仕事納め

年末になると「仕事納め」という言葉をよく聞く。
なぜかはわからないが、何となく自分の中でこの言葉が好きではない。だから意地でも使わないようにしている。

私が働いている会社は「仕事納め」があってないようなものだと認識している。なぜなら一応「仕事納め」の日は定められてはいるものの仕事が片付いた人から休みに入っていいということになっている。ただ大抵はその日に大掃除をすることになっている。みんなで仲良く、ね。これをされると、「休みにくくなるじゃないか!」と感じる人もいると思う。私もそう思う。

ここで思うのは「なぜそんなにも横並びなのか」ということだ。世間一般の会社ではおそらくだが、「仕事納め」の日がガチガチに定められていて、その日に大掃除をしたり、忘年会をしたりするのだろう。ちなみに私の会社では会社としての忘年会がない。みんなあまりやりたがらないそうだ。

別に26日とか27日で休みに入ってもいいし、逆に31日くらいまで仕事する人はすればいいと思う。忘年会をしたい人はすればいいと思う。大掃除に関しては、早めに休みに入る人は分担してやるべきだと思うが。一斉にやる必要はないと思う。

本当にくだらない。こういった横並びも、それを当たり前と思っている人たちも。何でも「常識だ」とか「当たり前」って言葉でそれを良しとしない人たちを強制するのはやめてほしい。

私は今の時代は横並びの「強制」の時代ではなくて「選択」の時代だと思っている。人に何かを強制する権利なんて誰も持っていないので、そういった、くだらないことがなくなることを切に願う。

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