テキヤ

テキヤは、ヤクザではない。
本当に、そう思う。
「男はつらいよ」の主人公のフーテンの寅さんこと、車寅次郎だってテキヤだ。寅さんは、渥美清の子どもの頃に熱心に観察していた、テキヤの人々を山田洋次監督に、語る中から紡ぎ出されたフィクションである。
この映画を観ても、ヤクザではないことは一目瞭然である。
現実の世界では、個人事業主として、縁日などでは花を添えている。啖呵売しているテキヤを見たことはないが、露店商を見かけては、日本の伝統文化である。
これからも、このテキヤ文化が続くことを願っている。

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