臨床検査技師国家試験 これだけは押さえておきたい事柄【2025年受験生版第4回 臨床化学「分光光度分析法」】

臨床化学分野の基本の一つでもある「分光光度分析法」について。

ランベルト・ベールの法則

吸光度をA、入射光をIo、透過光をIとすると、

A=log(Io/I) ・・・①

モル吸光係数をε[L/(mol・cm)]、濃度をc[mol/L]、光路長をl(cm)とすると、

A=ε・c・l ・・・②

通常の分光光度法ではIo=100%としており、このときのIは透過率(T)と呼ばれるので、①式を変形すると、

A=log(100/T)=2-logT

二波長法の特徴

・副波長を主波長より高く設定し、濁りの影響を軽減
光量補正効果で目的成分の定量値への影響を軽減

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