平賀源内と旺文社日本史事典 三訂版 「平賀源内」の解説

旺文社日本史事典 三訂版「平賀源内」の解説

平賀源内
ひらがげんない

1728〜79
江戸中期の本草学者・科学者・戯作者
名は国倫 (くにとも) 。福内鬼外 (ふくちきがい) ・風来山人などと号した。讃岐(香川県)の人。医学・本草学を修め,江戸でエレキテル(摩擦起電機)・寒暖計・火浣布 (かかんふ) の発明,また洋(蘭)画にもすぐれ多才を示した。幕府への仕官がかなわず,晩年は世をすねて戯作にふけった。誤って人を殺し,獄中で絶食死した。著書に本草学の『物類品隲 (ぶつるいひんしつ) 』『神農本草経図』,滑稽本『風流志道軒伝』『放屁論』,浄瑠璃『神霊矢口渡』など。
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報


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