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パチンチンの愚か者

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
6連チャン目ええええええええええええええええええええええええぷももえんぐえげぎおんもえちょっちょっちょっさ!(脳死)








こんにちは。見苦しいところをお見せしてしまいました。許せ。
皆さん最近どうお過ごしですか?僕は公園のカラスと意思疎通を図ろうと毎日奮闘中でございます。近所の人たちが僕を見ると離れていくんですがソーシャルディスタンスでしょうか?

早速本題に入りますが、この度わたくしパチンカスデビューいたしました。酒・ヤニカス・パチカス・留年確定の満貫4000オールでございます。
パチンコにだけは手を出すまいと心に決めていたのですがNRM氏のかねてからの希望によりMTGT氏も加えパチンコ店へと同伴したわけであります。
その日中に提出しなきゃいけない課題があるけど、もう終わりかけだし帰ってきてからやればいいでしょ。(留年確定者特有の余裕)

自宅から歩いて徒歩10分のところにあるパチンコ屋に向かい、入ってみると「コロナ禍など知らんこっちゃない」といわんばかりにジジババがひしめいていました。
その光景を見て、これから僕もこうなるとかと少し恐怖を感じました。

これではとても打つ場所もないので、その店を出てさらに歩いて10分。
少し大きめのパチ屋へと向かい、そこで打つことにしました。

さて何を打とうと考えていると、カイジのパチンコ台が目に入る。
よしこれを打つかと早速席に座り、パチンコ台に向かう。
向かったはいいものの何をすればいいかさっぱりわからない。事前情報はある程度聞いていたのだが、どこに1000円札を入れればいいかわからない。
右往左往していると、左隣に座っていた名も知らぬおっちゃんが入れる場所を指さして教えてくれた。おっさんにはこの後もちょくちょくお世話になった。
ありがとうおっさん。パチンコ大勝ちしますように。ただできればパチンコから足を洗ってまっとうに生きてください。

そしてボタンを押して玉を出し、レバー(?)を握り右にひねると玉が射出された。
おお、とちょっと感動を覚え、打つこと約20分。
全然当たらない。リーチがかかって演出が入ることはちょこちょこあったが、一条店長やら坂崎のおっちゃんやらがでてきてハズレ。
なんやこれ?何が面白いんや?と疑問に思い出す。

右隣でエヴァを打っていたMTGT氏を見ているとなんかすごいことになっている。画面は光ってるわ、音はキュインキュイン鳴ってるわ、テーマ曲である「残酷な天使のテーゼ」がかかってるわでもう滅茶苦茶や。
しかも残り球数を見てみるとなんか増えてる。なんやこいつ。

そこから更に10分ほど打ってもアタリは来ず、飽きてきたところで見たことのない演出が入る。限定ジャンケンで星が三つ揃えば大当たりとのこと。
どうせ当たらんやろと半分ヤケになっていたが、まさかの揃って大当たり。
あひゃぁぁぁ~となっていると、音がキュインキュイン鳴り出す。
そして打っていくと残り玉数がじゃんじゃん増えていく。妙な感動に心が溺れる。これがいわゆる「永遠に続く射精のような感覚」というやつか。

大当たりが終わり、興奮冷めやらぬまま打ち続けると気づいたときには脳といっしょに玉が全部溶けていた。

これか。これがパチンコの醍醐味か。こりゃ中毒になるわ。と勝手に納得がいき、先ほど大当たりしていたMTGT氏の玉数をちらと見てみる。
なんかとんでもなく増えてる。1000円入れたらだいたい3300発ほどに交換されるのだが、彼の残り玉数は優に13000発を超えていた。
今日で幸運を使い果たして明日には交通事故かなんかで死ぬのではないだろうかと少し心配になった。

しかし1000円払って一時間余りでここまで楽しい体験ができるのだったらパチンコも悪くないと徐々にパチンカス思想に腐食されていく。オークに囚われて〇される気高い女騎士ってこういう感覚何だろうなとしみじみ感じた。

まず1000円使い果たしたところで台を変えることに。次なる台は「偽物語」のパチンコ。原作・アニメともに見たことない。
さっきまでMTGT氏が打ち、これまた大当たりしていたのでその幸運の残りカスにあやかろうというハイエナ思考とともに席に座り、1000円札を入れて打つ。


...なんか当たった。
画面下から「 怪 異 」と書かれたオブジェクトが飛び出し、ボーナスタイムに突入する。「白金ディスコ」が流れ出す。打つ、増える、打つ、増える...。もうこのころには僕の脳は鉄板の上のバター並みに溶けていた。

ボーナスタイムが終わると、「99回スロットを回して、敵を倒したらボーナス続行!!」という字幕とともにスロットが回りだす。
回る、回る、目くるめく。残り60回ほどになると、リーチがかかり演出アニメが始まる。敵に一撃当てれば勝ちというところで「連打しろ!」と言われた。
もう気が狂ったかといわんばかりに連打する。はたから見たらドンキーコングのタルコンガビートでもしてるんじゃないかと思われるほどに連打する。
すると敵が倒れ777の文字が轟音とともに現れる。

ボーナス続行。ここからの記憶はぼんやりとしか覚えてない。
ただ周りなど見えなくなり、パチンコ台から放たれる音、光、振動、光景すべてを五感100%フルに感じ取れるゾーンのような感覚に陥ったことは覚えている。
終わったころには玉は13000強にまで増えていた。

さてここからが法律的にブラック寄りのグレーなタイム。
出玉を景品に交換し、表にでて何やら怪しげな窓口へと向かう。
景品を受け取る際にもらった直方体の小さな物体を窓口へと差し出すとあら不思議。英世が三人になって返ってきた。仕組みは謎。

時にして三時間強の至福の時。なおかつ+1000円収支。
そのまま気分を良くした僕たちは居酒屋に入って吞んだ。その店の料理がまあ美味しいこと美味しいこと。店員さんもとても気が利く人でサービスもよかった。
鳥の刺身やら盛り合わせやらをこれでもかという程に堪能し、地球に存在する水量をも凌駕する程に吞み、それでも一人4000円。もう鳥〇族とか〇鳥とかのほかの居酒屋など二度といけないぐらい最高な店だった。

世間一般ではパチンコ、タバコは愚か者のやることだという偏見(事実)があるが、こんなに素晴らしいんだったら愚か者になるのも悪くないと思った。つーか楽しければそれでいいっしょ。(オタクにやさしいギャル並感)

足元さだまらぬ中、家へと帰ると夜の九時。今日の感動と疲れ、酒の眠気に打ちやられ、寝床につく。
頑張ろう。とりあえずできるだけ単位をとろう。次は何時かはわからないけど、あの感動を目指して。
パチンコ台から放たれた振動がまだ残っているような気がしながら、深い深い眠りへと落ちた。課題は提出するのを忘れていた。








P.S.


長っ



本文2600文字ですよ。書くのに一時間半かかりました。それだけあったら課題の一つでも終わらせられたんじゃないですか?(自戒)
途中で勢いづいてですます調消えてるし。

いやー楽しかったね。次行くときは咲とかダンガンロンパとか打ってみたいね。(あとからになったけど、この文章はパチンコを推奨するものではありません。ご注意ください。)
ただ勝った負けたが第一になって打ち出すと楽しくなくなってくるんだろうね。ボドゲといっしょで。そこんとこ気を付けたいね。

そういやほかの人の結果収支ですが、MTGT氏は1700円ほど、NRM氏はマイナス収支だったそうです。NRM冷えてるか~?(煽り)

そんなこんなで、とりあえず僕はこれから「偽物語」感謝のアニメ巡回に参ろうと思います。
じゃあね。

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