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実録!アダルトアフィリエイトは本当に稼げる?第4回「狙うキーワードの探し方」

エログを作るうえで最も重要なことが「キーワード選び」です。
記事にするキーワードが悪ければ、質の高い記事を書いても検索上位に表示されないし、アクセスがあったとしても商品は購入されないでしょう。

では、「良いキーワード」とは一体なんでしょうか?
「良いキーワード」はどうやって探したら良いのでしょうか?
「良いキーワード」を効率よく探すにはどうすればよいでしょうか?

今回は探し方だけでなく、手間を極限まで無くすための自動化の方法までまとめてみました。非エンジニアの方は難しい内容かもしれません。こんな方法もあるんだなぁ。と参考にしていただければと思います。

過去記事は以下です。
第1回 目標達成までのプロセス
第2回 ジャンル選びと戦略
第3回 成約までの導線
第5回 ユーザーの検索意図

キーワード探しは激ムズ

この1週間いろんな情報を調査して、考えて、実践してみました。
やってみた感想は「めちゃめちゃ難しい」「時間がめっちゃかかる」

何が大変かって、無限にあるキーワードの中から最適な組み合わせを探さないといけないからです。
ネットの情報や書籍をたくさん読みましたが「良いキーワード」の定義や、具体的な探し方を解説しているものは無い。
そりゃ売るものによって「良いキーワード」は異なるし、調べ方も違ってくるだろうからね。

良いキーワードとは?

「良いキーワード」の定義を私なりにまとめるとこうです。
①キーワードの種類は、BUYクエリ、KNOWクエリ、または「悩み系」
 BUYクエリ・・・例)「TENGA おすすめ」
 KNOWクエリ・・・例)「TENGA 使い方」
 悩み系・・・例)「TENGA ばれない」
②月間検索ボリュームが300以上
 300以上をそれなりにアクセスされていると判断します。
③ SEO難易度が低いキーワード
 検索TOP10に個人記事がランクインしている。

この①でキーワードを洗い出して、②③で絞り込みます。

良いキーワードを探す手順

つまりは、こういうこと
①集客や制約につながるキーワードで、
②それなりに検索されていて、
③個人記事が上位に入る余地があるもの

異論は認めますが、他にパターンを増やすとキリがない。
現状はこの定義でキーワードを探していくこととします。

良いキーワードの探し方・手順

さぁ「良いキーワード」の定義は決まった。
で、具体的にどうやって探したらいいのか?
私はこうやって探しました。
やってみるとわかりますが、結構大変。。。
問題はのちほど語るとして、まずは具体的な手順は次の5つのStep。

Step1. 競合サイトからキーワードの元ネタを集める
Step2.元ネタキーワードを広げる
Step3.固有名詞をパターンに追加する。
Step4.自分が利用者の立場になって検索したいことを想像する
Step5.キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
Step6.Googleで検索して上位に個人記事があるか調べる

Step1. 競合サイトからキーワードの元ネタを集める

まずは「①集客や制約につながるキーワード」の元ネタを探します。
簡単なのは「ラッコキーワード」の「獲得キーワード調査」を使います。。

たとえば「ラブコスメ」の獲得キーワードを見てみましょう。
アダルトグッズ関連だと「電マ」「大人 おもちゃ」といったキーワードがあることがわかります。他にも「女性向け おもちゃ」「吸うやつ 遠隔」などたくさんキーワードが出てくるので、片っ端から抽出します。

ラッコキーワードの獲得キーワード調査

Step2. 元ネタキーワードを広げる
Step1で抽出したキーワードはビッグワードが多いため、ここからロングテールキーワードを考えます。
どのようにロングテールキーワードを考えるかは方法いろいろあると思いますが、まずは「BUYクエリ」「KNOWクエリ」「悩み系」キーワードを足していって、ロングテールキーワードを作ってみます。

例えば「大人 おもちゃ」であれば、BUYクエリを足して
「大人 おもちゃ おすすめ」のような感じ。
KNOWクエリを足すならば
「大人 おもちゃ 使い方」のように。

この作業をするだけで、キーワードはすでに数千件まで膨らみます。

Step3. 固有名詞をパターンに追加する。
抽出したキーワードを、固有名詞で置き換えてパターンを膨らませます。
例えば、
「大人 おもちゃ おすすめ」であれば
「ウーマナイザー おすすめ」のように
アダルトグッズの商品数は星の数ほどあるので、Step3の作業をすれば、キーワードは数万件まで膨らみます。。。

Step4. 自分が利用者の立場になって検索したいことを想像する

さらに広げます。
今度は、自分ならどう検索するか?
自分が消費者の立場ならどんなことに困るか?どんなことを知りたいか?
をなりきって妄想します。
例えば、
「大人 おもちゃ おすすめ」であれば
「大人 おもちゃ おすすめ 掃除が楽なやつ」
のように、自分なら後片付けが楽なものが欲しいよなぁ。といった感じ
Step4の作業をするとキーワードは数十万件まで膨らみます。。。

Step5. キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる

Step4まででキーワードは洗い出しました。
今度は条件をつけて絞っていきます。

キーワードプランナーを使って、抽出したキーワードの月間検索ボリュームを調べて、300以上のものに絞ります。
例えば、「大人 おもちゃ 安い」であれば、月間検索ボリュームは「100〜1000」で300以上の可能性があるので、キーワードの対象となります。
※キーワードプランナーで課金すれば、具体的な数字の検索ボリュームがわかります。

Step6. Googleで検索して上位に個人記事があるか調べる

最後にSEO難易度を確認します。
そのキーワードで検索して、上位TOP10に個人サイトがあれば、TOP10に入る余地がある。つまり狙うべきキーワードとします。

「大人 おもちゃ 安い」で検索すると、TOP10は大手ショップが表示されるため、このキーワードで記事を書いても検索上位に表示されることは不可能と判断します。

効率よくキーワードを探す方法

さて、狙うキーワードの探し方はわかりましたが、元ネタの数十万件のキーワードに対して、キーワードプランナーやGoogle検索をかけていくのは、とてもじゃないですけど、時間がかかりすぎて事実上不可能です。やってられません。

元ネタキーワードを抽出する作業は頑張ってやるしかないですが、
・月間検索ボリュームの取得
・検索結果のTOP10の個人サイトの有無

は、なんとか効率よくやりたいです。
そこで私、考えました。

効率化方法① 検索ボリュームの取得を自動化する。

実は、検索ボリュームはキーワードプランナーを使わずに取得できます。
それは「Google Ads API」を使って検索ボリュームを取得するのです。

例えば、「大人 おもちゃ 女性」の検索ボリュームを取得したい場合、次のようにGoogle Ads APIで提供されているPythonのプログラムを実行します。
※赤枠の部分は私の個人IDなので隠してます。

APIを使って調べると、検索ボリュームがわかるだけでなく、関連キーワードがいっぱい出てきます。キーワードによりますが40〜50件の候補と検索ボリュームが出ます。す、すごいです。最高です。

しかし、このやり方は、一般の人は難易度が高いかもしれません。
私は本業がソフトウェアエンジニアなので、ちょっと調べれば出来ますが、Google Ads APIを使うための準備が信じられないくらい手間がかかるのと難しいです。

私は以下のサイトを参考にしました。
PythonからGoogle Ads APIを使ってキーワードの検索ボリュームを取得する。
上記のサイト通りやっても100%つまずきます。まず出来ません。
私の場合、仕事で慣れてるのもあり、なんとなく感で設定を進めて出来ましたが、非エンジニアの方はなおさら厳しいかもしれません。

今回はGoogle Ads APIの設定や使い方の解説は控えますが、リクエストあれば解説するかもしれません。

効率化方法② Google検索を自動化する。

次は検索結果TOP10の調査を自動化する方法です。
まず、そもそもChromeブラウザでいちいち検索するなんてやってられません。こちらもプログラムで自動化しましょう。

で、いろいろ方法探しましたが簡単な方法は無いですね。
はい、めっちゃ難しいです。
GitHubに「Googler」というGoogle検索を行うプログラムもありましたが、私のmac環境では何故か期待通りに動作しませんでした。

なので、Beautiful Soupを使うことにしました。
Beautiful Soupとは、PythonのHTMLのパーサー?Webスクレイピングのライブラリです。

つまり仕組みを簡単に言うと、Google検索の結果のHTMLを解析して、検索結果のTOP10のタイトルとURLを抽出します。
Beautiful Soupの使い方やHTMLの解析方法は割愛しますが、私が作ったプログラム「GoogleExtractTop10.py」を動かすとこんな感じの結果が出ます。

Google検索がプログラムで実行できるようになったので、検索ボリュームが300以上のキーワードの検索結果を自動的に取得するだけです。
めっちゃ楽ちん。

効率化方法③ 検索TOP10の自動判定をする。

最後は、検索結果の解析です。
検索結果TOP10の中から大手サイトを除外します。
TOP10の中から、大手サイトを除外して、1件でも残ってれば個人サイトが残っている。つまり、検索上位に入る余地が残っているキーワードと判断できます。

この手法のポイントは大手サイトをどうやって判断するかです。
これは単純で、手動で大手サイトのデータベースを作ります。

そのため、最初は目視で検索結果を確認して、大手サイトだと思ったらデータベースに突っ込んでいきます。数百件の検索結果を目視で見ていくと、大手サイトは定まってくるので、データベース作成はそこで打ち切ります。

そして、大手サイトデータベースができたら、後は検索結果と照らし合わせていくだけです。
はい、プログラムによる自動化は、次のような流れで行います。

どらくらいのキーワードが抽出できたか?

残念ながらプログラム開発中のため、まだキーワード抽出は終わっていません。1週間の間で片手間でできるような内容じゃなかったです。
むしろ1週間でここまでやったことを誰かに褒めてもらいたいくらい。

プログラムの大まかな処理は完成してるんですが、細部が気になるのと、連続実行するとちょっと問題が出てしまい、絶賛修正中です。
プログラム完成して、キーワードが抽出できたら結果はまたお知らせしたいと思います。

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