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御相伴衆~Escorts 第一章 隣国の王子編 第七十話 姫の告白
「姫・・・!」
「姫、大丈夫?!」
飛行機が見えなくなった途端に、三の姫女美架は、立ち眩み、しゃがみ込んでしまった。柚葉と慈朗が、慌てて、傍に駆け寄った。
「だいぶ、緊張されたのですね。強行軍でしたしね」
「クッキー、頑張ったから、あんまり、寝てないね」
「大丈夫、やっぱし、緊張して、疲れたみたいだから」
「帰ったら、ゆっくり、お休みください」
「そうだね。さあ、車に乗って・・・えーと」
その時、三の姫は立ち止まった。
「我儘、言ってもいい?」
「どうぞ」
「後ろに、慈朗と乗りたい」
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