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母のパン屋さんがオープンしました

こんにちは、先日、5月25日に母がお店をオープンしましたので、今日は、そのお話をしようと思います✏️

お店は僕が育った、兵庫県尼崎にある、近松公園という昔からある大きな公園の向かいにオープンしました🏞️

母は長年パン屋さんで働いていましたが、今年の2月に退職することになり、「この際思いきってお店やってみようと思う」と連絡があり📞
祖父が昔、飲食店経営をしていた場所が空きスペースとしておいてあったので、一から修理や改装をして、すべて自分たちでDIY🔨🪚🪵してお店を作ることになりました。

フグ料理屋さんの内装をパン屋仕様に改装

この3ヶ月で、
・店の内装、テント張り替え
・電気工事、空調交換
・厨房器具購入手配、搬入、
・コンセプト考案、店名の決定、ロゴ制作、
・メニュー考案、名刺作成、SNS手配など、、、

母もはじめてのことで、本当にヘトヘトになって、大変そうでしたが、僕もできる範囲で奈良からオンラインを活用しながらサポートし、なんとか無事にオープンすることができました🎊💐

本当にたくさんの方のお力添えがなければできませんでした。この場を借りてお礼申し上げます🙇‍♂️

そして、ありがたいことに、オープンからたくさんのお客様に来ていただき、連日完売しています🙌
(基本1人でやっているのでそんなにたくさんのパンが焼ける訳ではないのですが、それでも毎日100個以上朝早くから頑張って作っています。)

ようやくできた店内

今回僕が手伝ったことは、お店全体の、
統一感を出すブランディングに挑戦しました👨‍🎨

お店を一つ作る時には、コンセプトや、誰に来てもらいたいのか、何のためにやるのか、などを明確にすることがすごく大切と言われていますが、
それを、お店の名前や、メニュー、お店の雰囲気、お店のロゴなど、全てに反映しているかで雰囲気は大きく変わります。

僕は昔飲食店運営に携わっていたので昔の経験や、今の仕事をして得た知見などもふまえて、
オンラインで打ち合わせや会議を何度も行い、話し合いを繰り返して色々と決めていきました。

その際に、母のやりたいことや、想いが色々と見えてきたのですが、お店の名前は悩んだ結果、

babymoon croissant
(ベビームーンクロワッサン)になりました👶🌙


「babymoonって名前はどういう由来なの?」とよく聞かれるのですが、

お店のメイン商品は、小さなクロワッサンです。

このクロワッサンの形が「赤ちゃんがギュッと手を握ったような形」に似ていて、小さくてすごく可愛いよねってところからきています❣️

そこにクロワッサンの語源である、
「フランス語で三日月🌙」という意味を組み合わせて。babymoonという名前にしました。

そして、その名前の意味にはもう一つ想いが込められています。

名前を決める時に、何のためにお店をするのか、
どんな時に、誰に食べてもらいたいのかなどいろんなことを話し合いしていた時に、

「やっぱり、わたしは家族みんなが仲良く元気で、集まれて、美味しいごはんを食べながら食卓を囲めることが一番の幸せやと思うねん」

「わたしのつくるパンが、ほんの少しでも、そういう場を提供できるきっかけにしてもらえたら嬉しい」

「それで、赤ちゃんってすごい力持ってるやろ?赤ちゃんが1人いるだけでみんな大人も集まってくるし、笑顔になる」


「あんたらが小さい時よくこの近松公園でお弁当持ってピクニックいったりして、走り回ってたの最高に幸せやったし、この近松公園にもたくさんお世話になった。今は少し寂れてしまってるけど、この公園にまた、たくさんの人が集まったり、子どもたちがはしゃいで遊んだり、家族がお休みの日にピクニックしたりして、たくさんの人が集まって、その輪の中心にこの赤ちゃんみたいな可愛いパンたちが人の輪を作ってくれたら嬉しい。」

こんな昔話につながり、懐かしさと共に、
普段なかなか聞くことのない、母の想いに触れることができた瞬間でした☺️

そんなたくさんの想いを込めて、
babymoonという名前になりました。

ここから、この町の人たちに愛されて、
笑顔が集まる場を作っていければと思っています。

こんなたくさんの想いがこもった、母のパンを食べに来てください^ ^

おさつクロワッサン



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