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退化は、進化。

退化は、進化。

ふと、思った。

渡り鳥は、海を渡らずに行きついた先で餌が確保でき、身体が順応でき、住み続けると、きっといつのまにか、長い距離が飛べなくなる。これって退化。でも、この渡り鳥は、進化しはじめているのでは、とふと思う。

飛ばなくなる。飛ぶ力なくなる。

長いくちばしを持つ鳥。食べる為には、栄養を取る為に長いくちばしが必要な鳥。でも、蜜だけではなく、海の魚だけでなく、雑食になったら、飛ばなくても、羽がなくても、地上の食べ物だけ食べて、生きていけるのであれば、くちばしが短くってよい。羽がなくってもよい。くちばしも退化、羽も退化。そんな鳥もいるだろう。

人間、年を取ると行動範囲もだんだんと狭くなって行く。だんだん足腰弱くなる。弱くなる事がだんだん残念に思う。歩けなくなってきたなぁと。でも、鳥で考えるならば、退化していることが進化し始めている。

そう考えると、人間もそうやってこの地球上で進化している。でも、残念に思うようになってしまっている。なぜだろう。出来る事ができなくなる。でも、これが当たり前と思う。生きて行く上そうあるべきになって行く。退化のようでも進化なのだと思う。

考えてみると、それまで沢山の知識を脳に詰め込んで、生きてきて、だんだん忘れっぽくなるのだって、脳にも限界があるので、何が本人に大切な事が重要で、その他忘れていいのです。日にちがずれていても、いいのです。

もちろん、毎日会社に行って、今日の日付けを間違えないようにするのは、あたりまえの大切な事。でも、家にいて、年齢が若くても家にいて、ずっと家にいたら、日にちだって間違えるだろう。本人とって、大切な事は、絵を描く事かも知れない。数学を解く事かも知れない。

若くても年をとっていても、使わないとそこは、退化し、それが進化。

車も自動運転?どんどん進化して行き、今度は、人間が手もいらず、目もいらず、足もいらず?人間も新しい人間のカタチ?に進化するのだろうか。

そして、ふと、思った。すごく変だけれど、、、

カエルも2本足で歩くのかな。


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