第70回臨床検査技師国家試験 合格発表直前自己分析〈午後・臨床化学まで〉
臨床検査総論
1 症例・写真から寄生虫を答える問題。写真見たら過去問を思い出させるものだった。
2 寄生虫と染色法の組み合わせ。寄生虫の分野で染色について問われたのはほぼ初なので分からない学生が少なくはなかったかも。
3 嚢虫症について。教科書通り。
4 パニック値についての文章問題。分かりやすかった。
5 「病院内での不適切な行為を選ぶ」という新傾向問題。注解の「関係法規」の項なども参照。
6 尿試験紙による尿蛋白検査についての文章問題。消去法で絞る。
7 結核性髄膜炎の検査所見について。最近出題が増えているのでしっかり理解しておきたい。
8 PCR法についての文章問題。「Tm値」の定義を理解しておきたい。
9 染色体についての文章問題。基礎的なところなので語句の意味を押さえておく。
10 尿沈渣の無染色標本から結晶を答える問題。典型的なので落とせない。
臨床検査医学総論
11 一次救命処置について。頻出なので必ず点数を取りたい。
12 慢性腎不全の検査所見について。腎不全には出題パターンが様々あるので疾患について全般的な理解が求められる。
13 自己抗体と自己免疫疾患の組み合わせ。頻出なので落とせない。
14 急性心筋梗塞の検査所見について。どの順番で上がるのかも押さえておく。
15 プリオン病を選ぶ問題。何年かに一回は出ているがただ覚えるだけなので簡単。
臨床生理学
16 心電図から電解質異常を答える問題。特徴をしっかり読み取る。
17 トレッドミル負荷試験についての文章問題。方法・適応・禁忌をしっかり理解しておく。
18 酸素カスケードから肺胞気ー動脈血酸素分圧較差を選ぶ問題。今回の国家試験の難問の一つ。
19 クロージングボリューム測定時の単一呼出曲線について。それぞれの相の意味を理解する。
20 「○○換気量」が選択肢の呼吸器系の基礎問題。言葉の定義の理解が必要。
21 ALSの針筋電図所見について。特徴的なので覚えておく。
22 温度による神経伝導検査への影響について。教科書通り。
23 脳波の記録法について。今回は出題されていないが、模試では脳死判定の際の記録法も聞かれているので、そこも理解しておきたい。
24 症例から脳波所見を読み取る問題。
25 心臓カラードプラ法の超音波像から疾患を選ぶ問題。それぞれの疾患でどのような特徴があるのか区別しておく。
26 腎臓の超音波像から疾患を選ぶ問題。やや難しい。
27 乳房の超音波像から所見を選ぶ問題。新傾向問題だが、読み取ればわかる。
28 MRI検査についての文章問題。今回は全般的な理解が問われている。
臨床化学
29 ビリルビンについての文章問題。今回は分かりやすかった。
30 酵素の分類について。基礎なので覚えておきたい。
31 アルドステロンの作用が出題。他のホルモンについても生理的作用についてまとめておく。
32 高エネルギー化合物について、今回は「最も高いエネルギーをもつもの」を選ぶという2ステップの出題。
33 リポ蛋白の構成について。どれがどの割合含まれているのか押さえておきたい。
34 必須アミノ酸を選ぶ問題。9種類全て覚えておく。
35 尿酸についての文章問題。生化学的な理解が必要。
36 TDMで全血検体を用いるものを選ぶ問題。確実に覚えておく。
37 ビタミンの過剰症を引き起こすものを選ぶ問題。基本的なところなのだが、選択肢それぞれがどのビタミンなのかをしっかり理解しておく。
38 Child-Pughスコアに使用される検査項目について。2つとも選べた人は少なさそう。
39 血中アンモニア濃度についての文章問題。覚えておくしかない。
40 LDについての文章問題。アイソザイムについても合わせて理解しておきたい。
41 酵素と基質の組み合わせ。何回か出ているのでしっかり覚えておきたい。
42 尿細管機能の評価項目について。腎機能評価は出題されやすいので理解しておく。
43 eGFRについて。前問と同じ。
44 糖尿病型を示す検査結果を選ぶ問題。診断基準を必ず覚えておく。
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