mission8(Changable Marks)は96から探索を始めた結果9*9-8-6が見つからず軽い事故、ただMission9(Hidden Cells)は一発をかなり決められて見栄え良かったのではないかと思います。
Mission10(Blank Card)は単純に速かったです。苦手な問題を引かなかったのが大きそうです。Mission11(Brain Shock)も別に普通でした。

Mission12(Large Field)は割と中盤速くてギリギリ40秒台に収まったのが偉かったです。
Mission13(Secret Target)は国境なき騎士団に笑ってたら初手で死にました。冷静に考えれば割と簡単な問題だったため明確な反省点です。それ以降は割とスムーズだったので大事故は避けられたかなと思っています。

24のLargeと18のSmallが見えた時点で5*1*4+1=21の1択です(実は19は2ルートあって重解)。おそらく詰まった原因は5-1+4と(1+1)*xに囚われすぎなことです。

Mission15(Easy Start)は本当に遅かったです。ここはExpertでだいぶ練習したためそれなりに安定していたのですが、割とどの問題でも引っかかっていたため悔しいパートとなってしまいました。
Mission16(All for Zero)はノーペナを見せつつ、説明のように+33sを見せられたので割と結果オーライだった感じはあります。

問題のMission17(Negative Numbers)。9, 10問目で詰まりましたが、9は難しめの問題なので仕方ないかなというイメージ。一方10は択も少ない問題なため確実に決めたかったところでした。

Targetがマイナスなので、この盤面は掛け算スタートすることはない。そのため2か4を作るのだが、(-9)-(-3)-(-4)=-2がわかりやすい罠。これに気を取られ、実は大きい数字(-3か-4)から始めないと2を作ることが不可能なことに気づくのが遅れている。

Mission19(Mental Arithmetic)は40秒切れたので及第点。インド式のくだりは自分の配信でも時々話すのですが、実際出来るとちょっとは有利なのかなぁと感じています。ただで暗算力がない自分でも概算+調整でなんとかなってはいます。
Mission20(Gigantic Target)は特に速くもなかったですが、ラストの(38+49)*45を即確定させたのは良かったです。

Targetが5の倍数のため45を残すことは明らかなので、普通にやっても即確定できそう。こういう問題をラストに引けると楽になります。

Mission21(Equalized Formula)はかなり当たりを引きました。30秒台は記録狙いでもなかなか出ないタイムです。
Mission23(Riddle Game)はこのパターンが一番覚えやすいため採用しています。一応他の解で見せようかと思いましたが、普通に面倒だったので素直にやることに決めていました。

Qualify Marathonは序盤は相当良いペースでした。特に50通過時点で2:40であり、これは自己ベストの5:27も十分に狙えるような状態なので、けっこうびっくりしていました。しかしながら64, 72と立て続けに辛い問題を引き、あえなく6分オーバーしてしまいました。あの2箇所だけで軽く20秒くらいは持っていかれているので、本当にもったいなかったです。
雑談とか合間合間にちゃんと挟みつつペース落ちなかったのはけっこう良かったかなと思っています。

4,4,8の見た目で思考が飛んでしまった。多分通常時なら難しい問題ではないが、自己ベペースみたいなのがよぎったのが良くなかった気がします。
これも6,2,4の見た目に押された感があります。ただ6*10が小さすぎることに気づけばそう択は多くないので、落ち着きたいところでした。

最後の方はグダらず出来たのでまぁまぁ良かったとは思います。
完走タイムは28:42で、目標は28分台だったため一応今までのリベンジは果たせたのではないかと感じていました。
ただEasy Start、Secret Targetあたりのもったいない部分減らせれば27分もあったなという心残りも少しだけありました。

完走後の時間ではお互いに少し音ゲーの話宣伝出来たらという打ち合わせはしていたので、道中の解説に仕込んでいただいてありがたい限りでした。

出番後

とりあえず無事完走出来た開放感からずっと喋ってた気がします。途中カメラに映っていることに気づいて退避したりしていました。
予定タイムだと終電ないので会場に残ろうかなと思っていたのですが、思ったより早く終わり終電があったのと単純に疲れたのとで、ぷよぷよ~んのreoruさんとsymさんには挨拶だけで引き上げてしまいました。実は会場で見たかった……
(こちらも後でアーカイブで見させていただきました、最後キレイに決まっていたのが素晴らしかったです)

終わりに

終了後Twitterを遡ったり、チャットのコメントを見たりして楽しんでいました。
EQUALINEがここまで注目されたり、ましてトレンドに載ったりしたことなど当然一度もなかったので、正直驚きとともに嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいでした。
このような機会を頂き、大勢の場でEQUALINEのプレイを披露出来て本当に良かったです。

約1週間たった現在でも、EQUALINEの配信がたくさん立ったりしていて非常に嬉しいです。たまに見に行ってコメントしたりもしているので、その時はよろしくお願いします。

今後ですが、現状RTAはほとんどこれしか出来ないので、RiJに出られることは多分ないかなと思ってはいます。ただ、どこかでこのような素敵なゲームに出会って、いい感じのプレイが出来たらまた応募するかもしれません。今回は準備も含めて本当にずっと楽しかったので、なにか出来たらいいなとは思っています。

EQUALINEについては当分は他のゲームを触りつつ、隙間時間でAll Missions26分台やHi-Speed1000の1時間切りなどを狙っていこうかなと思っています。まだまだ遊べるゲームなので、これからも何かしらやっていくとは思います。

あとはなにかの縁ということで「Otoge Showcase Marathon 2nd Style」に応募してみました。もし採用されたら覗いてみていただけると幸いです。


ここまでお読みいただきありがとうございました。そしてここまでに関わってくださった全ての方、この場をご用意いただいた方々、プレイをご覧頂いた方々に深く御礼申し上げます。
最後に簡単にコメントとかを返してみたりして終わりたいと思います。

おまけ

  • YUDAIさんのネームバリュー強かったです。これで見てくれた方も多いと思っています。最高の解説があってこその今回だなと感じたので改めて本当にありがとうございました。

  • 開発者に来てもらっているくだりは直前で入れることに決めたものです。けっこう盛り上がったようで何よりです。リアクションとかもしていただいてありがとうございました。

  • 盤面暗記しているのか、とかはありましたが、出てくる盤面はさすがにランダムです。パターンにより答えが確定することはありますが、あくまで盤面を見た上での確定です。

  • 暗算力は自分はそこまでではないです。そろばんとかも出来ません。ただ算数・数学自体は昔好きだったため、このゲームが好きになる素養はあったと思っています。

  • 累乗で?のコメントが多かったですが、ここは本当に暗記なのでそこまで難しくないです。自分は正直後ろの計算もある程度適当です。

  • あとは4桁計算のところもそこそこ?多かった印象ですが、これもやってみたら実は楽なタイプのミッションなので良かったら手元で実際に試してみてください。

  • 超能力の話は振り返り配信の方でけっこう話したので良かったら聞いてみてください。超能力に見せたいね、みたいな打ち合わせは事前からありました。

  • 喋りながらやるのはけっこうなんとかなります。というよりも他の配信者とかのほうがよほどすごいなと思います。あとはこのゲームそれほど答えを考えることにリソースを割く必要はないのかもしれない。

  • 悲しき計算マシーン……それはもう電卓なんよ…… でも電卓にならないと越えられない壁もありそう……これからも頑張ります。

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