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魔彼 天編2巻『Zorn』について

【公式サイトより】
非常に傲慢かつ支配的な、破壊の天使の指揮官・ケムエル(CV:竹内良太)と、心根が美しく穢れることを知らない、神を信じる褐色の神父・ユーゴ(CV:山下誠一郎)の物語。

【あらすじ】
空の荒れた夜のこと、ユーゴが神父を務める小さな教会に酷い怪我をしたひとりの男がやって来た。男は赤い髪と赤い羽を持った──人ならざる者。悪魔の類に思われたが、怪我人を放っておくことはできずユーゴは手当てを試みる。そのユーゴを、男は犯した。翌朝、男は天使ケムエルであると名乗り、怪我が治るまで滞在すると言い出す。村の人々には手を出さないことを条件に、ユーゴは自らの身体を差し出すことになるのだが……。


天使×人間、しかも聖職者受けキタ━━━!もうここら辺から既に、性癖にクリティカルヒットしている方もいるのでは無いだろうか。ちなみに、いわゆる黄昏〜闇の腐女子に分類される私、初めてこのカプを見た時、最初に浮かんだ感想は「え……悪魔×神父じゃないの?」だった。(当方、受けの闇堕ちとお耽美が大好物で候) しかしそんな杞憂は、トラック01開始と共に跡形もなく吹き飛ばされる事となる。大天使ケムエル、なんと悪魔より鬼畜だった。ケムエルが、純真無垢な神父ユーゴに出会い、数秒でしでかした鬼の所業とは。公式からの一文に、その答えの全てが詰まっている。

"そのユーゴを、男は犯した____"

審判の時は来た。『性癖ですか?』いいえと答えた方は、悪い事は言わないので、このまま画面をそっ閉じしてお帰り下さい。決して振り返ってはいけないよ。はいと答えた方は、私と手を取り合って、さあ行こう。無限の彼方へ。

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