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集団塾なしにした理由

小学5年生に進級した子を見て思うのは、幼少期と変わらず大変ナイーブだということです。
このナイーブさを強さに変えていきたいですが、こんなにも強固なナイーブさはもはや強さなのでは?とも思うようになってきました。

集団塾を選ばないことに決めたのは、シンプルに近所の塾とは合わなかったからです。
電話の応対や、授業の雰囲気、クラスメイトの騒がしさ、お値段、総合的に判断しました。

集団塾のメリットはたくさんあり、中学受験するなら通うのが当然なのかなと考えていたこともありますが、子どもの気質もあわせると、今はデメリットが大きいという判断です。
子どもの理由も納得できたので、家で進学くらぶでがんばろうか、という話になりました。

個人的に集団塾に疑問がでてきた

集団塾の良さはわかります。
私自身が集団塾に通って中学受験をしたので、良さも悪さもわかります。
切磋琢磨の場であったり、先生の上手な授業であったり、活発な雰囲気で高揚感のある現場で脳が活性化するのはよくわかります。
上位の子は大事にされ、下位の子はサポートされにくくなること。
やる気のある子ならサポートできるが、やる気のない子のスイッチを押してくれるわけではないこと。
当然のことだと思いますし、スイッチを押すのは本人でしかないとも思います。

E塾

進学くらぶに決める前、一度子どもは集団塾に入りました。
E塾です。中規模塾で、少人数制、寄り添ってくれる雰囲気がありました。
ただ、通っているうちに芽生えてきた不満や不安感は強くなりました。

その当時、子どもの体調で塾を休むことが数回あり(集団なので振替はなし)、授業にはついていけなくなっていっていました。
そんな中、ついていけなくなった部分のフォローはなく、季節講習の勧誘の電話は積極的にしてくる塾の姿勢に強い不満を持つようになりました。

退塾を決めたのは子どもの性質・体調に集団塾のシステムが合わなかった、ということだと思います。

子どもによる

子どもの気質はなるべく客観的に見守り、適切な対応をしたいとは考えていますが、理想としてそう思ってはいても、実際に対応できるかというと難しいものです。

思っているより体力がなく、ストレスで体調をくずしやすい子どもには、受験をしないという選択もちらついてまいりました。
受験勉強をしていて思うことは、知識をつけること自体は素晴らしく、勉強の内容自体はとても良いと思うことです。
それもあって、まだあきらめきれません。

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