高校生登山大会

高校生の登山大会県予選が終わりました。
結果は最下位。
3年2名、2年2名の計4名で挑んだ。
私は、私の意思で登らないを選んだ。
なのに、今登ればよかったのではないかと後悔している。登った人たちはあの苦しさから謎の絆が生まれていて、楽しそうにしていた。
お手伝いで何も苦労していない私たちからは何を言ってもうざく聞こえてしまうんじゃないかって悩んだ。

部長は泣いてた。

荒れた3年をまとめ上げ、1人で天気図を頑張って、みんなで登った。

制限時間を超えた。規定時間も超えた。
大幅な減点。
2年の装備不足、幕営でのミス、
あんなに頑張った天気図も結果は決して良くはなかったらしい。

終始暗い顔をしていた。
泣いていた。何度もぶり返して、泣いていた。
その時に、私も泣きそうになった。
でも泣いちゃいけないと思って堪えた。
感受性が異様に高いのか、苦しそうな姿を見て心が痛んだ。
でも、頑張ってない私にはそんな権利はない。
私はあの人の苦労を知らない。苦しさも、今の気持ちもわからない。
なのに、そんなことできない。

だから、私も一緒に登ればよかった。
苦しさを分かち合えたのかもしれない。
でも、私は自分の意思で、登らなかった。
こんな私は何ができるのだろうか。
やっぱり私には生きる価値などない。

終わった実感がない。
中学の苦しさもない。

でも、このまま引きずれば受験に響く。
どこかでけじめをつけないと。

やっぱり苦しい。
こんな人生早くやめたい。

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