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私のアジャイルジャーニー2023

この記事はシン・アジャイル Advent Calendar 2023 7日目になります。
お題が「私のアジャイルジャーニー」ということなので、この名の通り書いてみます。

ジャーニーについて

同Advent Calendar2日目の小泉さんの記事の中で紹介あったXP祭りの市谷さんの動画を視聴しました。その中で”伝統組織における変革とは探検である”と述べられていました。
伝統組織ではなく私に置き換えても同じで、探検=私に変革を起こすようにすることである考えることができます。私に”変革”を起こすとはどういうことなのだろうか?それは過去の延長線上にある想定内の未来ではなく、どうにかして未来を想定外にし、不確実で予測不可能ではあるが可能性は高い未来にすることが変革だと思っています。そのためには、過去の選択とは違う不確実な選択する「今」を生きることが変革につながり、そんな今までと違う選択にチャレンジしてみることこそがジャーニーと理解しています。(これまた市谷さんの著書”デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー”から拝借しております)
というわけで、2023年にそんなジャーニーしてみたことを振り返ってみたいと思います。

越境して社外のイベントに参加してみた

私のソフトウェア開発に従事しているわけではなく、どちらかと言えばアジャイル"じゃない"ところが持ち場になります。そんな私のような場にも”アジャイル”という言葉が徐々に届くようになっております。
"じゃない"私でもアジャイル開発宣言やその背景に述べられているようなアジャイル組織やマインドセットに共感し、あこがれ、とりあえずアジャイルの方向にジャーニーしてみたいと思いました。ただ、私の持ち場ではアジャイルを実践しているわけでもなく、まわりにもアジャイルコーチのような方がいるわけでもありません。そこで、今いる場を超えて社外に越境してみることにしました。私は首都圏ではなく地方在住ですが、幸いにもWebが発達しており、そんな地方在住な私でも気軽に参加できるようなイベントやコミュニティが調べてみるとたくさんありました。その中の一つがシン・アジャイルのコミュニティになります。

シン・アジャイルのコミュニティへ参加してみた

2023年になって、シン・アジャイルのイベントにちょこちょこ参加するようになりました。4月のシンアジャWeekだったり、各チームの活動報告だったり…その中で、とあるイベントで誘われたことをきっかけに、シン・アジャイルコミュニティのチームの一つ「じゃないアジャイル」チームに参加させてもらうようになりました。私がこうして社外のコミュニティに参加し、業務ではなく社外の人とつながるということは初めての経験であり、とても刺激的で学びを得ているなと感じます。

社内にアジャイルコミュニティを作ってみた

いろいろ社外のイベント参加されているなかで、4/19に開催された市谷さんの講演「社内にアジャイルコミュニティを立ち上げよう!」に参加し、自分でも社内で組織構造を超えたコミュニティに参加してみたいと思いました。ただ今の自分の持ち場の周辺にそのようなコミュニティなどありませんでした。ちょうどそんな時、社内でコミュニティ企画の募集がありました。私の熱量とタイミングがばっちり重なり、アジャイルコミュニティを応募し、何とか立ち上げることができました。まだまだ小さなコミュニティですが、メンバーと協力しながらとりあえず傾きをゼロにせずこれまで継続できています。

さいごに

そもそも社会が生成AIの出現などでとんでもないスピードで変革しており、予想不可能な未来になっているような気がします。ただ、こうしてふりかえってみると、私自身も2023年のスタートでは予測していなかったような現在地にいて、その過程のジャーニーの中でたくさんな学びがありました。「今」の延長線上にある予測可能な未来になるのはおもしろくないので、お先真っ暗でも素晴らしいことが隠れている可能性がある2024年にするための”今日"を生きたいと思います。
シン・アジャイル Advent Calendar 2023 7日目の記事でした。皆さんの記事も読んでていろいろな学びがあり、楽しいですね。またこれからも続くとおもうので毎日楽しみです。


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