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モリア備忘録

※身内用:おかげ様で2/11に行われた
西条ゲームアーク64人制のフラシにて優勝することができました。
その備忘録と身内への共有として僕が研究し続けてきたモリアに関しての情報をこちらに記します。

4回目のフラシ優勝!

モリアとは

モリアには構築ごとに進行や分岐が異なり
レべヒナ入り、クザン入り、サボ抜き、ブルック入りなど
環境や地域性によって入替の幅が効き
黒のカードパワーを押し付け盤面コントロールをしていくのがこのリーダーの強みだと思っています。

2/11日フラシ優勝したエイジ、ルッチ、クザンが3枚ずつの除去寄せ構築

モリアを使う上での環境と構築

まずモリアの型には
①序盤から除去していく型、
②8モリアに合わせてモリアルッチで大型or平面を除去する型、
③モリアクザンorホグバックorレベッカ+ブランニューでリソースを稼いでいく型、
上記3パターンが存在します。

環境によってどれも正解でどれも不正解になりえるのがこのデッキで、
環境読みを間違えれば簡単に0-2ドロップできちゃうところもモリアの面白みの一つです。
シャカパチおじさんのハルさんを例に挙げれば、1月終盤はリソース型、
所謂モリア1枚でアドを稼ぎ続ける型が正解の環境でした。
またモリアの後攻選択が流行った環境でもあり、
先攻特化のリソース型でフラシ優勝、ミラー無敗。計2回のフラシで10戦中9-1と無双し
その構築を真似たちゃんこさんもフラシ優勝と
環境&構築がマッチしたモリアで優勝されていました。

2000カウンター16枚に先攻を意識したシンドリーin

モリアがミラーでも後攻選択する環境を利用し先攻から本来の強い動きを通していくモリアがミラーでも圧勝。

7ボルサ入りサカズキ一強でそれをメタったカタクリが大流行り

この環境はレべヒナ最強読みでフラシ4-1 決勝負け
(ハルさん5回目のフラシ決勝負けらしい..)

とまぁ1月下旬から2月初旬まででこれだけの環境の移り変わり。
常に環境の変化に目を光らせそれにあった構築を練っていくのがモリアの面白い所。

環境の推移


2/10現在の環境では日本大会で優勝した緑ウタを始め、カタクリ、赤紫ロー、ブルック入りサカズキと面展開を主軸としたリーダーが増え
モリアはリソース型から除去型への遷移が必要と考えました。

それまで強いとされていたレべヒナですがレべヒナはあくまで対1体に対して強いカードではあるものの多面には弱い為4クザンとエイジのアプローチを検討。

グループでの相談シーン。
リソースと除去のメインを担う4クザンを主軸にすることに

また、たにーとサカズキ対面を重ねていくうちに先4で4クザン+リ効の2面展開で相手に4クザンを処理要求させた返しに8モリアルッチが強すぎるという感触からルッチを2→3へ
そこにアイスエイジが絡むと尚強い為エイジも2→3
黄色に強い3ブルックがサカズキに入ったことにより
モリアに若干の風向きを感じた結果最強モリアの出来上がり。
ありがとうたにー

フラシ0-3修行僧たにー

以上から2/11に持ち込むモリアは下記に決定。

仮想敵はサカズキ、カタクリ、エネル、ウタ、ロー。ミラーは見てないので気合

良いリストができたな!とグループに貼ったこの構築を田中さんに
あざっす!ってパクられ彼は見事フラシ優勝
僕は否が応でも負けられない状況に…

って感じで環境読みから構築まで多分間違えることなく
フラシ優勝まで行けたと思います。
対面レポは後述します。まずはモリアが理想とする各対面の進行から。

各対面で意識すること

靑黒サカズキ

微不利。序盤コケると基本勝てない対面で
マリガン基準:シンドリー、ペローナ、4クザン、8モリアのうちどれか2枚
基本選択

先1 シンドリー→手にペローナがあっても打つことが多い
先2 ペローナ
先3 ぺ5000+ブランニュー+リ効ペローナ
先4 リ効ホグバックでモリア回収+4クザン
→ここで相手に4クザンを処理させる。残ったら勝ち。
大方相手の動きは7ボルサかレべヒナを絡めて面展開&2面除去をしてくる。
最速モリアの場合はモリアルッチでも1面しか取れないため返しに8モリアでこっちのアド得。
7ボルサの場合先5がアイスエイジモリアルッチとかなり強い為
全力で先2~先4の動きを目指す。うまいサカズキはこっちの進行を邪魔するため先4の動きに合わせて3ブルックを置いてくる。あれマジいかつい。

後攻進行
後1 ブラン
後2 7000+ペローナ
後3 ブランニュー+ホグバックでモリア回収
後4 モリアクザンブランニュー
後5 エイジ噴火モリアルッチツルで相手の8モリアルッチを取る。
その後はリソース差で粘る

サカズキ対面は一番地力が試される為かなり好きなマッチ。
個人的には基本負けないけどハルサカズキといつか決着をつけたいところ🔥

黄カタクリ

先後どちらも有利。圧倒的リソースからサボを絡めて耐久勝負
マリガン基準:ペローナ、4クザン、5サボ
先選択
先1 シンドリー 手にペローナがいても手札次第で投げる。
先2 ペローナ
先3 サボ 隣のペローナは3ペロがいない場合は寝かせても良い。ゲダツなら7000、菊之丞なら8000だがライフ4進行で返しに菊之丞が取れるのでアド
先4 相手がゲダツならリ効ホグバック+4クザン、菊なら大噴火アブサしながら相手の盾に強く当たる。
先5 アイスエイジモリアルッチで向こうの7マムを取る。相手の後3がゲダ     ツの場合こちらの先4が4クザンとなっている為
クザンでゲダツ-4、エイジでマム-5、モリアルッチで2面除去
これ出来ると基本負けないし結構再現性は高い為エイジ3枚は正解な環境。
先6 ここからは如何にサボを連打しながらホグバックで2000を回収できるか。上記進行を行う上で、基本的にこちらは2000カンを吐かないため
手札7-10枚で2000モリモリの手札となっている。ので勝ち。
ぼんモリアはカウンター値バグってるとよく言われるがこの進行がその所以

後1 ブラン
後2 ボルサ
後3 サボorモリアを回収
後4 エイジアブサ+ボルサ or モリアクザンブラン
後5 サボ耐久

黄色対面の後攻は4ボルサを最速で出したい。相手の盾が上振れないことを祈りながら
コツコツリソース勝負に持ちかける。

緑ウタ

先有利、後不利。アイスエイジとルッチは必須。8キ前に4クザン
マリガン基準:シンドリー、ペローナ、クザン、エイジ
先、後どちらも裏目があるがキッド最速を避け先選択

先1 シンドリー
先2 ペローナ もうこれ最強すぎて以降省略します。
先3 相手のキャラ除去
先4 クザン+リ効
先5 クザンエイジモリアルッチで7ルフィ+キャラ取り。
先6 相手の8キに対しても4クザンが刺さるためこの進行ができれば負けない。
とりあえず4クザン、エイジを引き込もう。

後攻
ぶん回りの先ウタにはこちらの要求値高めのためじゃんけん頑張りましょう

後2 噴火アブサ
後3 クザン
後4 8キに備えモリアで面展開orエイジクザンルッチで2面除去
後5 8キ 頑張って除去

ウタ対面の後攻は一番アドリブ力が求められる状況なので
これといった指標はないが7ルフィ→8キは
エイジ噴火クザン-4からモリアルッチツルで何とか頑張りましょう…

2/18 追記
昨日のスタバで後攻開始、相手に
8キ1体、7ルフィ3体出されるもギリ勝つことができたので
アイスエイジ、モリアルッチさえあれば割と相手のフルムーブにも対応できます。
マリガン基準はモリア+マイナス札を意識しましょう。

黄エネル

先後微有利。しらほしが2回以上出るときつい印象。
マリガン基準:ペローナ、4クザン、5サボ、モリア
先選択

先1 ※
先2 ※
先3 
サボ
先4 
ホグバック&4クザン
先5 アイスエイジモリアルッチ

基本的な動きとしてカタクリ対面と先後の進行は変わらないが
相手の大型が出てくるタイミング前に4クザン、9ヤマト前は特に
こちらの盾を2に調整することが必須となってくる。

エネルに対しては着地狩りを無理して狙わず
8モリアの高パワーで相手の寝た大型を上から踏みつつ
4クザンアイスエイジでアクティブキャラをKOしていく進行を意識してます。
モリアに上から踏まれるのを嫌ってアタックしてこないエネルがほとんどですが
それはそれで手札を消費していないので最終的にはリソース差で勝つのが対エネルとなります。
逆にエネル相手にカウンターを吐くことは終盤までほとんどない為
基本盾受けで盾1-2キープを意識し進行してください。

黄緑ヤマト

基本有利。空島、要塞等型が読めないがリソースで勝つ対面。
マリガン基準:4ボルサ、8モリア
基本後攻選択。空島、要塞を警戒。

後2 ボルサ
後3 サボ、ボルサ、4クザン
後4 モリア
後5 耐久

先2の8000ダブルパンチは素直に受けよう。のちのナミダブルバニッシュが一番痛い。
ヤマトは進行するにつれて手札が10-12枚くらいになった状態で
相手が詰めてくる形になるが、
要塞型はブロッカーが多いのでブロッカーやボニーが見えた瞬間
相手のダブルアタックは盾1になるまで5000でも受け8キ除去のためのマイナスをかき集める。
要塞でない場合、基本的に負けない印象。

こちら先攻の場合は
先3で5サボを置ければかなり安心してターン進行できます。
相手の後4 8キに向け先4で4クザンを置けば相手目線、素直に8キが置けないので4クザンがマリガン基準。

黒黄ルフィ

2/18追記
大不利。極力相手のしたい動きをさせないことを意識する
マリガン基準:8モリア、ペローナ
基本後攻選択。モリア回収する以外、極力盾を殴らずに8モリア連打。

後1 ブラン、or シンドリー
後2 4ボル、ホグバック、ぺローナ素置きで殴らない
後3 モリア回収フェーズ。
後4 モリアでリソース回収
後5 モリアでリソース回収

基本的に大型を並べてからはリソース勝負になっていくため
相手リーダーパンプ後のアタックは同値でよい。
寝たキャラにアタックすると手札の消費を嫌い基本的に通してくれるため
終盤の相手のアタック回数とこちらの盾、リソース、ブロッカーを調整しながら進行していく必要あり。

先を取らされた場合は、
ペローナ連打でとにかく相手のリソースを削るといい。
基本負け対面だが黒黄を乗り越えたら優勝は確実まであるため頑張りましょう。

赤紫ロー

先選択でペローナ連打で勝ち。
相手がレイジュを3枚以上引いてる場合少し厳しいが
この型のモリアであればエイジルッチを手から打てるので
ゴリゴリ除去していきライフは最後に詰めればよい。

青ナミ

微有利。5000ラインがとにかく優秀、奇数値のアタック
マリガン基準:ペローナ、アブサロム
先選択。とにかく5000を連打。ペローナハンデス、カヤはアブサロム
この対面は基本同値で展開重視。相手の手札が細くなった際に
ドンとイベントで吐ききれないアタックを通していく。後述します。

まずは進行から。

先1 シンドリー
先2 ペローナ
先3 ペローナorアブサ で奇数値アタック
先4 5000,5000,リ効+4/5000
先5 4面展開後なので5体目を立てながら奇数値でアタック
→まずは5000から入る。まずは相手に美味しくホワイトスネークを使わせよう。

そこから1ドンずつ振り6000アタック連打。
相手の手札が減りドンが少なくなるほど相手の動きが透けるため
それに合わせて余ったドンを振り分けよう。

例:相手手札5 アクティブドン5
1、5000アタック→1000カンor+2000イベカン
2、5000アタック→イベカン 残り3ドン
3、相手の手札が1-2なら11000or13000or5000
4、アクティブドンがないので5000連打

1,2の場面は奇数値の7000でもよいが
どうせ相手が吐くイベカンは変わらないので
相手がデスウィンクを使いたい時のアタックに
その分のドンを使うほうが相手のリソースを吐ける。等
とにかく相手の手札とドンから如何に手札を使わすかを意識しよう。

今後のモリア

ミラーが少なく多面展開が流行っている現環境だからこそ
除去型が強いと踏んでいます。
来週にはまた環境が変わっている可能性は高いけど
誰かの一つの指標になれば!

グループで調整してくれたはるのぞ田中じゅんや
フル出勤でサカズキ練習してくれたたにー、
八木可部であり得んモチベで対戦してくれた方
ドライバーの遊さん、ありがとう!
グループ内でフラシ優勝11回、決勝負け10回の猛者グループ
エース田中に続きこれからも精進していきやす

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