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山川穂高の人的補償でSBの中継ぎについて考えてみた

FAにて西武からソフトバンクに移籍した山川穂高の人的補償でTLが荒れている。
「不祥事で事実上干されているとはいえ、実働7年で200本塁打以上を放った山川を獲得したんだから文句を言うな」と他球団ファンの私は思ってしまうのだが、入団会見にファンが手で数えられる程しか来なかった不人気の山川のせいで、チームを支えたレジェンドや希望溢れる若手を放出するのはホークスファンとしては怒りがあるのかなぁと思ったりもした。
中村晃の意味深インスタや日刊の和田毅人的補償報道など色々あったが、最終的には2018年のドラ1である甲斐野が人的補償に選ばれた。

ここに来て私が思うのは、今オフのソフトバンク、中継ぎ放出問題。パ・リーグをあまり見ない私でも名前を知っている選手を今オフに戦力外やトレードで放出しまくってるソフトバンク。山川を補強している場合なのか?と純粋に疑問に思ったので、ちょっと調べてみたので聞いて欲しい。
今オフにソフトバンクを退団した主な投手は以下の通りである。

・森唯斗(戦力外)2018年に最多セーブ王 22年まで守護神
→横浜DeNAへ移籍
・髙橋純平(戦力外)競合ドラ1 19年に45登板
→引退
・嘉弥真新也(戦力外)2019年プレミア12代表 17年~22年まで50登板
→ヤクルトへ移籍
・高橋礼(トレード)2019年の新人王 アンダースロー
→読売ジャイアンツへ移籍
・泉圭輔(トレード)2021年に開幕から16試合連続無失点
→読売ジャイアンツへ移籍
・甲斐野央(人的補償)2018年ドラ1 ルーキーイヤーに65登板
→西武へ移籍

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1-BJ4evr35bzwHP8KkwfeNnY4F9dNJYvBVTMrXmkJXNE/edit?usp=sharing

他球団にとっては宝の山戦力外 半数以上の選手は他球団へ移籍した


このリストだけ見ると実績のある主力選手たちがチームを去ったように感じるが、この中で2023年に30登板以上したのは人的補償の甲斐野のみ
次に多いのは嘉弥真の23登板だが、防御率5点台とあまり良い数字ではなかった。
また2023年にブルペンを支えたメンバーは甲斐野を除き健在。中でも防御率0点台のクローザー・オスナとの4年契約も結べたとのこと。
敗戦処理に関しても若手に頼みたい言う考えがあったようにも思う。
また救援防御率はパ1位だったのに対し、先発防御率はパ5位。
今回の中継ぎ陣放出に繋がったのではないかと考える。

私が懸念していたソフトバンクの中継ぎボロボロ問題は根拠のない妄想だったことが証明された。
因縁つけてごめんなさい。ホークスさん。

とはいえ森や嘉弥真といった工藤ホークス時代の功労者の解雇を快く思わないファンも大勢おり、さらに近年のFAでの選手補強を行うも優勝から遠のいている現状や年俸面での生え抜き選手の冷遇も少し問題になっている。
そこに山川の人的補償でレジェンド和田毅が出ていくとなると荒れるよね。。

最後の松坂世代"和田毅" 未だにSBの左腕エースに君臨

またホークスといえば、野手に対する補強は行われているものの、今年の課題である先発の補強に関するニュースはあまり聞かない。
山崎福也は逃してしまったし、MLBからいらない子扱いされたバウアーが補強できればある程度解決できるが、正直目処は立たない。
新監督小久保も珍回答を繰り返すし、フロントとの意思疎通がうまく行ってない記事もある。
とはいえ大型補強は行っているし、何よりオリックスの4連覇を防ぐのはソフトバンクしかないと思っているので、来シーズンは頑張ってねビュティボ♡

"美"を求めるビューティーボス

【ソース一覧】

https://nf3.sakura.ne.jp/php/stat_disp/stat_disp.php?y=0&leg=1&tm=H&fp=1&dn=9&dk=0


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