ただ使うだけじゃ弱いゴーストタッチ

以下の記事は私が考えていることを書き出しただけであり、絶対に合っているわけではないということを頭に入れた上で読んで欲しい。
2ターン目に打つフェアリーライフは強いが、ただの2ターン目ゴーストタッチは弱い。これはハンデスという効果に関係すると考えられる。
ハンデスは使うタイミング使う理由がが最も大事であり、
脳死で打ってくるハンデスと考えて使うハンデスは非常に大きな差がある。


ハンデスとは何か

 そもそもハンデスとは一体何をする行為で、何故強い行為だと言われているのだろうか?
デュエマにおいてフィールドを分けるなら以下の通りになる。
・山札
・手札
・墓地
・盾
・マナ
 ハンデスはこの中で、相手の手札に触れる効果である。
 ハンデスは、直接自分のリソースを伸ばし、相手と差をつけるものではなく、相手のリソース(手札)を削って相手と差をつけるものである。
 しかし、普通に考えるのであれば、自分の手札やマナを伸ばして、次のターンの選択肢を増やした方がどう考えても強い。
 一体ハンデスするメリットとは一体なんだろうか?

ハンデスするメリット

  ハンデスするメリットの中で一番大きいのは二つだと私は考えている。
  一つは上記で記載した。相手の手札を削り、相手の選択肢を狭めるということ。
二つ目が自分のデッキにはハンデスがあるぞ?と伝えること。
  一つ目は説明する必要はないだろう。相手の手札を捨てさせ、初動・中継・切り札を落とし、ゲームに勝利する。正しくハンデスそのままの効果である。
  二つ目は例を挙げたほうがわかりやすい。
  あなたの手札に永遠のリュウセイカイザーがあり、先攻を取った黒単からハンデスが飛んできた。運悪くあなたの永遠のリュウセイカイザーは抜かれず次に埋めようと思っていた単色のカードが捨てられてしまった。次のターンリュウセイを埋めるか、単色を引かなければ初動が使えない。
  正直こんな状況になるのはよくあることだと思う。リュウセイを埋めるのが正解かそれとも埋めないのが正解なのか。というのはまた別の話なので割愛するが、相手に手札のリュウセイを抱えさせる選択肢を考えさせた。これこそがハンデスするメリットの中で最も大きなことなのである。
  相手は次ハンデスするかもしれないから、マッドネスを手札に抱えよう。次ハンデスされてこのカードを抜かれたら次の動きができないからマナにおきたいけどこのカードをキープしてこっちをマナに埋めよう。まあ大体は自分の動きを通したほうが強いため、こんな動きはしてくれないが、相手の選択肢を増やすという効果をハンデスは持っている。

ハンデスの種類

  ハンデスが一体何か、どんな効果をもたらすのかはわかった。
  では、強いハンデスと弱いハンデスにはどのような差があるのだろう。
私はハンデスを以下の三つに分類して考えることにした。
・惰性のハンデス
・負けないためのハンデス
・勝つためのハンデス

惰性のハンデス

  2ターン目になにも考えないで使うハンデス。盾からきたゴースト・タッチを何も考えずに使う。などが当てはまる。
  使えるから使う。というのは確かに強い。
  しかし、マッドネスが出てきたら?それ以降のハンデス札をひけず、重要なタイミングで使えなかったら?
  何も考えずに使うと、次の行動に繋がらない。

負けないためのハンデス

自分が有利な状況で使うハンデスが当てはまる。
相手に逆転させないため、相手がドローした分、回収した札を枯らす。
基本的には、相手の手札を0にすることを目的として行うが、
相手にマッドネスが入っているであろう時は、そのマッドネスが出てきても問題ないかどうかを考えてハンデスを行う必要性がある。

勝つためのハンデス

  自分が不利な状況で打つハンデスが当てはまる。
  つまり、序盤、中盤である。
  使うタイミングを考えてハンデスする必要があり、相手が最も嫌うであろうタイミングを狙いハンデスする。
マッドネスが出てくることを許容せざるを得ない状態が多い。
ハンデスデッキを使う上で私が一番大事だと考えるのがこの勝つためのハンデスである。
相手に初動をできる限り使わせないように初手から使うのが強いのか?
相手が初動を使っていき、フィニッシャーだけになった時に手札を落としたほうが強いのか?
 今のデュエプレのND環境デッキの話をするのであれば、4ターン目は手札が2~3枚であることが多いため、私がハンデスデッキを使っているときは、初動をいくら使われてもフィニッシャーさえ出させなければ勝てるそのために4ターン目には必ず2回ハンデスを打つというつもりで使用しているが、初動を落とすことができれば、2~3ターンは稼ぐことができるため、それも間違っていない。
 重要なのは、何故そのタイミングでハンデスを使ったのかが説明できることである。そうすれば、その後の自分の行動に一貫性を持てるし、何より自分のミスに気づきやすい。

最後に

 ここでタイトルの内容に戻るわけだが、
 ゴーストタッチとフェアリーライフは同じトリガー付き2コスト初動だが、使用難易度が天地ほど離れていると私は思う。
 フェアリーライフは打つだけでリソースが伸びるが、ゴーストタッチはただ使うだけでは何も稼げない。
私たちは2ターン目フェアリーライフよりも強いゴーストタッチを目指すべきなのである。





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