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ハンミサLCD4脚の勧め

はじめに

皆様AC6の対戦楽しんでるでしょうか。今回は立ち回り含めたアセン紹介記事です。私がシーズン2から3にかけて愛用してきたハンミサLCD4脚を紹介します。
総合的なスキルは大した事ない筆者でもリダボに載ったり載らなかったり程度に戦えるアセンなので気になったらちょっと使ってみてやってください。


大まかなアセン解説

ハンミサLCD4脚。文字通りにハンドミサイルを両手に持ち、両肩にLCDを積んだ4脚ACです。装甲及び姿勢安定性と火力に秀でキックからのLCDコンボが強力な機体です。私が使っている機体は主に以下の2パターンあります。

耐久力に優れるベース機重4
中4バージョン変な顔ロボ

重4タイプはフィジカルに優れて重量機とのあたり合いに強く、中4タイプは速度増加とホバー速度の向上により軽量2脚や高速な中量機に比較的対応しやすくなりますが、基本的な動きは共通です。

基本戦術

「ミサイルで牽制しながらABで突撃し、AQBで攻撃を避けながら接近し、相手を蹴り飛ばして怯んだところにLCDを叩き込み更にまた蹴って怯んだところにLCDを叩き込む。これを相手のAPが0になるまで繰り返す」
この機体の基本戦術はざっくりいうとこんな感じです。高火力ながら射程が短いし動きも止まるLCDを4脚の当てやすいキックで相手を止めることで当てる、というシンプルなコンセプトで出来ています。
4脚の高い姿勢安定性にものを言わせたゴリ押しながら、通る機体(盾なしの中重量機)へはかなり有効です。レーザーキャノンの中では特に瞬間衝撃力の高いLCDの力によりキックLCDコンボ2セットで2脚は基本的にスタッガーします。対するこちらは重ショ+キック2セットを問題なく耐えるので重量機体の代名詞PBT相手でも蹴りで先手を取れば(4脚の方がキックの出が速いので真っ向勝負なら基本勝ちます)正面から蹴り合って押し切れます。
首尾よくスタッガーを取ったら両手のミサイルを斉射しながらキックを叩き込むことでまとまったダメージを与えられます。

基本戦術が通りにくい相手

上記の基本戦術はシンプルにして強力なのですが、当然ながら通りにくい相手も多数います。大枠に分けて3種です。これらには別の対応が必要になります。

  1. 軽量高速機体:素早くキックを当てにくい機体はシンプルに苦手です。特にナハト脚とアルラブースターを搭載し、高速のサテライト機動が可能なタイプは難しい相手です。また、4脚キックは交差狩りが得意なのが強みですが、それを理解して交差を避け、下がり続ける動きも苦手とするところです。

  2. 盾持ち機体:キックはシールドに防がれると怯みを発生させられないため、動きが止まらず、更にLCDはアラートが鳴るため攻撃タイミングがわかりやすくIGされやすい、と基本戦術がガッツリ潰される相手です。盾に枠を割いている分火力は下がっているのでミサイルとキックの連携を主体に対抗することになります。

  3. 引き軽4脚:言わずとしれた軽4です。シンプルにずっと高空を飛んでおり、蹴れる距離にいる機会自体が少ないです。他機体とは完全に違う対応が求められる相手であり、当然ながらゴリ押しは通りませんが、ハンドミサイルが軽4追い適正が高く、LCDの対空削り能力もあり、アセン相性自体は悪くない部類です。でも最近は使い手が皆上手すぎてしんどいところはあります。

類似アセンとの比較

同様の武装構成のアセンにハンミサLCD重2ハンミサLCDタンクがありますが、それらとの比較としては
重2:キック性能と姿勢安定性によりLCDを押し付ける性能に秀でる。反面AB速度や純粋な耐久力に少し劣る。
タンク:AB特化ブースターが使用できるため、軽4や軽2にAB追いが可能になる。反面耐久力には差がある。対面すると基本的に不利。
と言う感じとなります。基本的にはAB凸キックでの押し込みの強さが売りです。

具体的な動かし方

初動

初動は基本的にミサイルでの牽制、削りから入ります。AB突撃型の構成ではありますが、コーラルジェネレーターを採用しているため、EN補充が素早く行えず、自分から突撃すると接敵時にENを多く消費しており、キックやAQBが満足に使えず不利になりがちだからです。また4脚キックは迎撃に非常に強いこともあり、可能なら相手に寄ってもらえるようにまずはミサイルで牽制です。
ハンドミサイルは威力、衝撃力と回転率が非常に優秀なミサイルなので遮蔽から顔を出して撃って戻るを両手交互に繰り返すだけでも結構な圧になります。
ミサイルの撃ち合いにおいてはこの機体の回避力は高くないので、基本的に遮蔽で凌ぐかQBや落下で一時しのぎする程度が限界です。相手の回避力やミサイル性能が高くミサイル戦が不利となった場合は遮蔽を極力利用しつつこちらから近づく形となります。

迎撃

相手から近づいてくるパターンでは、敵が盾を持っていない場合はミサイルを交互に撃ちながらABで相手の突撃を迎撃する形で蹴りに行きます。AQBで交差しようとする相手を蹴りで引っ掛けて止めてLCDキックコンボを叩き込みましょう。相手の攻撃は大グレ装備とか重ショレザキャみたいな極インファ機でもなければ基本無視で押し切れます。ただし初動の蹴りを外すと不利になるので極力当てましょう。相手が蹴りを警戒して大げさに避けたり後ろQBを踏んだりした場合は蹴らずにLCDを即座に撃ち、回避後に合わせて一削りしてから再度ABして蹴りに行ったりします。
盾持ちの場合は蹴りで止まらないため、LCDコンボではなくミサイルとキックの連動で迎撃する形になります。AB始動と同時に片手のミサイルを発射、ミサイルと共に突撃してキックです。ミサイルより先に蹴りが当たるタイミングや距離で撃つのがポイントです。
大抵IGされますが盾を張らせることでQBを阻害できるのでミサイルがその後刺さりやすいです。あるいはミサイルを避けようと横QBを踏んだところに交差狩りの蹴りが刺さり怯みでミサイルもヒット、という形になると最も美味しいです。そしてキック後LCDしてからまたミサイルキックしてLCD、これを左右のミサイル交互に続けて絶え間なく圧をかけて衝撃値を貯めるのが、経験上有効です。
ハンドミサイルの衝撃値は残留420とかなり高く、キックとLCDをIGされても1セットで合計750程度の残留を蓄積できるため3セット程押し付け続けられれば2脚相手はスタッガーが取れる、という感じです。
盾相手の攻めの主役はLCDではなくミサイルなので、ミサイルが刺さりやすい突撃を心がけたいところです。
また接近してくる相手がミサイル装備の場合、極力相手がミサイルを撃った後にABで迎撃に出ましょう。正面からのミサイルはAQBで簡単に躱せるのでミサイル発射直後に迎撃に出れば容易にミサイルを躱して相手のミサイルのリロード中に接近戦を始められ、衝撃レースがマシになります。

追走

こちらから寄るパターンでは、基本的にABを使いAQBで迎撃を避けながらの突撃になります。ミサイルを交互に撃って常に直引きに対して圧力をかけながら追いましょう。あまり速度の速くない機体に対しては追い込んで蹴りをぶち込みましょう。交差を狙う動きにAQBで寄せつつ蹴りを放って狩ります。なお蹴りがもう少しで届くという間合いで距離を詰めようと焦ってAQBをするのは危険です。逆側にQBされた場合交差を通されてしまうので、相手の横移動を見咎められるまで我慢して後出しでAQBを合わせましょう。
上下の交差を試みる相手には蹴りのことは忘れ、相手が交差を狙うタイミングでLCDを引っ掛けます。LCDは上方向に非常強い射角を持っていて振り向き撃ちに強い上に拡散弾のため、上下交差時によく当たります。ミサイルとこのLCD引っ掛けで衝撃を稼いでスタッガーを狙うのが対引き機の基本戦法です。
これらの強みを嫌ってひたすら後ろQBで直引きするタイプは厄介です。ミサイルで削れればそれで済みますが、ミサイルのあたりが悪い場合は厳しい相手です。極力相手を狭い方に誘導するようにAQBやソフロで動きつつ、壁際に追い詰めて苦し紛れの交差をキックで狩ることを狙っていきましょう。

スタッガーコンボ

首尾よくスタッガーを取った際のコンボはいくつかあります。
まずLCDでスタッガーを取り、ハンドミサイルを撃ちながらABして蹴り飛ばす。ここまでは確定で入る共通ルートです。
相手が盾なし、かつこちらの衝撃値に余裕がある場合は蹴り直後にLCDで蹴り硬直をキャンセルし即ABでLCDをキャンセルして2発目の蹴りを叩き込みに行きます。一瞬巡航を挟んで距離を詰めてから蹴ると、相手はギリギリ動けますがナハト軽2でもなければ蹴りを避けられずスタッガーが残ったまま蹴りがあたり、更に怯みも入ってLCDも当てられて一気にダメージを稼げます。
ただし、一瞬反撃できる時間があるのでカウンターでスタッガーする衝撃値の場合はやめましょう。ABせず後ろQBからのLCDで相手のカウンターをスカすと寄せてくる相手を蹴りで迎撃してもう1発叩き込むチャンスを取りやすいのでおすすめです。
あるいは前QBで詰めて一発LCDを普通に撃ってダメージを取りつつ即PA入力でスタッガー追撃は確実に躱す択もあり、ダメージを無理に稼がなくて良い場合はこれが安牌です。
盾持ちの場合は上の追撃コンボは基本的にIGされるのでPAが残っているなら前QBで詰めてのLCDから再びミサイルキックコンボで継続圧力をかける流れになります。こちらのPAが切れていてスタッガーしそうな場合はIGされても倒せそうなミリ残り以外では追撃は控えて下がるのが無難です。障害物で射線をキリつつ逃げて衝撃を冷やすしか道はないです。LCDで盾を割れた時は盾なし用コンボでここぞとばかりに畳み掛けましょう。

パンチコンボ

特殊コンボとしてパンチコンボも一応あります。やり方はシンプルでスタッガー手前の最後の突撃時に最初に撃ったミサイルをパージして片手を空け、普通にLCDでスタッガーを取ります。そしてLCDをチャージしながらパンチを3発叩き込んでラストにLCDチャージをぶち込むだけです。スタッガーで落としきれないと負けるけどAPがかなり残ってるという状況用のコンボですが存外やる機会はないです。(2コンボで沈まない相手は最初のスタッガーでPAを吐かないパターンが多いので)

回避機動

基本的に攻め機体ですが、遠距離戦でのミサイルの被弾を減らしたり、相手のPA時間やLCDが焼けてる時間を凌ぐ用の対応も必要になります。
対ミサイルは基本的には遮蔽をとります。ハンドミサイルは一瞬で撃てるので撃って遮蔽、がやりやすいです。
遮蔽を使わずに避ける場合は上昇からの落下が主な手段です。落ちながら斜め前にQBすれば鈍重な重4機体でもだいたいは躱せます。あるいはABでミサイルの内側に入るように斜めに飛んで逃げる手もあります。
PAやLCD焼け時の時間稼ぎは上昇が手軽です。PAを見たらジェネレーターが焼けるまで全力上昇して上に逃げつつEN復元をしながら落下し、すれ違いタイミングでLCDを叩き込むといい感じにPAが消えかけor冷却終わりに合いつつENも回復して追撃キックも可能なタイミングになります。
ただし、これは腕武器や対空性能が低いグレネード等がメイン火力な機体相手の話で、LCDのようなレーザーキャノン持ち相手にやると対空能力が高いので撃ち落とされるリスクが高いです。その場合螺旋を描くように上にABするとリスクが比較的下がります。

一旦ここまで

以上が大まかなハンミサLCD4脚の動かし方です。個別のアセン対応や細かい特殊マニューバも紹介したいですが、長くなるのでひとまずここまでです。
反射神経とかあまり必要なく使えるパワフルなアセンなので、使い手が増えると嬉しいです。

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