心霊体験記part4
20 あれがいわやる天国言うんかいの話
あれは30代の始めだったか、
問屋の営業部長の頃、通勤は原チャリで行ってたんやけど
ある朝いつも通り渋滞してる中を歩道際を走ってたら
右折禁止道路なのにいきなりトラックが目の前に現れたんや。
実はそこからの記憶がないんや。
分かってることはえらい綺麗な花畑があって、向こうに小川があり何人かが
笑顔で手招きをしてる言うことや。
自然と身体が吸い寄せられるように歩き出した時や。
声がきこえたんや。(あなた!戻ってきて!私を置いてかないで!)
それで引き返し始めて気付いたことは、横になって寝てるってことや。
そんで何か声が聞こえた。(奥さん、覚悟を決めたほうがいいですよ)
そこで目を開けた。(何でお前がいるんや?)
妻は泣きながらしがみついたわ。
医者はかなり困っていた様子。
なんせ身体は何とも無いのに意識が戻らなかった言うて手の施しようがない状態でいきなり目覚ましたからや。
事故の内容も不思議だったんや。
ぶつかった箇所が丁度タイヤとタイヤが奇跡的にぶつかって自分はバイクを
降り意識を失ったと聞いた。
そんで思った。
あれがいわゆる天国言うもんかいの話でした
続きが気になる方はみてください。
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