見出し画像

#神経放射線学会 で #黒川遼 先生と #鎌形康司 先生の話を聞いて。 #放射線科サポートシステム。

神経放射線学会で黒川遼先生と鎌形康司先生の話を聞いて。
放射線科サポートシステム。

やはり、診断の細やかな精度を上げるのは大事。
とはいえ、積みあがっていく、診断の新たな知見や遺伝的リンクの中で、忙しい臨床の先生が知見をキャッチアップしつつ、組織や地域の常識にすり合わせるのは難しい。

鎌形先生が、スーパーコンピューターを使った疾患の予後予測の話をされたが、それ自体を各地域や各組織でやるかの問題とともに、どう活用するかの問題が出てくる。
出された結論から、難病もいくつかの経過にパターン分けされつつも、濃厚に診るべき出現病変や合併症の出現を予測で、見落としは減ると思われる。
多発性硬化症で疫学的に腎血管筋脂肪腫をチェックするように、身体疾患も含めて。

これをシステム、あるいは、プログラムとして組めば、論文化もできるだろうし、論文化できなくても、各組織や勉強会の発言権に寄与する。
実際の読影ではミスや見落としはなくなることはない。
けれども、そういうものを減らす努力をしていることを可視化することは非常に良いと思う。
臨床は優秀なトップランナーだけでは構成されない。
だからこそ、放射線科医がチームとして、他の組織に対する存在感を示すための相補的なシステムがあるといい。

そういう構想は、結局、組織として、やりたい奴とやれる奴に仕事を割り振るのがいいと思う。
たぶん、お蔵入りになるので、暇つぶしにネットに上げときます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?